第43回日本呼吸器外科学会学術集会

会期
2026年5月14日(木)〜15日(金)
会場
つくば国際会議場
会長
佐藤 幸夫
筑波大学呼吸器外科
テーマ
DESIGN THE FUTURE -Succession & Evolution-
ポスターデザイン
馮 鐸
筑波大学大学院芸術学学位プログラム1年

会長挨拶

会長

第43回日本呼吸器外科学会学術集会
会長 佐藤 幸夫
筑波大学医学医療系呼吸器外科学 教授

このたび、第43回日本呼吸器外科学会学術集会を、2026年5月14日(木)・15日(金)の2日間、つくば国際会議場にて開催させていただくこととなり、誠に光栄に存じます。

本学術集会のテーマは
「DESIGN the FUTURE -Succession and Evolution-」
といたしました。

現在、呼吸器外科を取り巻く環境は大きく変化しています。人口構成の変化、周術期治療の進化、ロボット手術の普及、働き方改革の推進、さらには診療体制の集約化に関する議論など、多方面にわたる構造的変革の中にあります。
このような背景を踏まえテーマには、以下の思いを込めております。

  • Succession(継承):先達が築かれた知恵と技術を確実に受け継いで
  • Evolution(進化):変革をもって更なる高みを目指し
  • DESIGN the FUTURE(未来設計):呼吸器外科の持続的発展に向けた将来像を、広く議論していただきたい

また、本会のポスターデザインは、本学芸術系大学院生による授業内コンペで選んだ作品をもとにブラッシュアップしたものです。開胸手術、胸腔鏡手術、ロボット支援手術のモチーフを配し、メスから放たれるビームにより外科医の情熱が未来を切り拓く姿を象徴しています。

つくば市は風光明媚な筑波山と霞ヶ浦の間に、1970年より研究学園都市として整備され、現在では150を超える国公私立の研究機関に約2万人の研究者が従事する、日本を代表する学術拠点です。呼吸器外科学の将来を議論する場として、相応しいといえるでしょう。秋葉原からつくばエクスプレスで45分、成田空港・茨城空港からも1時間以内とアクセスも良好です。

一同、力を合わせて準備しております。多くの先生方にご参集いただき、活発な交流と熱い議論を通じて、呼吸器外科学の未来を共に描いていただきたいと存じます。