第20回日本乳癌学会関東地方会

ごあいさつ

第20回日本乳癌学会関東地方会 当番世話人

原尾 美智子

自治医科大学

外科学講座 消化器一般移植外科

原尾 美智子 伊藤 吾子

伊藤 吾子

日立総合病院 乳腺甲状腺外科

この度、第20回日本乳癌学会関東地方会の当番世話人を務めさせていただくにあたり、ご挨拶申し上げます。

今年の関東地方会は、2024年12月7日東京ビッグサイトで開催致します。第20回という記念すべき会の当番世話人を自治医科大学の原尾美智子、日立総合病院の伊藤吾子の2名で務めることとなり、身の引き締まる思いであります。

昨年は新型コロナが第5類に位置付けられて初めての開催となり、恒例の大宮ソニックシティにて、盛況かつ充実した会となりました。

コロナ禍で私たちは今まで当然だと思っていた人々のつながりやコミュニケーションが制限され、非常に閉塞感の強い日々を送らざるを得ませんでした。この度オンサイトでこのような会を開催できるにあたり、人との交流、コミュニケーションの大切さを再確認し、新たなつながりが生まれていくこと、そしてさらに乳癌治療を発展させていくことを切に願っております。

この20年余りで乳癌治療も、医療界の常識も大きく変化しました。しかし「自分たちが今できる、最良の医療を患者さんに届ける」という理念は変わることはないと考えます。

最新のエビデンスをエキスパートから学ぶと同時に、個々の症例に向き合うという点では地方会は医療の原点である気がします。

本地方会が関東甲信越の乳癌を担い、日々忙しく診療にあたっている先生方、医療スタッフに「明日からまた頑張ろう」と思ってもらえるような、そして次世代を担う若手の医師に「乳癌診療に関わりたい」と夢を持ってもらえるようなそんな会にできたら良いと考えております。

つきましては、本地方会の趣旨にご賛同いただき、合わせて諸般の事情をお汲み取りいただき、是非とも格別のご配慮、ご助力を賜りたく、よろしくお願いいたします。

末筆ながら、皆様の一層のご発展を祈念申し上げます。

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