第46回日本美容外科学会総会第148回学術集会

会長挨拶

この度、第46回日本美容外科学会総会・第148回学術集会を2023年9月14日(木)〜15日(金)の両日に渡り、パシフィコ横浜にて開催させていただくこととなりました。会長に御推挙いただいた役員並びに会員の皆様に厚く御礼申し上げます。また、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

本学会は日本形成外科学会のサブスペシャルティ学会の一つとして美容医療についての学術研究や国際交流を行っています。基本診療科である形成外科の知識や技術をベースとして、健全な美容医療の実践に向けてこれまで努力し発展してきました。

しかしながら、美容外科の歴史の中にはご承知のように異物注入によるトラブルなどの苦い経験もあります。これらは決して過去のことではなく現在も未解決です。また、美容外科は合併症や後遺症がゼロになることを目指す医療分野といってもよく、リスクマネジメントは重要といえます。

そこで今回のテーマは、あらためて「幸せを生む美容外科-Safe, Effective, Affordable」といたしました。患者さんが幸せになるということは、同時にそれを提供する我々医療者が幸せになるということでもあり、さらに言えば美容医療にかかわるすべての人の幸せに繫がります。安全で効果的な治療法、そしてより身近な美容医療について議論し追求していく学会になればと思っております。

本学会では個人情報への配慮などもありWEB配信は行わずに現地のみでの開催を予定しています。感染症対策も十分に行うことで、美容医療にかかわる多くの参加者が横浜の地に集まっていただけると考えています。また、美容医療に関する医療機器、医療材料、手術器具、医薬品などは日進月歩であり、これらについての最新の情報収集も学術集会の重要な部分です。本学術集会の場で対面でしか得られない交流もぜひ深めていただければ幸いです。

皆様の多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第46回日本美容外科学会総会・第148回学術集会
会長 武田 啓
北里大学医学部 形成外科・美容外科学 主任教授

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