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岐阜大学大学院
医学系研究科 整形外科学教室

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岐阜市柳戸1番1

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会長挨拶
会長 秋山治彦

第55回日本人工関節学会 会長

秋山 治彦

(岐阜大学大学院
医学系研究科整形外科学教室)

 この度、第55回日本人工関節学会の会長にご推挙いただき、2025年2月21日(金)・22日(土)の両日にわたりポートメッセなごやにおきまして本大会を開催させていただくことを大変光栄に存じております。伝統ある本学会を岐阜大学医学部整形外科学教室として担当させていただくこととなり、大変名誉なことと存じております。

 本学会は人工関節研究会として1971年に設立され、現在では正会員数が4,000名を超える大きな学会となっております。社会の超高齢化に伴い日本における人工関節手術数も年々増加しております。人工関節置換術は、インプラントの改良や手術方法の改善など多くの先達のご努力により、めざましい発展を遂げ、臨床成績や患者満足度も向上いたしました。しかし、人工関節に関する全ての問題、例えば超長期耐用性などが解決したわけではなく、今後も人工関節を用いた関節再建外科は、研究においても、臨床的にもさらに追求し続ける必要がございます。

 今回、第55回学術集会のテーマは、「『セレンディピティのすゝめ』~医療DXは新しい人工関節の世界を切り拓く。我々がセレンディピティを大切にして未来の夢を抱き続ければ、シンギュラリティーは来ないのかもしれない~」といたしました。昨今の医療デジタルトランスフォーメーションの急速な発展は人工関節の世界にもナビゲーション手術やロボット支援手術をはじめ、オーギュメントリアリティ(AR)やバーチャルリアリティ(VR)、人工知能(AI)を用いた診断や手術、そして術後管理、また大規模データベースの構築とそれらのデータ解析などなど、大きな変革の波が押し寄せてまいりました。2045年にはAIが人類の知能を超える技術的特異点に到達するとの学説もあります。加速度的な技術進化の中で重要なことは、それぞれの医師が研究や臨床において素敵な偶然や予想外の発見に価値を見出し、更なる発展につなげることではないでしょうか。日本人工関節学会は、研究の活性化・若手整形外科医の教育と啓発・国際化の推進などを目的としております。第55回学術集会におきましても、学会の精神や、これまでの学術集会の開催形式やプログラムを踏襲しながら、最新の技術や知見を会員が一堂に会して論議する学術集会を作り上げてまいりたいと存じます。海外の人工関節関連学会の招聘も含め国際色豊かに、さらに、関連する皆様やご協力をいただく企業の皆様と一緒に考え、創り上げてまいりたいと存じます。

 ポートメッセなごやは、名古屋市からは車、電車のほか、中川運河を航行する水上交通、クルーズ名古屋で名古屋駅周辺のビル群、パナマ運河を彷彿させる中川口通船門、そして名古屋港など多彩な景色を楽しみながらアクセスできます。また、会場周辺にはレゴランドやリニア鉄道館、SEA LIFE Nagoyaなどがあり、車ですぐのところにはジャズドリーム長島などもあります。ご家族連れで、多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

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