第31回日本胎盤学会学術集会/第41回日本絨毛性疾患研究会

会長挨拶

顔写真

第31回日本胎盤学会学術集会
第41回日本絨毛性疾患研究会

会長 加藤 聖子

(九州大学医学部 婦人科学産科学教室 教授)

第31回日本胎盤学会学術集会・第41回日本絨毛性疾患研究会を2023年11月3日(金曜日・祝日)・4日(土曜日)の2日間、九州大学医学部百年講堂において開催いたします。コロナ感染の状況が不明なため、現地+オンデマンドのハイブリッド開催にする予定です(予定が変更になった場合はこのホームページでお知らせいたします)。九州大学婦人科学産科学教室としては、第8代中野仁雄教授が第10回日本胎盤学会学術集会(第20回日本絨毛性疾患研究会を鹿児島大学教授永田行博会長と併催)、第9代和氣徳夫教授が第15回日本胎盤学会学術集会 (The 14th World Congress on Gestational Trophoblastic Disease および第25回日本絨毛性疾患研究会と併催)を担当させていただいており、16年ぶりの福岡市での開催となります。

今回、本学術集会のテーマを「つなぐ・つながるメカニズム」としました。胎盤は胎児の栄養、老廃物、ガス交換を司るだけではなく、最近の研究手法の進歩により、胎盤の進化・様々な機能が解明されてきています。特別講演には、有馬 隆博 先生 (東北大学 大学院医学系研究科 情報遺伝学分野 教授)、岩崎 渉 先生 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授)、福井 宣規 先生 (九州大学 生体防御医学研究所 免疫遺伝学分野 教授)をお招きしております。それぞれの専門的見地から最新の研究成果を紹介していただきます。

また、絨毛性疾患研究会の特別企画として今年改訂される子宮体癌ガイドラインの中から絨毛性疾患の改訂のポイントを解説していただく予定です。
11月初旬の福岡は太宰府周辺の紅葉や博多旧市街の寺社・庭園のライトアップを楽しめ、博多名物の水炊きやもつ鍋が美味しい季節でもあります。観光もかねて是非晩秋の福岡へお越し下さい。多数の皆様のご参加をお待ちしております。