第118回東北整形災害外科学会

会長挨拶

会長 宮腰 尚久

第118回東北整形災害外科学会

会長 宮腰 尚久(秋田大学大学院医学系研究科
医学専攻機能展開医学系 整形外科学講座 准教授)

第118回東北整形災害外科学会 開催形式の変更について

謹啓

このたび、第118回東北整形災害外科学会は、当初秋田市での現地開催の準備をして参りましたが、COVID-19の感染拡大が収束の兆しはいまだ見えず、参加される皆様の健康と安全を守るために熟慮を重ねた結果、ウェブ開催とすることにいたしました。

学会企画として、二つの特別講演、脊椎、外傷、膝、そして足をテーマとするシンポジウム、若手English award session、Case report award、共催セミナーなどを予定し、また東北小児整形外科研究会も併催いたします。ご協力いただきました学会員の皆様をはじめ、既に演題登録された先生、参加を快くお引き受けいただいた演者、シンポジストの先生方に感謝申し上げます。

新型コロナ感染拡大による未曾有の危機の状況を踏まえ、テーマを「新時代に挑む -Challenges toward the new era–」としました。本会は、若手の先生方の登竜門として重要な役割を担っています。これからの大きな変革を求められる新時代に挑戦する先生方にとって有意義で実りある学会になりますよう、そしてウェブ開催になり更に多くの方々のご参加いただきますよう、心よりお待ちしております。

謹白

第118回東北整形災害外科学会
会長 宮腰 尚久
(秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻機能展開医学系 整形外科学講座 准教授)

学術集会開催にあたって -2020年 10月-

謹啓 この度、第118回東北整形災害外科学会を2021年(令和3年)6月4日(金)、5日(土)の両日、秋田市にて開催することになりました。伝統ある本会を主催させていただくことは大変光栄であり、会員の皆様、関係者の方々には深く感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の蔓延は、なお予断を許さない状況にあります。まずは、新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々、ご遺族の方々にお悔やみを申し上げると共に、未だ闘病中の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。さらに、治療の最前線で尽力されている医療関係者、社会インフラを支えてくださっている皆様には、深甚なる敬意を表します。

このような非常事態のため、数多くの学会、研究会が、延期、中止やWeb開催を余儀なくされています。本学会も2020年6月26日、27日に高木理彰会長の下、山形大学整形外科主催でWeb開催が行われ、非常に新鮮で印象深く、新しい時代の始まりを感じさせる素晴らしい学会でした。したがって次回もWeb開催を企画することも可能かもしれません。しかしウィズコロナ、ポストコロナの中でも現地開催の再開を望む声は決して少なくありません。そのため、東北地区においても新たな学会のあるべき形を作り上げる必要があると考えます。私共は2020年8月、第57回日本リハビリテーション医学会学術集会をコロナ禍の京都市において、コロナ感染拡大後としては大規模学会では我が国初となる現地とオンラインによるハイブリッド開催で主催しました。感染を防ぐあらゆる対策を講じ、一人の感染者も出すことなく成功裏に終えることができました。現時点では、次回の本会は現地開催とし、感染リスクに配慮し、三密を防ぐための会場設定や、感染防護などの万全な対策を講じた上で、安心して参加出来るように入念に準備する所存です。もちろん状況によっては柔軟に対応できるよう、オンライン開催も含め、様々な場面を想定して備えます。

新型コロナ感染拡大による未曾有の危機の状況を踏まえ、テーマを「新時代に挑む -Challenges toward the new era–」としました。本会は、若手の先生方の登竜門として重要な役割を担っています。ポストコロナで大きな変革を求められる新時代に挑戦する先生方にとって有意義で実りある学会になりますよう、そして参加者の皆様が親睦を深め、初夏の秋田を楽しんでいただけるよう、多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

謹白

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