第53回九州リウマチ学会
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会長挨拶
 
第53回九州リウマチ学会
会 長 堀内 孝彦
  (九州大学病院別府病院 病院長/免疫・血液・代謝内科 教授)
 
 2017年3月11日(土)・12日(日)に別府市(ビーコンプラザ)において、第53回九州リウマチ学会を開催いたします。別府市での開催は第23回学会を2002年3月に安田正之先生が主催されて以来、実に15年ぶりとなります。学会のお世話ができますことを大変光栄に存じます。

 学会のテーマは「継往開来 ―更なる発展に向けて―」としました。私どもの九州大学別府病院の前身は1931年に開設された九州大学温泉治療学研究所であります。以来、歴代の教授は矢野良一先生、延永正先生、山本一彦先生(現日本リウマチ学会理事長、東京大学アレルギー・リウマチ内科教授)をはじめとして関節リウマチを大きなテーマとして診療・研究を行って参りました。関節リウマチ診療の草創期から現在までを経験してきた施設として今回新しく「特別企画セミナー」を第一日目の午後に設けました。「継往開来」というテーマにふさわしい関節リウマチ診療の歴史と未来を展望する内容になるよう著名な先生方にご講演をお願いしております。とくに若手の先生にご参加いただければ幸いに存じます。

 主題は「リウマチ性疾患に対する新規治療薬の使用経験」「リウマチ性疾患の脊椎病変の診断と治療」の二つについて演題募集させていただきました。この10年余りでリウマチ・膠原病の治療薬は大きく進歩しました。最初の主題では、適応症が広がっている生物学的製剤はもちろんのこと、キナーゼ阻害薬、ミコフェノール酸モフェチル、ヒドロキシクロロキン、リツキシマブなど新しい薬剤を含めたたくさんのご発表を期待しています。二つ目の主題は疾患の啓発が進んできた脊椎関節炎の診断と治療について、各ご施設の経験を提示いただき皆様方と改めて知見を共有し議論したいと思います。

 特別講演は、2018年の第62回日本リウマチ学会総会・学術集会会長の齋藤知行教授(横浜市立大学整形外科)にお願いいたしました。齋藤先生らしい高いご見識にもとづいた示唆に富むご講演をいただけると楽しみにしています。その他のセミナー、市民公開講座でも気鋭の先生から重鎮の先生方まで幅広くお願いしております。いずれもたいへん魅力的なテーマをいただいておりますので、ふるってご参加いただければと存じます。

 治療の進歩にともなって、リウマチ・膠原病の治療は医師のみならず、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養師など多職種の方々がチームとして取り組ことがますます重要になってきています。本学会で患者さんの治療にたずさわるすべての皆様方が経験と知識を共有し議論を深めることができればうれしく存じます。久しぶりの別府での学会になります。温泉にゆっくりつかりながら昭和の香りの残る別府でディープなひと時を楽しんでいただければと存じます。たくさんの皆様方のご参加をお待ち申し上げます。
 
 
 
 
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