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鎌倉にまちの活性化を楽しみながら応援していく「カマコン」という活動があります。この活動に誘発され、私たち長崎大学学生が中心となり、長崎でもこの仕組みを導入したいと考えました。
長崎は人口減少などの課題にも直面し、これからの長崎を「にゃんとかせんば」と熱い思いを持った住民の方や企業の方が多くおられます。そのような方々を立場を超えて全力で応援し、後押しする仕組みとして「DEJICON(デジコン)」を立ち上げました。
かつてイノベーションの拠点となった出島を有し、迫害や被爆の苦難を乗り越えてきた長崎。困難に立ち向かいながらも新しいものを取り入れ、共存してきた歴史を持つ長崎だからこそ、SDGsが世界的な取り組みになってきている今、新しい持続可能な社会の形を作り上げることができるのだと考えています。
地域の課題をジブンゴト化し、課題を解決するアイディアを実現につなげることで、SDGsな未来を描く最初の一歩を「デジコン」と共に踏み出しましょう。
新しいものを受け入れ、新しい文化を創った出島の過去を受け継ぎ、性別、世代、組織、業界、都市や地方、国籍などの立場を超えて、交流し幸せを紡いでいく現代版の「出島」として「デジコン」を一緒に磨きませんか。 |
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私たち長崎大学学生が作った造語です。 |
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長崎大学 赤石 孝次 |
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長崎市の人口動態を見るとコロナ禍前の 2018 年、2019 年続けて全国の市町村で最も転出超過が多く、コロナ禍の中の 2020 年には若干の改善が見られたものの転出超過が続いていることに変わりはありません。
さらに深刻なのは、転出超過数の約 50%が青年期(15歳-24歳)、約 30%が壮年期(25歳-44歳)となっており、Z 世代・ミレニアル世代の転出超過数が多く、女性の転出比率の高さにも対応が求められています。
人口流出問題は長崎市だけにとどまらず、長崎県全体で取り組まなくてはならない課題となっています。 |
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「働きたい」と思える企業を増やし、住みたいと思える地域に変え、それらの情報を届け、一人一人がジブンゴトとして楽しみながら会社や地域に関わっていく一歩を踏み出すためのスタートラインに今立っています。
思い描いたアイデア(“Dejicon”)を実際に形にしてみて、本当に人が喜んでくれるものになるか、共感してくれるものになるかを検証して、実際に受け入れられるものにみんなで磨いていくためのプロセスは長崎の未来への第一歩です。 |
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