第115回日本消化器病学会九州支部例会/第109回日本消化器内視鏡学会九州支部例会
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日程表
〈2020年6月1日現在〉
日程表
 
プログラム
プログラム
特別講演
 
■特別講演1 2020年6月19日(金)11:10-12:00
  消化器内視鏡における臨床研究の変遷:潰瘍性大腸炎関連腫瘍を実例に(内視鏡)
 
演 者: 松本 主之   (岩手医科大学 消化器内科消化管分野)
司 会: 小林 広幸   (福岡山王病院 消化器内科)
■特別講演2 2020年6月20日(土)11:10-12:00
  胃癌化学療法の現状と展望(消化器病)
 
演 者: 馬場 英司   (九州大学大学院医学研究院 社会環境医学講座 連携社会医学分野)
司 会: 下田 慎治   (九州大学医学研究院 病態修復内科学/九州大学病院臨床教育研修センター)
 
 
特別企画(公募・一部指定) 2020年6月20日(土)13:20-14:50
 
「消化器病学に携わる女性医師の環境」(消化器病)
 ~本音を語ろう いいこと、わるいこと、のぞむこと~
 
司 会: 有永 照子   (久留米大学 消化器内科)
  杉本 理恵   (九州がんセンター 消化器・肝胆膵内科)
司会の言葉
 九州支部例会女性医師の会の特別企画は2017年から始まり、これまで講演会「しなやかなワークライフバランスを目指して」、「トップリーダーにきく」、「げんばびと 現場のリーダーとの対話」の企画を行ってきました。大規模アンケート調査に基づきリーダーへ質問なども行いました。
 4年目になる今回はいよいよ就労や研究の環境に対する女性医師の本音 いいこと、わるいこと、のぞむこと(特に若い先生からの要望など)を発表していただき、お互い共有し各施設あるいは皆さんの環境を向上させるために役立ててもらおうと考えています。多くの施設からの発表をお待ちしています。
 
 
シンポジウム(公募)
 
■シンポジウム1 2020年6月19日(金)9:00-11:00
  消化器内視鏡治療における偶発症の治療戦略(消化器病・内視鏡)
 
司 会: 植木 敏晴   (福岡大学筑紫病院 消化器内科)
  大塚 隆生   (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 消化器・乳腺甲状腺外科学)
司会の言葉
 消化器内視鏡治療の進歩は著しく、多くの患者が低侵襲治療の恩恵を受けることができるようになってきた。一方、日本消化器内視鏡学会の全国調査によると内視鏡治療関連の致死的偶発症は依然一定頻度で発生しており、最近では各種治療法に対するガイドラインも整備されてきてはいるものの、完全に偶発症をゼロにすることは難しく、各施設ではガイドラインを基にさらに個別に対策を講じているのが現状であろうと思われる。本セッションでは偶発症が起こった場合の各施設でのリカバリー戦略に関する演題を、消化器内視鏡治療がカバーする消化管、胆膵、門亢症治療などの全ての領域から募集する。なお偶発症発症予防対策の演題は本セッションでは対象としない。
■シンポジウム2 2020年6月20日(土)9:00-11:00
  IBD special situation における諸問題(消化器病・内視鏡)
 
司 会: 江﨑 幹宏   (佐賀大学医学部附属病院 光学医療診療部)
  山本 章二朗   (宮崎大学医学部附属病院 消化器内科)
司会の言葉
 近年、炎症性腸疾患(IBD)の治療はめざましく進歩している。5-ASA製剤やステロイドといった基本治療薬の改良のみならず、免疫調節薬、TNFα阻害薬、抗IL-12/23抗体製剤、JAK阻害薬、抗インテグリンα4β7抗体製剤など、新たな治療薬が次々と登場している。一方、IBD患者の増加に伴い、高齢発症IBDや妊娠合併IBDにおける薬剤選択、あるいは小児IBDにおける超早期発症IBD(VEO-IBD)との鑑別などの問題が取りざたされるようになった。また、長期経過例の増加とともにcolitic cancerを含めた悪性腫瘍合併IBDも増加しており、IBD診療においてはこれらの様々な局面にどのように対処していくべきかが議論されている。そこで本シンポジウムでは、このようなIBDのspecial situationにおける各施設での検討結果や方針などについてご発表いただき、諸問題について討論したい。白熱したディスカッションを行いたく、多数の興味深い演題を期待している。
■シンポジウム3 2020年6月19日(金)9:00-11:00
  肝がん治療の最前線(消化器病)
 
司 会: 吉住 朋晴   (九州大学大学院 消化器・総合外科)
  田中 基彦   (熊本大学大学院 生命科学研究部 消化器内科学分野)
司会の言葉
 本邦における肝がんの治療は、外科切除・焼灼療法・化学塞栓療法・肝動注療法などの組み合わせで行われてきた。最近の話題として、NASHなどウイルス肝炎以外を基礎疾患とした肝がんの増加、分子標的薬の相次ぐ保険承認などがあげられ、今後の肝がんの治療戦略は、これまでのものから大きく変化する可能性がある。また、肝移植の保険適応基準がこれまでのミラノ基準から、5-5-500(腫瘍径5cm以内・5個以内・AFP500ng/ml以下)ルールに拡大され、肝移植が肝がんに対する治療の選択肢となる可能性が広がった。このセッションでは、それぞれの診療科の立場から、データに基づいた幅広い演題を応募し、これからの治療成績の向上につながる実りある討論を期待したい。
■シンポジウム4 2020年6月19日(金)13:20-15:20
  知っておくべき新たな薬剤性消化器障害の現状と課題(内視鏡)
 
司 会: 外間 昭   (琉球大学医学部附属病院 光学医療診療部)
  鳥巣 剛弘   (九州大学大学院 病態機能内科学)
司会の言葉
 薬剤性消化器傷害は、これまで非ステロイド性抗炎症薬や抗血栓薬による症例が主体であった。近年、免疫チェックポイント阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬、炭酸ランタン、ビスホスホネート製剤、プロトンポンプ阻害薬など新たな原因薬剤が加わり、時に重篤な障害を来たしている。本シンポジウムでは、幅広く全消化管と肝胆膵領域における新たな薬剤性障害の特徴や既知の薬剤性障害の発症機序や増悪因子などの新知見に関して、診療の現状と課題を討論していただきたい。
 
 
ワークショップ(公募)
 
■ワークショップ1 2020年6月20日(土)13:20-15:20
  消化管粘膜下腫瘍における治療戦略(消化器病・内視鏡)
 
司 会: 沖 英次   (九州大学病院 消化管外科)
  下田 良   (佐賀大学医学部附属病院 光学医療診療部)
司会の言葉
 消化管粘膜下腫瘍は従来、治療前に診断がつかないことが多かったため、そのサイズや表面の性状で治療適応が決定されることが一般的でした。しかし近年ではEUS併用下のfine needle aspiration biopsy(FNAB)や粘膜切開直視下生検法などが各施設で導入され、病理診断が得られてから治療方針を決定する頻度が高くなってきました。また治療に関しても腹腔鏡下手術や腹腔鏡内視鏡合同手術(LECS)の導入により、従来では困難だった領域でも低侵襲に局所切除を行うことが可能となっています。しかし一方で、1cm以下の小さな粘膜下治療でもGISTと診断されれば切除が適応となるため、過剰な診療が行われている可能性もあります。本セッションでは各施設における現在の消化管粘膜下腫瘍の現状と治療戦略について発表していただきたいと考えています。新しい治療戦略を構築する上で参考となれば幸いです。
■ワークショップ2 2020年6月19日(金)13:20-15:20
  消化器病における若手医師のトレーニング(消化器病・内視鏡)
 
司 会: 小森 敦正   (長崎医療センター臨床研究センター 難治性疾患研究部)
  森山 智彦   (九州大学病院 国際医療部)
司会の言葉
 消化器病診療に関わる医師には、日々高度な専門的知識と技術が必要になってきている。消化器癌に対する画像強調拡大観察や内視鏡治療、腹腔鏡手術、炎症性腸疾患に対する抗体療法、C型肝炎に対する抗ウイルス療法など、過去20年間にこの領域で達成された劇的な進化もその一因である。その一方で彼らを取り巻く社会環境も、特に若手医師の間では、働き方改革や新専門医制度などへの対応という点で大きく変化しつつある。
 このような状況のなか、消化器病を専門とする若手医師教育の見直しや、新しい発想と方法(論)の導入は重要な課題であると考える。本セッションでは、各施設における若手医師に対する教育・育成への取り組みや効果、問題点、今後の課題に関する演題を内科・外科を問わず広く募集し、消化器病における未来へ向けた、より充実した若手医師の育成方法について議論を交わしたい。
■ワークショップ3 2020年6月20日(土)9:00-11:00
  消化器疾患における画像強調内視鏡の有用性と限界(内視鏡)
 
司 会: 上尾 哲也   (大分赤十字病院 消化器内科)
  上村 修司   (鹿児島大学病院 光学医療診療部(消化器内科))
司会の言葉
 本邦における近年の画像診断学・機器の進歩はめざましく,消化器疾患における内視鏡診断は、NBI、BLI/LCIなどの画像強調観察を併用した拡大内視鏡観察法にて様々な検討がなされ、その有用性が多数報告されている。さらに最近では、共焦点レーザー顕微内視鏡や超拡大内視鏡が登場し、各種疾患の診断に対する有用性の検討が行われている。また、画像強調内視鏡の対象は、sporadicな腫瘍のみでなく炎症性腸疾患や炎症性腸疾患関連腫瘍にも拡大され、その応用への取り組みが行われている。
 本セッションでは、消化管の腫瘍性および炎症性疾患における画像強調内視鏡の最新の知見を発表して頂き、その有用性や限界点を整理し、その将来展望を明らかにしたい。探索的検討から実臨床での有用性の検証まで広く演題を募る。
■ワークショップ4 2020年6月20日(土)13:20-15:20
  胆膵悪性腫瘍への取り組み(消化器病)
 
司 会: 藤森 尚   (九州大学大学院 病態制御内科)
  草場 仁志   (九州大学大学院医学研究院 連携病態修復内科学)
司会の言葉
 膵癌、胆道癌は難治癌の代表格であり、治療成績向上が切望されている。予後が良いと考えられていた膵神経内分泌腫瘍もひとたび転移を伴えば、決して満足できる治療成績ではない。胆膵悪性腫瘍の予後向上には、早期診断・内視鏡診療・外科治療・放射線(粒子線)治療・化学療法・緩和ケアなど、あらゆる面からのアプローチが必要であり、正に集学的治療が求められている。本セッションでは、胆膵悪性腫瘍に対する各施設の診療成績や予後向上への取り組みを呈示して頂き、難治癌の突破口となるような議論を期待したい。胆膵内視鏡(EUS・ERCP関連手技)、術前・術後補助療法を含む外科手術成績、切除不能症例に対する化学療法など、内科・外科双方から幅広く演題を募集する。
 
 
消化器病学会九州支部専門医セミナー 2020年6月20日(土)15:35-16:35
 
1. 肝臓  
演 者: 一木 康則   (JCHO九州病院 内科)
2. 胆膵  
演 者: 橋元 慎一   (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学)
3. 消化管  
演 者: 梅野 淳嗣   (九州大学大学院 病態機能内科学)
     
司 会: 下田 慎治   (九州大学医学研究院 病態修復内科学/九州大学病院臨床教育研修センター)
 
 
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第115回日本消化器病学会 九州支部例会>
九州大学医学研究院 病態修復内科学
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