会長挨拶

第24回日本がん免疫学会総会
会長 鳥越 俊彦
(札幌医科大学医学部 病理学第一講座 教授)

鳥越 俊彦

この度、第24回日本がん免疫学会総会会長を拝命し、大変光栄に存じます。

がん免疫療法は進行がん治療の標準治療に位置づけられ、臨床的には単剤療法から複合免疫療法へ、second lineからfirst lineへと、速いスピードで進化を遂げつつあります。しかしながら、バイオマーカーの確立、作用機序の解明など、基礎的研究が追いついていないのが現状であり、基盤的がん免疫研究を強力に推し進めることの重要性が高まっています。その推進力の1つはNew technologyです。特にSingle Cell Omics Technologyは腫瘍微小環境の解明にbreakthroughをもたらしつつあります。2つめの推進力は異分野の融合です。特に、ゲノム医学と免疫学と病理学の融合Patho-immuno-genomicsは、がん免疫研究に新たな視点をもたらします。そこで本総会では「次なる飛翔への挑戦」をテーマに、国内外から最先端を走る研究者を招き、これら推進力の可能性と重要性をクローズアップする企画を設けます。また、若手研究者と臨床医のためのビギナーズセミナー、製薬企業の研究者にご発表いただく産学交流セッション、基礎と臨床を橋渡しするClinical Question and Answerなど、新しい企画も準備したいと考えております。

本総会が参加者全員にとって記憶に残る有意義な学術集会となりますよう誠心誠意、尽力いたしますので、どうぞご賛同のほど、お願い申し上げます。

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