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第30回日本創外固定・骨延長学会学術集会
ご挨拶
 
白濵 正博    
  会長 白濵 正博
(久留米大学医学部整形外科学教室 骨折外傷担当教授)
 この度、第30回日本創外固定・骨延長学会学術集会を平成29年3月3日(金)、4日(土)の2日間、福岡県久留米市の久留米シティプラザにおきまして開催させていただくこととなりました。

 創外固定器は骨折の治療において、プレートや髄内釘と共になくてはならない治療機器で、特に開放骨折や骨盤骨折に対する初期固定、重症な多発外傷におけるdamage controlとしての初期治療として重要な治療機器であります。また、骨折治療の過程における変形や偽関節、骨髄炎、大きな骨欠損や骨短縮等の合併症に対する治療機器としても非常に重要であります。さらに、成長障害による低身長症や先天性の骨短縮症に対する骨延長術など用途は幅広くにわたっています。
 本学会は今回で第30回を迎え、創外固定器も日々進歩し、改良されて自由度も精度も高くなったと共に学会発表内容も多様化と専門化してきました。しかし、創外固定による治療はそんなに難しい治療機器ではなく、もっと若い先生方や他の専門分野の先生方にも、幅広く容易に活用できるようにならなければならない技術と思っています。

 今回は「技術の極」をテーマとして取り上げ、長年、創外固定期を用いて治療に貢献してこられた先生方の技術のコツ、工夫、限界を多くの先生方に知っていただきたいと思います。海外からは最新の創外固定器による治療を行っておられるロシアのLN. Solomin先生と、アメリカから小児に対する変形矯正・延長の多くの経験を持たれているML.Samchukov先生、中国から創外固定を用いた独創的な治療を行っておられる曲 龍先生を特別講演として招聘しています。また、シンポジウムとして災害時を含めた外傷急性期における「急性期外傷に対する創外固定を用いた治療」と「骨折の合併症に対する創外固定を用いた治療」、そして高齢化社会に伴う「脆弱性骨折に対する創外固定を用いた治療」を取り上げたいと思っています。パネルディスカッションでは「創外固定でなければ出来ない治療」と「骨延長術の限界と予後」について検討したいと思っています。また、金沢大学整形外科教授:土屋弘行先生、秋田大学整形外科教授:島田洋一先生、福岡市立こども病院整形外科:高村和幸先生に教育研修講演をお願いいたしました。創外固定を用いた治療が広く社会の人々の健康のため普及、貢献できるようになるような学術集会にしたいと思っています。

 久留米市は人口30万人あまりの地方都市ではありますが、豚骨ラーメン発祥の地、焼き鳥日本一、日本酒や焼酎、ワインの産地でもあり、湯布院や黒川温泉、吉野ヶ里遺跡、博多・中洲など九州の主要観光地へのアクセスも非常に良い町でもあります。また、会場は市の中心部に平成28年4月にオープンしたばかりの立派なホールであります。本学術集会を主宰させていただきますことは、このうえない光栄であると存じ、実り多き学会となりますよう誠心誠意努力してまいる所存ですので、ぜひ参加のほどよろしくお願いいたします。
 
    久留米大学医学部整形外科学教室
〒830-0011福岡県久留米市旭町67
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