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第84回日本循環器学会学術集会 会長:木村 剛(京都大学大学院医学研究科 循環器内科学 教授) 会期:2020年3月13日(金)~15日(日) 京都国際会館 グランドプリンスホテル京都 第84回日本循環器学会学術集会

会長挨拶

第84回日本循環器学会学術集会 会長
京都大学大学院循環器内科学 教授
木村 剛

 いよいよ3月13日から3日間の会期で国立京都国際会館およびグランドプリンスホテル京都において第84回日本循環器学会年次学術集会 (JCS 2020 Kyoto)が始まります。今回は和歌山県立医科大学循環器内科教授赤阪隆史先生が会長を務められるAPSC (Asian Pacific Society of Cardiology) 2020との合同開催となります。今回、APSCとの合同開催は、アジアの皆様にJCSに御参加いただきJCSの良さを知っていただく非常に良い機会であると考えています。そのためにJCS 2020とAPSC 2020の間の垣根は全て取り払い、皆様が自由にどちらのプログラムにも御参加いただけるようにしております。

 またJCS 2020 Kyoto では蘇生科学シンポジウム (j-ReSS) が開催され、APSC/JCS 2020 参加者は無料で聴講いただけます。日本循環器学会救急委員会を中心とした活動が日本の蘇生科学の進歩に果たした役割は非常に大きく、j-ReSSがJCS 2020 Kyotoで開催されることを大変嬉しく思っております。
 学術集会において最も重要なことはプログラムの充実であると考えます。
 JCS 2020 Kyotoでは、メインテーマを “Change Practice” とし、プログラムは「教育的かつ挑戦的」であることを掲げ、循環器領域の最新の知見を整理し、診療をどのように変えて行くか(Change Practice)を議論することを目指しております。
 Patrick Serruys教授によるMIKAMO Lecture、萩原正敏教授による真下記念講演、さらにプレナリーセッション、シンポジウムなどの日本循環器学会プログラム委員会企画セッション、さらに非常に注目すべき新たなガイドライン6本の発表が予定されております。特に「弁膜症治療に関するガイドライン」や「2020年JCSガイドラインフォーカスアップデート版冠動脈疾患患者における抗血栓療法」は大きく治療法が変化する領域において、国際的に見ても最新のメッセージを発信することになります。
 さらにJCS 2020 Kyotoでは会長校企画として多くの新たな試みを行っております。
「Change Practice Series」では、今、診療をこのように変えて行くべきであるという主張が込められています。さらに多くの「Debate Session」を企画し、循環器の幅広い領域で今、議論すべきテーマを網羅しております。また症例ベースで治療法を考えていくことが非常に重要であり、「この症例をどうする」や「合併症はこのとき起こる」などのセッションにおいて、日常臨床で遭遇する多くの問題について解決法を学ぶことが出来ます。また最近の学会では治療の適応について議論されることが少なくなっていることが残念ですが、「適応」は医療の基本であり、それを議論することは学術集会の中心的使命であると考えます。PCI、心房細動アブレーション、TAVIについて「適応を考える」セッションを企画しております。治療方針を決定する上では所謂「Shared Decision Making」が重要ですが、とりわけ適切な判断の材料になる正しい情報を患者サイドに提供すること、患者の価値観を尊重することを主張したいと思います。これらの多くのセッションでAudience Response を組み込み、聴講者とInteractive な形で議論を進めて参ります。
 さらに臨床研究を推進するセッションとして「臨床研究の基礎: ケーススタディー」において、臨床研究の立案からデザイン、データ収集、解析、論文執筆までの全過程を実際のケースを通じて学んでいただきます。また進歩の著しい基礎研究領域では、基礎研究者を対象としたセッションを充実させると同時に、基礎研究の現状と将来の可能性を臨床医に分りやすい形で紹介する「臨床医にもわかる基礎研究」や「循環器ゲノム診療の夜明け!」などのセッションを組んでおります。
 また医学生、初期研修医に循環器に興味を持っていただきたい、早い時期に英語での発表を経験していただきたいという意図で、医学生、初期研修医による英語での症例報告セッションを1日かけて行い、時間を十分に取って教育的な議論を行います。
 現在の医療は薬物治療や侵襲的治療に偏重しすぎであると感じます。特に循環器と関わりの深い糖尿病の治療は大きく変えて行かなければなりません。JCS 2020 Kyotoでは日本糖尿病学会と連携して作成された「JDS-JCS合同ステートメント」が発表されます。また「2型糖尿病治療のパラダイムシフト: HbA1c 至上主義からの脱却」と題した会長校セッションでは、HbA1c値よりも患者の価値観や生きる喜びを重視して糖尿病診療を行うべきであると主張いたします。また本来、循環器疾患・生活習慣病の予防,治療は生活習慣改善にあるべきということで、「人生100年時代の健康長寿」シリーズセッションを企画しました。従来あまり取りあげられなかった「心の健康」については京都の高僧や脳科学者にお話をいただき、また新たな切り口として「若い時こそ健康長寿を目指そう!!」と訴えております。その他、「食事」「運動」「睡眠」「禁煙」「転倒」「ライフスタイルを変える」などについて新たな視点で切り込んでおります。これら「人生100年時代の健康長寿」シリーズは「学会を市民に公開する」というスローガンのもと一般公開されます。これは通常の市民公開講座とは異なり、多くの医療関係者も参加するセッションを市民に公開するものです。高名な講師の皆様に医療関係者が興味を持つような研究成果を一般市民にも分かりやすく御講演いただきます。
 JCS 2020 KyotoではAPSCとの合同開催であり、英語セッションを基本にすると言っておりますが、実際にはセッション数が従来の日本循環器学会年次学術集会の2倍以上あり、日本語セッションも多くの会場で切れ目なく開催されております。先に御紹介しました「この症例をどうする」「合併症はこのとき起こる」「適応を考える」「人生100年時代の健康長寿」などに加えて心不全診療、心臓リハビリテーションのセッションは日本語で行います。さらに「最新治療を学ぶ」という11セッションのシリーズで循環器の広い領域を網羅する形で最新の動向を知ることができる日本語の教育的セッションも企画しております。また循環器医療体制の改革は待ったなしであり、循環器内科医の働き方改革、循環器内科の男女共同参画、今後の循環器救急医療体制、地方の医療などについて改革に向けて前向きに日本語で議論する場を多く設けております。
 プログラム企画は1年以上の時間をかけて練り上げており、一流国際学会と比較いたしましてもそのクオリティにおいて勝るとも劣らないと自負しております。若い先生方には日本におりながら国際学会に参加している感覚を楽しんでいただければと願っております。
 非常に興味深い多くのセッションが同時に開催されておりますので、興味はあったが聴講できなかったというケースも多くなろうかと思います。JCS 2020 Kyotoでは参加者限定サービスとして、多くのセッションにおいて、御承諾が得られた演者の発表スライドをダウンロードしていただきます。さらに限られたセッションということにはなりますが、セッションのビデオ動画を参加者限定で無料配信致します。
 現場で働く医師は普段,診療や業務に忙殺されてゆっくり学んだり考えたりする時間がなかなか取れません。しかし「学びて思わざれば則ち罔く、思うて学ばざれば則ち殆し」です。良い医療を行うためには学び、考えることが重要であり、そのための充電の時間を確保することが必要です。JCS 2020 Kyotoは循環器医療において最高の教育的機会を提供しますので、できるだけ多くの皆様、特に若手の先生方に御参加いただき充電の時間としていただくよう願っております。
 参加者の皆様に「JCS 2020に参加して本当に良かった、勉強になった」と言っていただけるような,記憶に残る充実した会を目指して精一杯努力する所存です。JCS 2020 Kyoto は最高のプログラムとホスピタリティで皆様のお越しをお待ちしております。
多くの皆様に京都でのAPSC/JCS 2020 に御参集いただきますよう御願い申し上げます。

第84回日本循環器学会学術集会運営事務局
〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-6-13 (株)コングレ内
Tel : 06-6233-9041 Fax : 06-6229-2556 E-mail : jcs2020@congre.co.jp