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第84回日本循環器学会学術集会 会長:木村 剛(京都大学大学院医学研究科 循環器内科学 教授) 会期:2020年3月13日(金)~15日(日) 京都国際会館 グランドプリンスホテル京都 第84回日本循環器学会学術集会

会長挨拶

第84回日本循環器学会学術集会 会長
京都大学大学院循環器内科学 教授
木村 剛

 3月の開催予定が延期になり、2020年7月31日(金)から8月2日(日)まで京都で開催を予定しておりました第84回日本循環器学会学術集会は新型コロナウイルス感染拡大で10000人以上の参加者が集う対面の学術集会として開催出来る見通しが立たないため、Web を用いたオンライン学術集会として開催致します。
2020年7月27日(月)から8月2日(日)まで “The Week for JCS 2020”として、一般演題を含めて当初予定していたほとんどのセッションをライブあるいはオンデマンド配信いたします。

 新型コロナウイルス感染拡大で、少し前には死亡するなどと考えもしなかった多くの方がお亡くなりになり、さらに多くの方が闘病中であり、そして非常に多くの方が経済的に困窮されている有事に、平時と同じような学会を開催する意味について思うところもございます。一方でこのような時にこそ、循環器診療についての最新情報を学び、With COVID、Post COVID 時代の循環器診療を考えることは日本循環器学会の重要なミッションであると考えます。
 また多くの学術集会が中止される中で、循環器領域で活動する仲間とコミュニケーションを取る機会も激減しております。オンラインとはいえ多くの皆様に座長、コメンテーターの前で発表し議論していただく機会を持っていただくことは貴重ですし、また視聴される皆様にとっても久しぶりに多くの仲間の顔を見ることのできる良い機会になるものと信じております。

 学術集会において最も重要なことはプログラムの充実であると考えます。

 残念ながらAPSC 2020 は新型コロナウイルス感染拡大で中止となってしまいましたが、蘇生科学シンポジウム (j-ReSS) はそのまま開催されます。日本循環器学会救急委員会を中心とした活動が日本の蘇生科学の進歩に果たした役割は非常に大きく、j-ReSSがJCS 2020 Kyotoで開催されることを大変嬉しく思っております。
 JCS 2020 Kyotoでは、メインテーマを “Change Practice” とし、プログラムは「教育的かつ挑戦的」であることを掲げ、循環器領域の最新の知見を整理し、診療をどのように変えて行くか(Change Practice)を議論することを目指しております。
 Patrick Serruys教授によるMIKAMO Lecture、萩原正敏教授による真下記念講演、さらにプレナリーセッション、シンポジウムなどの日本循環器学会プログラム委員会企画セッションは例年通りに開催いたします。
 今回、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、オープニングセレモニーで京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授に感染症専門家と対談いただきます。また新型コロナウイルス感染関連セッションを追加し、クロージングセッションはWith COVID、Post COVID 時代の循環器診療を考える企画としております。
 さらにJCS 2020 Kyotoでは会長校企画として多くの新たな試みを行っております。
「Change Practice Series」に は、今、診療をこのように変えて行くべきであるという主張が込められています。さらに多くの「Debate Session」を企画し、循環器の幅広い領域で今、議論すべきテーマを網羅しております。また症例ベースで治療法を考えていくことが非常に重要であり、「この症例をどうする」や「合併症はこのとき起こる」などのセッションにおいて、日常臨床で遭遇する多くの問題について解決法を学ぶことが出来ます。また最近の学会では治療の適応について議論されることが少なくなっていることが残念ですが、「適応」は医療の基本であり、それを議論することは学術集会の中心的使命であると考えます。PCI、心房細動アブレーション、TAVIについて「適応を考える」セッションを企画しております。治療方針を決定する上では所謂「Shared Decision Making」が重要ですが、とりわけ適切な判断の材料になる正しい情報を患者サイドに提供すること、患者の価値観を尊重することを主張したいと思います。これらの多くのセッションでAudience Response を組み込み、聴講者とInteractive な形で議論を進めて参ります。
 さらに臨床研究を推進するセッションとして「臨床研究の基礎: ケーススタディー」において、臨床研究の立案からデザイン、データ収集、解析、論文執筆までの全過程を実際のケースを通じて学んでいただきます。また進歩の著しい基礎研究領域では、基礎研究者を対象としたセッションを充実させると同時に、基礎研究の現状と将来の可能性を臨床医に分りやすい形で紹介する「臨床医にもわかる基礎研究」や「循環器ゲノム診療の夜明け!」などのセッションを組んでおります。
 また医学生、初期研修医に循環器に興味を持っていただきたい、早い時期に英語での発表を経験していただきたいという意図で、医学生、初期研修医による英語での症例報告セッションを 行い、時間を十分に取って教育的な議論を行います。
 現在の医療は薬物治療や侵襲的治療に偏重しすぎであると感じます。特に循環器と関わりの深い糖尿病の治療は大きく変えて行かなければなりません。 「2型糖尿病治療のパラダイムシフト: HbA1c 至上主義からの脱却」と題した会長校セッションでは、HbA1c値よりも患者の価値観や生きる喜びを重視して糖尿病診療を行うべきであると主張いたします。また本来、循環器疾患・生活習慣病の予防,治療は生活習慣改善にあるべきということで、「人生100年時代の健康長寿」シリーズセッションを企画しました。従来あまり取りあげられなかった「心の健康」については京都の高僧や脳科学者にお話をいただき、また新たな切り口として「若い時こそ健康長寿を目指そう!!」と訴えております。その他、「食事」「運動」「睡眠」「禁煙」「転倒」「ライフスタイルを変える」などについて新たな視点で切り込んでおります。これら「人生100年時代の健康長寿」シリーズは「学会を市民に公開する」というスローガンのもと一般公開されます。これは通常の市民公開講座とは異なり、多くの医療関係者も参加するセッションを市民に公開するものです。高名な講師の皆様に医療関係者が興味を持つような研究成果を一般市民にも分かりやすく御講演いただきます。

 通常の学術集会では セッションが同時 開催された場合に 、興味はあったが聴講できなかったというケースも多くなりますが、 JCS 2020 Kyotoでは全てのセッションを “The Week for JCS 2020” 以降3ヵ月程度の期間オンデマンド配信いたします。また 御承諾が得られた演者の発表スライドの ダウンロードサービスも行います 。さらにオンライン学術集会のメリットを活かして、視聴者からの御質問をとりまとめて、可能な限り演者に御回答いただくことも企画しております。

 オンラインで日本循環器学会という巨大な学術集会の開催を準備することは我々にとって大きな困難を伴うものであると覚悟しております。しかしながらWith COVID、Post COVID 時代はコロナ鬱に閉じこもるのではなく、皆が知恵を絞ってチャレンジして行くべき時代であると考えております。オンライン学術集会の開催にあたりまして、種々の不都合、不行き届きもあろうかと思いますが、今後のモデルとなるようなオンライン学術集会になるよう全力で立ち向かう所存です。

 多くの皆様に JCS 2020 Kyoto に御参加 いただきますよう御願い申し上げます。

第84回日本循環器学会学術集会運営事務局
〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-6-13 (株)コングレ内
Tel : 06-6233-9041 Fax : 06-6229-2556 E-mail : jcs2020@congre.co.jp