会長挨拶

日本臨床麻酔学会 第41回大会

会長 山蔭 道明

札幌医科大学医学部麻酔科学講座 教授

山蔭 道明

会長挨拶《第3報》2021年10月1日

Hybrid開催決定!

2021年11月5日(金) 、11月6日(土)の2日間の日程で、札幌のロイトンホテルを使用し、日本臨床麻酔学会第41回大会を主催します。テーマは「臨床麻酔を極めるーコロナ禍を超えて」としました。未曾有のウイルス感染症が猛威を振るう中、なかなか現地開催の医学大会は縮小あるいは中止を余儀なくされてきましたが、感染状況の推移を見越し、また医療者や参加関係者のワクチン接種がほとんど済んでいることから、現地開催を決断しました。一方、非常事態制限を解除された場合であっても、県を跨いだ移動を制限される県があるとも聞いております。ご家庭や所属機関によっては、札幌への移動を躊躇せざるを得ない麻酔科医・関係者もいるかと思います。そのため、今回は現地開催+ライブ配信のハイブリッド開催としました。オンデマンドでは味わえないライブ感覚で参加いただければと思います。一般演題も現地に来ることができなかったとしても会場にいるかのようなライブ感のある発表を検討しています。今後のHybrid学会開催のモデルになるのではないかと自負しています。

今回は、記念講演として、長らく現役でスキージャンプ競技に携わられた葛西紀明さまに「競技を長く続けるモチベーション」と題してご講演いただきます。我々が麻酔科医として長く医療に携わるヒントをいただけるものと期待しています。また、招請講演は、AI、がん遺伝子、アフターコロナ、認知機能、再生医療と興味深いテーマを選んでみました。シンポジウムも心臓手術時の凝固管理にはじまり、酸素化の功罪、今話題の無痛分娩、術後認知機能、成人先天性疾患、小児の緩和ケア、区域麻酔、COVID-19と集中治療、覚醒下手術、その他多領域での麻酔管理など多岐にわたっており、演者を含め遠隔参加も可能で、ライブ感のある議論が繰り広げられると思っております。教育講演やPros & Consも期待感十分です。「それってどうなの?」と思うテーマが揃っており、未だに議論の余地のある分野は多くあります。教育講演も改めて勉強してみたい項目ばかりを集めてみました。それぞれの領域のエキスパートの話をライブで楽しむことができます。また、現地開催でしか叶わない領域講習を十分な数と内容を用意させていただきました。是非、ここで麻酔科専門医更新のための講習を受講ください。共催セミナーも企業展示も、このコロナ禍の中、多くの協賛をいただき、企業や製薬会社の意気込みも感じられます。久しぶりに企業参加の方々とも情報交換をお楽しみください。

感染対策は万全です。密を避け、十分に換気することはもちろん、学会参加の非医療者もワクチン接種を前提とし、抗原検査キットも用意しております。是非、安心してご参加ください。残念ながら、大勢が参加する懇親会等は断念させていただきましたが、北海道スタイルを厳格に守る飲食店は10月中に調査し、我々がお勧めするお店としてHPに紹介させてもらおうと思っております。北海道は現在、従業員のワクチン接種と出勤前の抗原検査を義務づけ、基準を満たす飲食店を調査して、公式に認証公表しようとしています。これを利用したいと思います。

晩秋となる札幌で、是非久しぶりに皆さんと対面でホットな議論を繰り広げたいと思っております。是非、ご参加の検討をお願いいたします。

感染者、重症者のさらなる減少を願って…

2021年(令和3年)10月吉日

会長挨拶《第2報》2021年8月19日

会員の先生におかれましては、コロナ禍にあって多忙な臨床業務に加え、不自由な日常生活を強いられていることと拝察申し上げます。

さて、日本臨床麻酔学会は、初代会長の故小坂二度見先生の創案により、継続的な大会企画、国際交流を二本柱として1980年に設立されました。この流れは40年以上脈々と引き継がれ、現在では会員も5,000名を超え、学術大会も3,000名以上が参加する大規模な学会へと成長し、公益社団法人日本麻酔科学会についで、麻酔科領域では2番目の規模を誇ります。

本学会の第41回学術大会は、テーマを「臨床麻酔を極める-コロナ禍を超えて」“To master clinical anesthesia - beyond the new coronavirus disaster”とさせていただきました。今までに蓄積された臨床麻酔におけるエビデンスを持ち寄り、議論し、われわれが持っている臨床麻酔における知識や技術を限りなく高めようというのがテーマの趣旨です。
本大会のプログラムには、国内の新進気鋭の若手の先生による教育講演やシンポジウムを中心として企画を用意しました。また、ハンズオンセミナーなどの他、臨床麻酔に特徴的なホットな一般演題を予定しております。世界で初めて麻酔薬として臨床使用されるようになった静脈麻酔薬レミマゾラムにも焦点を当てたいと考えています。

コロナ禍の状況を判断した結果、11月の初旬にはある程度感染状況が落ち着いているであろうこと、そして医療従事者はもちろん、参加関係者を含め一般の市民の多くがワクチン接種を受けているであろうことを予測し、現地開催+Web Live双方向参加を組み合わせたHybrid開催とすることを決定いたしました。

地域によっては都道府県を越えた移動を制限されている自治体や施設があると考えます。そのような会員の先生方も講演や座長、さらに一般演題発表者も遠方からでも参加できるHybrid開催としました。一般演題を含め双方向性のLive Hybrid開催は過去にも例はないかもしれません。このような発表形態が今後発展するとも思っております。

大会HPもそれに合わせて、プログラム、事前参加、宿泊等の案内を開始します。感染防御をきちんと行った上で、安心して現地でそしてWeb上で多くのディスカッションができることを楽しみにしております。日本麻酔科学会の講習会も予定通り行う予定です。また、関連学会の各種委員会も受け付けております。学会事務局まで是非ご連絡ください。

2021年(令和3年)8月吉日

会長挨拶

会員の先生におかれましては、コロナ禍にあって多忙な臨床業務に加え、不自由な日常生活を強いられていることと拝察申し上げます。

さて、日本臨床麻酔学会は、初代会長の故小坂二度見先生の創案により、継続的な大会企画、国際交流を二本柱として1980年に設立されました。この流れは40年以上脈々と引き継がれ、現在では会員も5,000名を超え、学術大会も3,000名以上が参加する大規模な学会へと成長し、公益社団法人日本麻酔科学会についで、麻酔科領域では2番目の規模を誇ります。

本学会の第41回学術大会は、テーマを「臨床麻酔を極める-コロナ禍を超えて」“To master clinical anesthesia - beyond the new coronavirus disaster”とさせていただきました。今までに蓄積された臨床麻酔におけるエビデンスを持ち寄り、議論し、われわれが持っている臨床麻酔における知識や技術を限りなく高めようというのがテーマの趣旨です。

本大会のプログラムには、国内の新進気鋭の若手の先生による教育講演やシンポジウムを中心として企画を用意しました。また、ハンズオンセミナーなどの他、臨床麻酔に特徴的なホットな一般演題を予定しております。世界で初めて麻酔薬として臨床使用されるようになった静脈麻酔薬レミマゾラムにも焦点を当てたいと考えています。コロナ禍が終息し、会員の皆さまが久しぶりの札幌にて対面で議論を交わせることを前提に準備を進めていますが、大会時にそのような状態になっているかどうかは判断が難しいのが現状です。

少なくとも、演題を投稿したり、参加登録した先生にはWeb開催となった際にも、安心して参加できるような大会を目指したいと思います。いくつかの工夫として、

  • Web開催の場合は参加費を安くする。
  • 登録期間や視聴期間に余裕を持たせる。
  • 受講した講習などがその都度確認できるようにする。
  • 日本麻酔科学会や他の関連領域学会の講習参加点も多く活用する。
  • 企業展示や広告も見やすいものとする。

などを検討しています。2020年秋に日本心臓血管麻酔学会の学術大会をWeb開催した際に、通常の現地開催より多くの参加(1,700名)と講習等の受講(延べ1,800コマ)をいただいたノウハウを十分に活かしたいと思っています。また、札幌に行きたくても、職場や家庭を数日間遠方に離れることが出来ない会員にとっても、現地開催となった場合でも何らかの方法でご参加いただける方法を模索しています。

Covid陽性患者の全身麻酔経験、レミマゾラム使用経験・臨床研究など、興味深い臨床研究や症例報告をお待ちしております!

2020年(令和2年)12月吉日

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