第42回日本骨折治療学会

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会長挨拶

第42回日本骨折治療学会会長

第42回日本骨折治療学会
会長 金子 和夫
(順天堂大学医学部整形外科学講座 教授)

この度、第42回日本骨折治療学会学術集会を平成28年7月1日(金)、2日(土)の2日間にわたり、東京で開催させていただきますことを順天堂大学医学部整形外科学講座および同門会一同、大変光栄に存じております。

今回の学術集会のテーマは「骨折治療のNouvelle Vague(ヌーベル ヴァーグ) 新しい波!」といたしました。私は、1985年から1988年までフランスに留学し、以降日本とフランスの整形外科の交流に力をいれ、現在フランス整形災害外科学会の名誉会員を務めております。そのフランスでは、常に整形外科の新しい治療法が考案され実用化されています。例えば、Judet と Letournel による寛骨臼骨折の治療の確立や、脊椎のペディクルスクリューを用いたプレート固定、デュアルモビリティカップ THA、リバースショルダーなど、ユニークで自由な発想のもと独自の方法が続々と我々の身近な治療法として開発されています。近年、高齢化社会に伴い大腿骨頚部骨折を代表とした骨脆弱骨折や、骨粗鬆症治療の発展による非定型骨折などの新たな骨折形態、また、開放骨折に代表される多発外傷など、まだまだ、我々整形外科医は「骨折治療」に対し創意工夫を持って立ち向かわなければなりません。そこで、本学術集会でも学会員の皆様とともに「骨折治療のNouvelle Vague 新しい波!」を起こしていきたいと思います。これまでの既存の方法に拘らず、新しい発想を持った挑戦的で革新的な治療(手術法やインプラントなど)を発信していければと思っておりますので、多くの演題の応募を心よりお待ちしています。

会場は、東京の新宿(京王プラザホテル)と大変アクセスもよく、学術集会以外でも学会員の皆様が交流を深めるには絶好の場所であります。多数の参加とご発表いただき、熱い議論と有意義な時間が過ごせるように期待しております。