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第56回九州外科学会 会長挨拶
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  第56回九州外科学会/第56回九州小児外科学会/第55回九州内分泌外科学会  
 
第56回九州小児外科学会 会長挨拶
 
  第56回九州小児外科学会
会長 家入 里志
(鹿児島大学大学院 小児外科学 教授)
 
 このたび伝統ある九州小児外科学会の第56回会長を仰せつかり、非常に光栄に感じるとともに身の引き締まる思いでご挨拶をさせていただきます。第56回という歴史は日本小児外科学会の学術集会と同じだけの歴史を有しており、これまで九州の小児外科医療の発展に多大な功績を残してきたであろうことは想像に難くありません。私自身も数年前までは本学会で発表することで研鑽をつんでまいりました。

 九州小児外科学会は小児外科のほかの地域の地方会と異なり、九州外科学会・九州内分泌外科学会と合同で開催することにより、サブスペシャリティに進む前の外科を志す研修医や後期研修医にとっても、他のサブスペシャリティで発表することも可能ですし、そういう意味でも非常に勉強になる学会ではないかと思います。

 鹿児島は島津藩の時代より郷中(ごじゅう)というものが存在し、その中で年長者が年少者を教育するというシステムが受け継がれてきました。これは主に武士の教育となりますが示現流を代表とする剣術のみならず、学問や武士としての素養・道徳にいたるまでを親身になって教えるというもので、まさに九州小児外科学会は小児外科医に対するひとつの郷中教育をこれまで実践してきたのではないかと思います。専門医制度の導入に翻弄される状況ではありますが、たとえシステムが代わろうと若い世代を教育して九州の小児外科医療を守っていくことが大切であり、それが本学会の果たす役割であろうと考えます。

 今回も発表を通して、時にやさしくときに厳しく若手の研鑽の場となりますよう多くの演題を登録していただければ幸甚に存じます。

 5月の鹿児島はすでに夏の陽気を感じさせる気候になりつつある時期かと思います。多くの有名な温泉地を有し、食の宝庫でもある鹿児島の地で皆様をお持ちしております。
 
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