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第56回九州外科学会 会長挨拶
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消化器・乳腺甲状腺外科学

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  第56回九州外科学会/第56回九州小児外科学会/第55回九州内分泌外科学会  
 
第55回九州内分泌外科学会 会長挨拶
 
  第55回九州内分泌外科学会
会長 中条 哲浩
(鹿児島大学大学院 消化器・乳腺甲状腺外科学 講師)
 
 この度、鹿児島におきまして第55回九州内分泌外科学会を開催させていただくこととなりました。伝統ある本大会を担当させていただきますことを大変光栄に存じます。同時開催されます第56回九州外科学会・第56回九州小児外科学会を主催されます鹿児島大学の夏越祥次教授・家入里志教授のお力を借りながらこの大役を務めさせていただきます。

 本学会の主要テーマである乳癌治療では、続々と報告される臨床試験データに基づいて多様化する集学的治療の中で、発症リスク・再発リスク・治療効果予測に応じて治療を選択する個別化医療が進んでおります。また、甲状腺疾患におきましても、微小乳頭癌に対するActive surveillance、ヨード不応性再発甲状腺癌に対する分子標的薬の導入、甲状腺内視鏡手術の保険収載など、従来の外科治療を変えるパラダイムシフトが起きています。乳腺・甲状腺疾患治療の改善につながる最新知見の共有はもとより、地域における内分泌外科診療の問題点や診療体制に関する議論も重要と考えます。是非先生方の貴重な研究内容や経験症例・ご意見をご発表いただければと思います。全国学会では採用されにくい症例報告で、実地診療に役立つ経験を共有できることも地方会の利点です。新進気鋭の若手医師のみならず中堅・ベテランの先生方、チーム医療を担うメディカルスタッフの方々まで、明日からの診療に役立つ新しい情報を持ち帰って頂けましたら幸いです。

 学会の後は、鹿児島の焼酎や黒豚・黒毛和牛等の豊富な食材をご堪能頂きまして、ご家族や同僚の方と楽しいひと時をお過ごしください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
 
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