若手呼吸器外科医の会

第76回 日本胸部外科学会定期学術集会
『NEXT Clinical Dilemma in Thoracic Surgery』 開催のご案内

2018年に有志で、「呼吸器外科若手医師の会 NEXT(Network of Exploration for Thoracic Surgeon)」を発足させました。この会は、若手呼吸器外科医の知識、技術の向上やネットワーク作りを目的とした会であり、本年度より、日本呼吸器外科学会総合教育委員会若手教育部会として活動を行なっております。昨年に引き続き、第76回 日本胸部外科学会定期学術集会会期中に『NEXT Clinical Dilemma in Thoracic Surgery』と題したセッションを開催する運びとなりました。

このセッションは、実臨床におけるClinical Questionに対する自身の考えやこだわりをプレゼンテーションして頂き、若手ディスカッサントが中心となって白熱した討論ができればと考えております。

本企画は、下記の内容で2023年10月19日(木)の19:00〜21:00で開催致します。

座長: 朝重 耕一 (長崎大学第1外科)
篠原 周一 (安城更生病院呼吸器外科)
分島 良  (東京医科歯科大学呼吸器外科)
熊田 早希子(宮城県立がんセンター呼吸器外科)
シニアアドバイザー: 野田 雅史(東北大学呼吸器外科)
  • 末梢小型病変に対するアプローチ

    RFIDを用いた経気道的マーキングにより完全鏡視下に切除し得た左肺癌の1例

    多田 夕貴(千葉大学大学院医学研究院呼吸器病態外科学)

    “One-stop hybrid lung surgery”210例の経験から考える末梢小型肺病変への至適アプローチ

    文元 聰志(大阪医科薬科大学胸部外科学教室)

    末梢小型病変に対する当院の治療戦略

    川口 瑛久(三重中央医療センター呼吸器外科)

  • 若年性気胸の治療

    自然気胸治療の標準化を目指して―私の考える若年性気胸の治療方針―

    野々村 遼(東北医科薬科大学病院呼吸器外科)

    当院における若年性気胸に対する治療戦略(カバーリングを中心に)

    新井 航市(市立札幌病院呼吸器外科)

    若年性気胸手術にルネサンス「今こそ手縫いを見直そう」~自動縫合器を使用しない胸腔鏡下気胸手術の試み~

    鈴木 啓史(大阪鉄道病院)

ディスカッサント: 鈴木 あゆみ(がん研究会有明病院呼吸器外科)
塩谷 俊雄 (国立病院機構岩国医療センター胸部外科)
渡邊 拓弥 (聖隷三方原病院呼吸器センター外科)
油原 信二 (東京大学医学部附属病院呼吸器外外科)

昨年の企画では、参加の多くの方々からご意見を頂き、熱い議論ができたこと、心より感謝申し上げます。
本年も、昨年同様に若手が中心となった熱い企画にしていきたいと考えておりますので、皆様どうぞ、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

日本呼吸器外科学会総合教育委員会若手教育部会 一同

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