フォトギャラリー

静がん胃外科のおすすめグルメマップ

sco2019

Lilly

Fuji Film 手ぶら

日程・プログラム

特別講演

特別講演1

Serendipities of acquired immunity

2月27日(水)16:50-17:50 第1会場 多目的ホール①
座長 寺島 雅典(静岡県立静岡がんセンター)
演者 本庶  佑(京都大学高等研究院)

特別講演2

がんゲノム医療の実践 ―多職種チーム医療での取り組み―

2月28日(木)13:00-14:00 第1会場 多目的ホール①
座長 片井 均(国立がん研究センター中央病院)
演者 山口 建(静岡県立静岡がんセンター)

教育講演

臨床試験 ABC指定
Clinical trial ABC

英文論文の書き方指定
How to write English manuscript

プレナリーセッション

胃癌取扱い規約指定
Commentary of the Japanese Classification of Gastric Carcinoma

胃癌治療ガイドラインEnglish指定
The Japanese Gastric Cancer Treatment Guidelines up-to-date

シンポジウム

食道胃接合部癌 up to date〜疫学と診断の話題English公募、一部指定
EGJ tumor update: Topics from epidemiology and diagnosis

詳細

近年わが国でも増加傾向にあるとされている食道胃接合部癌であるが、実際に今後どの程度に増加していくのかは明らかにされていない。また、食道胃接合部の部位診断を含めて、食道裂孔ヘルニアが存在する場合にどの範囲までを食道胃接合部癌と診断するか難しい症例も少なくない。本セッションでは食道胃接合部癌の疫学や診断の問題点などについて明らかにして頂きたい。

食道胃接合部癌 up to date〜最新の治療English公募、一部指定
EGJ tumor update: Topics from current treatment

詳細

食道胃接合部癌の外科治療においては、未だに施設によってアプローチ法が異なるのが現状であり、それに伴い郭清範囲に関しても議論のあるところである。また、最近では早期の癌の増加に伴いESDが施行される場合も少なくない。本セッションでは、食道胃接合部の早期癌から進行癌に至るまで最新の治療に関して紹介して頂きたい。

周術期化学療法の新エビデンスEnglish公募、一部指定
New evidence for perioperative chemotherapy

詳細

我が国ではACTS-GCの結果をうけて、Stage II/IIIの根治切除後には1年間のS-1投与が標準治療とされてきた。その後、Stage IIとStage IIIは個別に治療開発が進められてきたが、いくつかの臨床試験の結果がすでに報告され、新しいエビデンスも確立されている。本セッションでは最近報告された周術期化学療法に関する国内外の臨床試験の結果に関して紹介して頂き、今後の標準治療に関して議論して頂きたい。

Conversion surgeryの意義English公募、一部指定
The role of conversion surgery

詳細

Conversion surgeryとは、初回治療時に根治切除不能と判断した進行胃癌症例に対して化学療法を行い、これが著効した後に根治切除を目指して行われる手術である。その手術においては、主に原発巣と遺残した転移巣を切除する。化学療法の進歩とともにこのような手術が行われる症例が増えているが、その適応・効果については一定の見解はない。本セッションではconversion surgeryの意義に関して、特にその成績に基づき議論して頂きたい。

遺伝子プロファイリングの新展開English公募、一部指定
New insights in molecular profiling

詳細

分子生物学的診断法の進歩により、胃癌の遺伝子解析は飛躍的な発展を遂げている。特にTCGAでは分子レベルで胃癌を4つのサブタイプに分類し、画期的な分類法として世界中で広く検討されている。また、様々な視点から分子プロファイリングに基づいた胃癌の新分類も提唱されている。本セッションではこうした遺伝子プロファイリングに基づく研究に関して広い範囲から報告して頂き、その将来像に関して議論して頂きたい。

胃癌に対する世界の標準治療English指定
Standard treatment for gastric cancer in the world

詳細

局所進行胃癌に対してはD2郭清を伴う胃切除が世界的に標準治療と位置づけられているが、実際の手技は国によって異なっている。また腹腔鏡やロボット手術の位置づけも一定の見解が得られていない。周術期の化学療法や進行再発胃癌に対する化学療法に関しても使用可能な薬剤が異なる事もあって洋の東西で異なった治療が行われている。本セッションでは国内外のエキスパートから、現在の標準治療に関して解説して頂き、将来国際共同で治療開発が可能な領域に関して議論をして頂きたい。

胃癌に対する世界の標準治療(鏡視下手術)English指定
Standard treatment for gastric cancer in the world

合同シンポジウム<日本ヘリコバクター学会>指定
Joint symposium with the Japanese Society for Helicobacter Research

詳細

ヘリコバクターピロリと胃がんには密接な関係があることから、日本胃癌学会と日本ヘリコバクター学会は合同のシンポジウムを行うこととなった。第1回目を2018年6月の日本ヘリコバクター学会で行い、今回は第2回である。ヘリコバクター学会から、日本のみならず世界におけるピロリ菌と胃がんとの最新の知見を、そして除菌時代の胃がん検診をどうすべきかについてを、講演いただく。胃癌学会からは今まさに臨床家が苦慮している除菌後胃がんの診断について内視鏡および病理の側面から講演いただく。相互の理解をより深める企画にしたい。

パネルディスカッション

胃がん診断のpitfall(内視鏡、病理)English公募、一部指定
Pitfalls of stomach cancer diagnosis

詳細

近年、画像強調内視鏡や拡大・超拡大内視鏡の登場により、胃がんに対する内視鏡診断は飛躍的な進歩を見せている。一方で、木を見て森を見ず的に一つのものに固執してしまうと大事なものを忘れてしまう場合もある。近年の内視鏡診断や病理診断においてピットフォールとなりがちな注意すべき点について議論していただきたい。

上部胃癌に対する脾摘、脾門郭清の意義English公募、一部指定
The role of splenic hilar lymph node dissection in proximal gastric cancer

詳細

JCOG0110試験の結果から、大彎に浸潤していない上部胃癌に対しては脾摘、脾門郭清を行わない胃切除が標準治療とされている。一方、大彎に浸潤している胃癌に対しては、脾摘を伴う胃切除術が標準治療とされている。しかしながら、脾摘により膵液漏などの術後合併症が高率に発生する事も指摘されており、脾摘を行わずに脾門のリンパ節を郭清する手技も行われているがその意義は明確にされていない。本セッションでは上部胃癌に対する脾摘、脾門郭清の意義に関して現在得られているエビデンスを元に、今後の標準治療のあり方に関して議論して頂きたい。

高齢者に対する胃癌治療English公募、一部指定
Treatment for gastric cancer in the elderly

詳細

近年、国民の高齢化に伴い高齢もしくは超高齢の胃癌患者が増加傾向にある。全身状態が良好(fit)な高齢者に対しては非高齢者のエビデンスが適用できるが、全身状態がやや劣っている患者(vulnerable)や、著しく劣っている患者(frail)に対してどのような治療を行うべきか悩む事が日常診療ではしばしば経験される。本セッションではこのような高齢者に対する至適な治療法に関して、早期胃癌から進行胃癌まで幅広い領域に関して議論して頂きたい。

Virtual cancer board指定

1)早期胃癌(高齢者、EGJなど)
Early gastric cancer

2)進行胃癌(Conversion、拡大手術など)
Advanced gastric cancer

詳細

最新版の胃癌治療ガイドラインでは、多数のCQなどにより、より日常診療に即した内容に改定されている。しかしながら、実際の診療に際してはガイドラインにはあてはまらない症例も多数存在する。本セッションでは、そういった症例を提示して頂き、内視鏡科、外科、腫瘍内科、病理の各分野のエキスパートから意見を頂きながら、至適な治療法に関して議論をして頂きたい。

ビデオワークショップ

ロボット手術:How I do it.English公募、一部指定
Robotic surgery for gastric cancer

詳細

ロボット胃切除術が保険適用されたが、未だ限定的な施設のみで実施されており、手技の定型化には至っていない。今後、ロボット胃切除術を安全に推進していくためにはある程度の定型化は必要になるものと思われる。本セッションでは各施設で工夫されているロボット手術の手技とその成績を示して頂き、将来の定型化に向けて議論して頂きたい。

腹腔鏡胃切除術におけるトラブルシューティングEnglish公募、一部指定
Troubleshooting in laparoscopic gastrectomy

詳細

ロ腹腔鏡手術はcStage Iに対しては日常診療の選択肢の一つとして胃癌治療ガイドラインにおいても推奨されている。しかしながら、高度肥満や進行癌に対する腹腔鏡下手術は難易度も高く、思わぬトラブルに遭遇する事も少なくない。本セッションでは、腹腔鏡手術のエキスパートからトラブルの回避法、トラブルに対する対処法などに関して供覧して頂きたい。

大動脈周囲リンパ節郭清の現状と展望English公募、一部指定
Current status and perspectives of para-aortic lymph node dissection

詳細

予防的大動脈周囲リンパ節郭清の意義はJCOG9501試験の結果から否定されたが、術前化学療法後や、conversion surgeryにおいては大動脈周囲リンパ節郭清が行われる症例も少なくない。こういった症例では予防的郭清と比較してより高度な技術が必要とされるが、症例が少なく技術を伝承することは極めて困難である。本セッションではこうした難易度の高い症例に対する大動脈周囲リンパ節郭清の具体的手技および、術後トラブルを回避する方法などについて示して頂きたい。また、大動脈周囲リンパ節郭清の今後の展望に関しても議論して頂きたい。

ワークショップ

胃がんに対するナビゲーションサージャリーEnglish公募、一部指定
Navigation surgery for gastric cancer

詳細

近年様々な領域でナビゲーションサージャリーが臨床応用されている。胃癌においても蛍光色素を用いたナビゲーションがセンチネルリンパ節生検やリンパ節郭清範囲の決定に利用されている。本セッションでは胃癌におけるナビゲーションサージャリーに関して広い分野からの研究に関して紹介して頂きたい。

胃切除後QOL評価法の確立English公募、一部指定
Establishment of QOL assessment after gastrectomy

詳細

胃切除後には様々なQOL評価法が存在するが、その評価の目的によって開発された評価シートは異なっている。癌の治療法としての全身状態を評価する方法と、胃切除後に発生する術後障害を主に評価する方法とに分かれている。また、地域によっても使用される評価シートは異なっている。本セッションでは現在使用しているQOL評価シートの現状と問題点について議論して頂き、将来的に全世界共通で使用できる評価シートの開発が可能か討論して頂きたい。

Palliative treatmentの現状と展望 (ステント、化学療法、手術など)公募、一部指定
Current status and outlook of palliative treatment

詳細

癌の進行に伴う幽門狭窄や、腹膜播種による腸閉塞などに対して、消化管閉塞の改善を目的としたpalliativeな治療を要することは少なくない。その際、外科的な方法が良いのか、ステントなどの非外科的方法が良いのかは明確にされていない。また、腫瘍からに出血に対して止血目的に放射線療法が行われる事があるが、その効果も明確には示されていない。本セッションではそのようなpalliative treatmentの現状と展望に関して議論して頂きたい。

栄養指標の評価と介入の意義English公募、一部指定
Evaluation of nutritional index and significance of intervention

詳細

近年、術前の栄養状態が術後合併症や生存転帰に影響を与える事が報告されている。また、特に胃癌の外科治療に際してはサルコペニアの予防など術後の栄養状態の維持が重要な課題として検討されている。しかしながら、術前・術後の栄養療法の介入効果に関しては未だ定まった評価が得られていない。本セッションでは胃癌治療における至適な栄養指標並びに介入の効果に関して議論して頂きたい。

条件付き適応の化学療法English公募、一部指定
Chemotherapy with limited indication

詳細

患者の病態や背景によって、ガイドライン推奨度1の治療に適応できない患者が実臨床では多くいる。これらの患者に適応するために、今回のガイドラインでは条件付き適応の化学療法が設定された。また推奨度1には入っているがFOLFOX療法は本邦での有効性データが報告されていない。 本セッションでは、一次治療におけるFOLFOXやS-1単剤の位置づけ、二次治療でのイリノテカン、およびnab-paclitaxelの有効性や適応について議論を深めたい。

HER2陽性胃癌に対する治療戦略English公募、一部指定
Treatment strategy for HER2-positive gastric cancer

詳細

近年、様々な癌腫において分子標的治療薬による治療が標準治療として位置づけられている。胃癌領域の一次治療においては唯一HER2陽性胃癌に対するTrastuzumabが標準治療として使用されている。しかしながら、HER2陽性胃癌に対する二次治療や、周術期化学療法に関しては未だエビデンスが確立されていない。また、Trastuzumab以外の薬剤に関する治療開発も行われている。本セッションではこういったHER2陽性胃癌に対する新たな治療戦略に関して議論して頂きたい。

腹膜播種に対する治療English公募、一部指定
Treatment for peritoneal metastasis

詳細

腹膜播種は最も難治な転移様式であり、様々な治療開発が検討されているもの未だ明確なエビデンスは存在しない。本セッションでは胃癌腹膜播種に対する腹腔内化学療法を含めたすべての分野にわたる現状の治療法と新しい治療法について、今後の期待を含め議論して頂きたい。

残胃癌に対する治療戦略English公募、一部指定
Treatment strategy for carcinoma of the gastric remnant

詳細

残胃癌の手術は、初回手術の良悪性・再建方法によってリンパ節転移様式が異なり、隣接臓器への浸潤がある場合は合併切除も必要となり、技術的な難易度が高い。更に、残胃進行癌の予後は通常の初発上部胃癌より不良な傾向にあると報告されている。術式の多くは残胃全摘となるため、術後補助化学療法のコンプライアンスが不良になるため、術前治療の有用性が注目されている。本セッションでは残胃癌に対する治療戦略とその成績を示し、集学的治療を中心に議論して頂きたい。

胃がんに対する多職種チーム医療の役割公募、一部指定
The role of multidisciplinary team medical treatment for gastric cancer

詳細

胃癌の治療に関しては医師、看護師、薬剤師のみならず、栄養士の関与が極めて重要である。更に最近では高齢者の増加により、社会的支援を要する患者に対するMSWの介入も重要な課題として挙げられている。本セッションではこうした胃癌治療に携わる多職種チーム医療に関して、その取り組みと効果に関して議論して頂きたい。

胃癌診断における人工知能の応用English公募、一部指定
Application of artificial intelligence in diagnosis of gastric cancer

詳細

近年、医療の世界においても様々な領域に人工知能が応用されている。胃癌においても内視鏡診断や病理診断に人工知能が利用されている。本セッションでは胃癌診断・治療における幅広い分野での人工知能の応用の試みに関して報告して頂きたい。

胃型腫瘍の臨床病理と分子異常公募、一部指定
Clinicopathological findings and molecular profile of gastric cancer with a gastric mucin phenotype

詳細

胃癌は粘液形質の点から胃型、腸型、混合型、分類不能型に分類される。その中でも胃型胃癌が臨床病理学的、分子病理学的にも特徴的な所見を示すことが多く報告されているが、十分なコンセンサスが得られていないのが現状と思われる。胃癌は単一の腫瘍ではなく、幾つかの異なった腫瘍類型から成る腫瘍群の総称と考えることも可能で、胃型胃癌の病態は単純ではない。胃型胃癌と臨床病理学的所見、胃型胃癌と内視鏡所見、胃型胃癌と予後(生物学的悪性度)、胃型胃癌と分子異常、など多岐にわたる未解決な問題が多い。胃型胃癌の臨床病理学的、分子病理学的特徴を明らかにすることは胃癌学会においてなされるべきと考える。胃型胃癌の臨床的、病理学的意義が明らかになることを期待したい。

特別企画

ASCO, ESMO, DDW update指定

スペシャルセッション

日本胃癌学会研究推進委員会報告指定
ASCO-GI reports, DDW reports

患者アドボカシーセッョン指定
Patients advocacy session

分子生物学の胃癌診断・治療への応用English指定
Molecular biology for diagnosis and treatment of gastric cancer

第5回ESD研究会

第1部:特別講演指定

消化器内視鏡医が知っておくべき医療統計学(仮)

第2部:教育講演指定

若手内視鏡医に対するレジェンドからのメッセージ
~ESDがなかった時代を知らない若手にESD開発者からの叱咤激励~

第3部:ワークショップ「35歳以下の若手内視鏡医による症例提示」公募

詳細

胃癌のESDにこだわらず、上部消化管疾患(食道~十二指腸まで)に対する内視鏡治療で、術中や術後に苦労をした症例やトラブルシューティングに成功した症例をご提示ください(例えば、大きな穿孔を起こしてしまった症例、術後出血で止血に難渋した症例、ESD後潰瘍部に動脈瘤を形成してしまった症例、PDT後の穿孔症例など)。ただし、演者は35歳以下に限らせていただきます。多数のご演題をお待ちしております。