イーライリリー・アンド・カンパニー 株式会社メジカルビュー社

演題募集

下記の通り、第58回制癌剤適応研究会の演題を募集いたします。
多数の演題のご応募をお待ちいたしております。

演題応募受付期間

2025年10月8日(水)正午~11月18日(火)正午

1.公募シンポジウム

シンポジウム 1 切除可能性分類に基づく治療戦略

膵癌や肝細胞癌において切除可能性分類が提唱され、これに基づいた手術・薬物療法を含む集学的治療が実践され、治療戦略の標準化が進んでいる。近年では胆道癌においても同様の分類が模索されている。本セッションでは、各癌種における切除可能性分類に基づいた治療方針や治療成績について報告・議論いただき、臓器横断的な視点からも分類の標準化や治療成果向上に資する知見が得られることを期待する。

シンポジウム 2 食道胃接合部がんに対する最新の治療戦略

食道胃接合部がんに対する外科治療は郭清・再建いずれにおいても難易度が高く、術後合併症をいかに予防するか、中長期的なQOLをいかに維持するかが課題となっている。また、現時点では進行がんに対する集学的治療に関するエビデンスに乏しく、薬物療法においても様々な分子標的薬の登場により多様化している。それぞれの施設における外科治療の工夫や集学的治療における取り組みおよび治療成績を提示いただき、最新の治療戦略について議論していただきたい。

シンポジウム 3 Conversion Surgeryの長期成績

近年、局所進行・遠隔転移を有する切除不能進行癌に対し、薬物・放射線治療により奏効を得た後に外科的切除を行うConversion Surgeryが注目されている。しかしながら、術後早期再発例の存在からConversion Surgeryの臨床的意義が十分に確立していない癌種も存在すると考えられる。本セッションでは、Conversion Surgeryの適応やその長期成績の検討から、その意義について議論していただきたい。

シンポジウム 4 高齢者に対する集学的治療の課題

超高齢化社会の到来に伴い、がん治療の対象患者も高齢化が進んでいる。高齢者に対する手術や薬物療法を含む集学的治療では、合併症や有害事象の増加、治療完遂率の低下、予後改善効果の不確実性など、さまざまな課題が浮上している。一方で、適切な評価と支援により治療を完遂し得る高齢者も存在する。本セッションでは、高齢者に集学的治療を行う上での課題と、それらを予測・軽減するための指標や実践的工夫について、各施設の取り組みを共有・議論いただきたい。

シンポジウム 5 集学的治療を完遂するための周術期管理

難治癌や進行癌に対する治療戦略として、外科的切除、 薬物療法、放射線治療を組み合わせた集学的治療は、ますますその重要性を増している。これらの治療を確実に遂行し、最大限の治療効果を得るためには、治療期間における適切な周術期管理が不可欠である。具体的には、治療の最適化を目的としたマネジメント、栄養療法、リハビリテーション、感染対策など、多面的な支援が求められる。本セッションでは、各施設における具体的な取り組みや成果を通じて、集学的治療の完遂率を高めるための戦略や工夫について議論していただきたい。

シンポジウム 6 がん治療方針決定のためのバイオマーカー

本セッションでは、腫瘍関連分子、免疫細胞浸潤指標、代謝関連分子等を含むバイオマーカー研究を広く取り上げる。術後合併症の発生予測因子や術後長期予後因子、抗癌剤や免疫治療薬に対する治療反応予測因子等、治療方針決定に資する研究成果を発表していただきたい。

シンポジウム 7 リキッドバイオプシーによる個別化治療

リキッドバイオプシーは、血液や体液から非侵襲的に腫瘍関連情報を取得できる手法として、個別化治療の実現に向けた大きな可能性を有している。本シンポジウムでは、DNA、RNA、タンパク、エクソソーム、循環腫瘍細胞など体液中の多様な因子を対象とした最新の研究成果を紹介いただき、治療選択、効果予測、モニタリングといった意思決定支援におけるリキッドバイオプシーの役割を多角的に議論し、診療への実装に向けた課題と展望を発表していただきたい。

2.一般演題

癌に対する集学的治療における制癌剤の適応や治療効果および副作用に関する検討、バイオマーカーを用いた癌治療戦略の工夫、個別化治療の実践のための基礎研究の成果など、制癌剤に関する基礎的・臨床的研究について幅広く募集します。

発表形式

口演発表となります。

演題応募資格

筆頭演者または共同演者が本研究会の会員であることを原則とします。

入力について

筆頭演者または共同演者が本研究会の会員であることを原則とします。

  • 空欄は必ず左詰で入力してください。抄録本文記入欄も同様です。
  • 「(必須)」の記載がある欄は必須事項ですので、データが入力されていないと登録されません。
  • 図表の登録はできません。
  • タイトルの文字数は、全角80文字以内(英文はスペース含め半角)
  • 抄録本文の文字数は、全角860文字以内(英文はスペース含め半角)
  • 著者数は、筆頭著者を含め、12名まで登録が可能です。
  • 所属施設数は、最大5施設まで登録が可能です。

その他登録における疑問は、下記のよくあるご質問のページをご参照ください。
演題登録システムFAQ:http://www.umin.ac.jp/endai/userfaq.htm

パスワード

抄録を最初に登録するときに登録者本人に任意のパスワードを決めていただきます。整理番号、パスワードに関しての問い合わせには一切応じかねますので、必ずメモをとるなどし、保管するようにしてください。演題登録時の整理番号とこのパスワードを用いることにより、登録後の変更が修正期間中であれば何回でも可能です。確認・修正は確認・修正画面より行ってください。

使用文字について

  • 「①、②、③」のような丸で囲った数字は使用いただけません。また、「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」のようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのようにご入力ください。
  • シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)の α β γ 等は使わないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)の α β γ を利用してください。
  • 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインを使うときに用いる、、、、、の記号はすべて半角文字(1バイト文字)を使用してください。本文中に単独で<、または>を利用するときは、全角文字(2バイト文字)を使用してください。 例 p<0.05、CO>2.2
  • 英文や数字を入力する際、O(アルファベット)と0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX(アルファベット)と×(かける)などきちんと区別してください。
  • 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「-」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。
  • 英文入力の際にひとつの単語をハイフン(-)で切ることは行わないでください。

利用ブラウザについて

UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Internet Explorer】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。 ブラウザにつきましては、登録の際にかならず最新バージョンへアップデートをお願いします。 【Safari】におきましては、ver.2.0.3(417.9.2)以降のバージョンでご利用可能です。

利益相反の開示について

第58回制癌剤適応研究会では発表に際し、利益相反の開示が必要です。

利益相反開示例

筆頭発表者について、発表の際、スライドの2枚目(タイトルスライドの後)に、利益相反の開示をしてください。開示用スライドのひな形は、以下よりダウンロードしてご使用ください。

採否通知について

応募演題の採否は当番世話人に一任とさせていただき、結果を運営事務局よりE-mailにてご連絡いたします。(2025年12月頃を予定)

演題登録

お問い合わせ先

第58回制癌剤適応研究会 運営事務局
株式会社コングレ
〒103-8276 東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング
TEL:03-3510-3701
E-mail:jrsacc2026@m.congre.co.jp