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第33回泌尿器科分子・細胞研究会
ご挨拶
 
  第33回泌尿器科分子・細胞研究会
会 長 江藤 正俊
(九州大学大学院医学研究院 泌尿器科学分野 教授)
 この度、第33回泌尿器科分子・細胞研究会を2024年2月16日(金)と17日(土)の2日間、JR九州ホール・JR博多シティ会議室で開催させて頂くことになりました。九州大学がこの会を開催させて頂くのは2007年の第16回研究会を内藤誠二前教授が開催して以来となりますが、この伝統ある研究会の会長にご推挙頂いた会員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 今回の会のテーマは「Evolution of Borderless Urological Research」とさせて頂きました。我々が若い時に研究を始めたころは、研究のフィールドが生化学、免疫学、細菌学、生理学、薬理学、病理学等に大きく縦割りに分かれておりましたが、今や私が行ってきたがん免疫の研究一つをとっても、腫瘍組織の全エキソームシークエンス、トランスクリプトーム解析、多重免疫染色解析、末梢血や腫瘍浸潤免疫細胞のフローサイトメトリー、マスサイトメトリー解析、更に近年では腫瘍組織や末梢血における個々の細胞の遺伝子発現に着目したシングルセル解析や、がん免疫療法の奏功や耐性に関わる腸内細菌叢の解析など、実に様々な研究手法が用いられておりまして、まさにborderlessといった状態です。従来の生理学、薬理学分野においても針電極を用いた筋肉の刺激実験だけでは厳しい状況になっていると聞いております。このようにあらゆる分野で研究がborderlessになっている今日この頃ですが、この泌尿器科分子・細胞研究会には従来から、泌尿器科の中でも基礎研究が好きな先生方が集ってこられて、次々に新しい研究手法が紹介されてきた歴史を私自身見て参りました。また時には特別講演に来られた基礎の著名な先生が一般発表演題のレベルの高さに驚かれることもございました。このような研究会の歴史と進化している泌尿器科領域の研究の現況を鑑みて、会のテーマを「Evolution of Borderless Urological Research」と致しました。全国より研究自慢の多くの先生方がお集まり頂くことを祈念致しております。

 最後になりますが、この文章を書いておりますのは2023年4月末です。新型コロナウィルス感染は落ち着いており、ゴールデンウイーク明けにはコロナは5類に移行する予定です。これより現状では、従来通りの完全対面による現地開催を行う予定です。当然会員懇親会も行う予定です。2月は冬の玄界灘の美味しい食材も揃っておりますので、多くの皆様のご来福を教室員一同、心よりお待ち申し上げます。
 
  九州大学大学院医学研究院
泌尿器科学分野
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