会長挨拶

第39回日本ニューロモデュレーション学会

会長 三國 信啓

(札幌医科大学 医学部脳神経外科学講座 教授)

三國 信啓

この度、2025年5月24日(土)に、札幌医科大学記念ホールにて第39回日本ニューロモデュレーション学会を開催させていただきます。長い伝統のある本学会を初めて本校で開催担当させていただくこととなり、大変光栄に存じております。実りある学会にするべくスタッフ一丸となって取り組む所存です。

本学会は1985年に電気刺激療法研究会として、さまざまな脳神経機能疾患に対する脳神経電気刺激療法に関心を持つ医療者や研究者の情報交換の場として始まりました。電気刺激療法の対象は、不随意運動、神経障害性疼痛、認知機能障害、うつ病、強迫性障害、てんかん、排尿・便機能の障害、消化管運動障害、末梢循環障害など広範囲に及びます。本学術領域の急速な発展に伴い、2005年の第19回から現在の日本ニューロモデュレーション学会に名称を変更して、電気刺激療法のみならず局所薬物療法も含めたさまざまなデバイス治療を対象としています。幅広い対象疾患を反映して、参加者も脳神経外科医、脳神経内科医、麻酔科医、リハビリテーション科医および研究者などに及んでおり、本学会はきわめて学際的な学会となっています。

会員の皆様には、初夏の札幌で、多職種かつ診療科横断的な学術集会にご参加いただき意義のある学会になりますよう、プログラム作成にご協力をお願いいたします。

例年のように学会指定講習会とニューロモデュレーションサポート プロバイダー(NMSP)コースも併催しますので、奮ってご参加ください。

多くの皆様の参加を心よりお待ちしております。

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