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先進治療科学専攻
運動機能修復学講座整形外科学
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第148回西日本整形・災害外科学会学術集会
ご挨拶
 
第148回西日本整形・災害外科学会学術集会
会 長 谷口 昇
鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科先進治療科学専攻
運動機能修復学講座整形外科学 教授
 2024年12月21日(土)・22日(日)に第148回西日本整形・災害外科学会学術集会をカクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)で開催いたします。2016年以来8年ぶりに鹿児島大学が本会を主催させて頂く機会を得て、心より感謝申し上げます。

 今回で148回目となる本会は、若手整形外科医にとって学会発表や論文作成など、学問の成果を発信する場として特別な役割を担って参りました。各分野でご活躍のベテランの先生方も、この会を通して学会デビューを果たした方が多いかと存じます。それと同時に、毎回の参加を通じて親睦を深めた旧知の仲間が、肩肘を張らずアットホームな雰囲気の中で、ざっくばらんに議論し合う貴重な機会となっています。若手の発表に対しては時には厳しい指摘や叱咤激励も見られますが、その根底には同じ西日本地区の若手の成長を願う愛情に溢れており、この経験を通じて成長した若手医師が、やがて将来の整形外科を切り拓いてくれるに違いありません。そのような願いを込めて、本会のテーマは「整形外科の未来を拓く」と致しました。

 本会の主題は「鏡視下腱板修復術の適応と限界」「脊椎脊髄疾患に対する緊急手術の問題点と対策」「デノスマブ時代におけるGCTの治療選択」「足関節スポーツ障害の診断と治療」とさせて頂きました。ランチョンセミナーは6題、スイーツ(かるかん)セミナーは1題、教育研修講演は2題設けており、各方面のオピニオンリーダーとしてご活躍の先生方にご講演頂く予定です。特別企画として「働き方改革の功罪」「魅力的な医局とは―若手からの提言―」「My nightmare case―私の苦労した症例」の3つのテーマを掲げました。働き方改革の施行から半年が経過してみえてきた様々な問題点について、西日本地区の先生方と率直な意見交換を行いたいと思います。また、全国的に初期研修医、専攻医の大学離れが続いている現状に対しても、若手医師の意見を拝聴しながら各大学間で検討して参ります。いずれのテーマもコンテスト形式とし、最も教訓的な症例を披露された方を含め、優秀演題にはクリスマスプレゼントをご用意致します。

 本会のポスターには、鹿児島中央駅前に建つ記念碑「若き薩摩の群像」が描かれています。幕末に薩摩藩から英国に派遣された19名の留学生の心中を慮ると、不安も当然あったでしょうが、それ以上に新しい時代を切り拓く気概に燃えていたことでしょう。彼らは帰国後、政財界各方面で活躍し、日本の礎を築きました。鹿児島大学の基本理念でもある「進取の精神」が息づくここ鹿児島で開催される本会が、活発なディスカッションのある実りある会となることを願っております。例年よりやや遅い12月の開催となりますが、ホリデーライトの美しい時期に多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
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