ハンズオンセミナーのご案内
ハンズオンセミナー1
第1日 15:00~16:30 第6会場(B1シンシアサウス)
テーマ保存と手術の中間治療となりうる腰椎椎間板ヘルニアに対する
コンドリアーゼ椎間板注入療法の手技・治療効果
内容2018年8月、腰椎椎間板ヘルニア治療剤「コンドリアーゼ」が世界に先駆けて日本で初めて承認された。コンドリアーゼは、髄核中のグリコサミノグリカンを特異的に分解することにより、椎間板内圧を低下させ、神経圧迫を軽減させる新しい作用機序の薬剤である。
また、椎間板内に単回投与することで治療効果が期待できるため、ヘルニア治療の新たな選択肢として期待されている。しかしながら、適切に椎間板穿刺できなかった場合、十分な効果が得られない可能性もある。
本セミナーでは、当院での治療成績、適正な患者選択、椎間板穿刺において注意すべき周囲の神経など解剖学的な点から手技のピットアンドフォールを解説する。
座長遠藤 健司(東京医科大学 整形外科学分野)
演者平井 高志(東京医科歯科大学 整形外科学)
共催社科研製薬株式会社
事前申し込み先メールアドレスyanagisawa_hiroshi@kaken.co.jp
担当:柳澤 宏司
ハンズオンセミナー2
第2日 8:30~9:50 第6会場(B1シンシアサウス)
テーマ筋腱完全温存ALS THA手技のコツとピットフォール
内容仰臥位前外側アプローチは2004年頃からオーストリアやドイツを中心に行われてきた方法でAnterolateral Supine approach (ALS )として世界的に普及しました。
中殿筋と大腿筋膜張筋の間から進入する筋間進入手術であり、中・小殿筋のみならず短外旋筋群も温存できる最小侵襲手技であるといえます。しかし、残念ながらそのskillにはラーニングカーブが存在し、どの施設でも画一的に同様な手術が施行されているわけではありません。筆者自身も2~3施設の手術見学を経て導入したのですが、今思えば当初は確実な筋腱温存ができていませんでした。本セミナーでは手術における解剖学的特性と手技の詳細について、わかりやすいシェーマと模擬骨を用いた解説を行います。
ハンズオンセミナー3
第2日 13:50~15:10 第6会場(B1シンシアサウス)
テーマ掌側ロッキングプレートのトリセツ
内容本セミナーは、橈骨遠位端骨折治療における掌側ロッキングプレートの利点と欠点、また使用上の注意点についての確認と、参加者の先生方(※有志)による症例検討も交えながら、「無理にプレートを使用していないか?」「適正に使用されているか?」などの議論や難治症例のディスカッションもざっくばらんにしていただける若手の先生方向けの内容となっております。
ハンズオンでは新たに上市された滅菌キットのDRSK(Distal Radius Sterile Kit)とRim Fracture用のVRP(Volar Rim Plate)を用いた実習を予定しておりますので、最新器械の使用感をお試しいただきながら手技上のポイントなどについても講師の先生方よりレクチャーいただきます。
演者森崎 裕 (東京大学 整形外科)
内藤 聖人(順天堂大学 整形外科)
共催社ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
デピューシンセス・ジャパン
トラウマ & ジョイント リコンストラクション事業部
事前申し込み先メールアドレスrnakanis@its.jnj.com
担当:中西 龍一