第47回日本動脈硬化学会総会・学術集会 動脈硬化研究の新機軸

会長挨拶

佐藤 靖史 教授

この度、第47回日本動脈硬化学会総会・学術集会を2015年7月仙台でお世話することとなりましたので一言ご挨拶申し上げます。

これまでの日本動脈硬化学会の歴史を振り返って見ますと、総会・学術集会の東北地区での開催は、1985年(昭和60年)に第17回総会・学術集会を後藤由夫先生が仙台でお世話されて以来30年振りのこととなります。随分長いインターバルとなっておりますので、その意味からも今回を貴重な機会ととらえ、参加される皆様が仙台での滞在を心から楽しんで頂けるように、東北地区の学会員の先生方にもご協力頂いて、十分な準備を行いたいと考えているところです。

第47回総会・学術集会のテーマは、「動脈硬化研究の新機軸」といたしました。これは、本学会の新理事長としての意気込みも多分に含まれてはおりますが、従来の取り組みに、未来指向の新しい潮流を付加したいという願いを込めての事でございます。参加される先生方におかれましても、是非とも動脈硬化研究の新しい流れを持ち込んで頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。

会場を予定しております仙台国際センターには、2015年3月に新展示施設が新たに開設されることになっており、十分なスペースでの学会運営が出来るものと期待しているところです。沢山の先生方にご参集頂き、熱心な研究発表・意見交換・討論がなされることを期待しています。

平成26年9月
会長 佐藤靖史