第33回日本緑内障学会 第33回日本緑内障学会

ご挨拶

第33回日本緑内障学会
会長 鈴木 康之
東海大学医学部医学科専門診療学系眼科学 教授

第33回日本緑内障学会 会長 鈴木 康之

この度、第33回日本緑内障学会を担当させていただくことになりました。世界的に大混乱を起こしたCOVID-19もやっと収束に近づいてきた感があり、会場を神奈川県のパシフィコ横浜として対面にて行うことといたしました。多くの先生方のご参加と活発なご討論、そして本学会開催が緑内障に興味を持った方々同士の親交を深めていただく場になれば幸いと考えています。また、それに加えて、演者の先生方にお願いして一部オンデマンド配信を行わせていただくこととしました。その理由としては、もちろん今後の感染の状況が予想しきれず、場合によっては直接ご参加いただける方が少なくなってしまう可能性を危惧してということもありますが、同時に、もし感染が落ち着いていたとしても、さまざまな事情で現地参加が難しい参加者の方々にも一部でも学会の発表をご視聴いただき、緑内障に関する興味、知識を深めていただきたいと考えたためでもあります。

須田記念講演は新潟大学教授の福地健郎先生に「緑内障の構造から機能へ、そしてQOLへ」というタイトルでご講演いただきます。また、特別講演は神経シナプス形成・リモデリングのイメージングがご専門で、東京大学大学院医学系研究科・分子細胞生物学専攻細胞生物学・解剖学講座教授ならびに現在、東京大学医学部長を務められている岡部繁男先生にご講演をお願いいたしました。視神経障害を主とする緑内障研究とも密接に関連するお話が聞けるのではないかと思います。さらに、招待講演演者としてSeoul National University College of MedicineのProfessor and ChairmanでKorean Ophthalmological SocietyのPresidentとして世界的にご活躍されているKi Ho Park先生をお招きし、” New Insight into the Pathogenesis of Glaucoma”というテーマでご講演いただきます。その他、日本緑内障学会の支援事業報告としてデータ解析委員会特別セッション/研究プロジェクト支援事業・北澤賞報告のセッションや、プログラム委員の先生方にご尽力いただいてAsia-Japanシンポジウムをはじめとした多くのシンポジウム、教育セミナー、研修医・メディカルスタッフプログラムなどを企画いたしました。最先端の緑内障研究から臨床的、教育的なプログラム、そしてスタッフと共有できるようなプログラムと、みなさんの興味に応じて、今の緑内障研究・診療を取り巻く最新の知識を吸収していただければと思います。

会場の横浜には、ここ数年で新しい施設がたくさん誕生してきていますので、現地では新しい横浜の息吹をたくさん感じていただけることができるのではないかと思います。できる限り多くの皆様と直接お会いできるのを楽しみしております。

主催事務局

東海大学医学部医学科専門診療学系眼科学
〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143

運営事務局

株式会社コングレ
〒103-8276 東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング
TEL:03-3510-3701 FAX:03-3510-3702
E-mail:jgs2022@congre.co.jp

ページトップ