演題募集(公募)

1.演題募集期間

演題募集期間: 2016年4月8日(金)正午 ~  6月28日(火)正午まで延長しました
  演題募集を締め切りました

演題募集(公募)に関するお問い合わせは下記、運営事務局 (株式会社コングレ 内) までお願いします。

2.応募資格

日本国内の施設に所属している方については、共同演者を含む全員が本学会会員であることが必要です。
ただし、「研修医セッション」および「医学生セッション」の筆頭演者は必ずしも本学会員に限りません。
入会および会費納入に必要な書類は日本臨床外科学会事務局にご請求ください。
オンラインでの入会登録は以下のボタンから行ってください。

日本臨床外科学会事務局
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-6-9 ロックフィールドビル8階
TEL: 03-3262-1555 FAX: 03-3221-0390

3.応募方法

当サイトでのオンライン登録による応募のみとなります。
郵送やFAXによるお申込みは受付できませんのでご了承ください。
パソコンの環境等により演題登録が不可能な場合は、下記運営事務局宛にご連絡くださいますようお願いいたします。

第78回日本臨床外科学会総会 演題登録事務局
 jsa78-abs@congre.co.jp

4.応募に際しての注意事項

演題登録はUMINのサイトを利用しております。注意事項をよくお読みいただき、ご登録ください。
演題登録にあたっては、患者・被験者のプライバシー保護にご留意ください。
登録したご自身の抄録を参照・更新するためのパスワード(半角英数6~8文字)は、お忘れにならないよう必ず控えておいてください。
締め切り直前の3~4日間はアクセスが集中し大変混み合うため、演題登録に支障をきたすことがあります。余裕をもって登録を行ってください。
登録締切後の原稿の変更及び共著者の追加・変更は一切行えません。十分にご注意ください。

5.募集カテゴリー

募集カテゴリーについては下記をご参照ください。

5.ワークショップ
23.私、女性外科医やってます!〜私のスタイル紹介〜 を追加しました。
セッション「事務局用」よりご登録をお願いします。

■ 1. シンポジウム

SY 01. 低侵襲性手術のトレーニング-技の磨練に向けて 趣旨
手術手技の習得にはトレーニングと臨床経験の積み重ねが必要である。内視鏡手術手技の効果的なトレーニングやそのシステム構築について発表していただきたい。
SY 02. 切除不能から可能へ-Conversion Therapy (食道・胃) 趣旨
化学療法の進歩に伴い治癒切除不可能と思われた症例でも、化学療法後に切除可能と判断される症例が増えている。どのようなタイミングで、どのような術式を選択するべきか、食道癌・胃癌における様々な課題について発表していただきたい。
SY 03. 切除不能から可能へ-Conversion Therapy (結腸・直腸) 趣旨
隣接臓器浸潤を伴う局所進行大腸癌の中で、borderline unresectable 症例をどのような治療戦略でR0手術を目指していくか、各施設での治療戦略について発表していただきたい。
SY 04. 切除不能から可能へ-Conversion Therapy (肝・胆・膵) 趣旨
切除不能悪性腫瘍であっても、様々な集学的治療によって切除可能とする試みがなされつつある。肝胆膵領域における Conversion therapy は予後向上に貢献できるか? 施設の適応、治療成績を発表していただきたい。
SY 05. 消化器外科における周術期感染対策の最前線 趣旨
日本外科感染症学会、日本化学療法学会から出た予防的抗菌薬のガイドライン、CDCの新しいSSI対策ガイドラインなど、新たな知見の集積を総括する動きが国内外で活発である。周術期の様々な取り組みについて発表していただきたい。
SY 06. メタボリックサージェリーの新たな知見 趣旨
肥満手術が保険適応となり、手術症例数が年々増加している。保険適応上は肥満に伴う種々の併発疾患の発症が前提条件となっている。日本人と欧米人で肥満手術の考え方の違いや今後の手術適応について、さらには糖尿病に対する根治治療としての位置づけなどを発表していただきたい。
SY 07. 腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア・逆流性食道炎手術の適応と術式 趣旨
食道良性疾患に対する手術は、腹腔鏡手術が標準手術となっている。高齢者や内蔵型肥満の増加に伴ってより重篤な症例が増えているが、その手術適応や術式に変化があるのか? 今後の展望を含めて発表していただきたい。
SY 08. 進行下部直腸癌に対する補助療法の選択 趣旨
進行下部直腸癌に対する術前治療はこれまで放射線療法であったが、最近の化学療法の進歩により術前オキサリプラチンベースの化学療法も使われるようになってきた。しかしエビデンスが乏しく、今後の方向性は定まっていない。各施設の治療法と成績を提示し、今後の展望を含めて発表していただきたい。
SY 09. 腹腔鏡下肝胆膵脾手術-困難性評価 趣旨
内視鏡下手術は現在多くの疾患に行われているが、実際に適用するか否かについては難易度と外科チームの技量により判断されている。腹腔鏡下肝・胆・膵・脾手術における術前の手術難易度をどのように評価しているかを発表していただきたい。
SY 10. 肝膵同時切除の適応と手技の工夫 趣旨
高難度肝胆膵手術の中でも肝膵同時切除の侵襲は大きく、慎重な適応判断とともに高度な技術も要求される。安全かつ根治的に本術式を行うための施設での適応や手技に加え、術後成績についても発表していただきたい。
SY 11. 進行肺癌における外科治療はどうあるべきか 趣旨
分子標的治療薬を含めて肺癌に対する薬物治療の反応性の向上とともに局所治療としての外科治療の意義も少しずつ変化してきている。進行肺癌の治療戦略上、外科治療の持つ意義は何かを発表していただきたい。
SY 12. 乳癌手術における腋窩マネジメント 趣旨
センチネルリンパ節転移陽性症例に対する腋窩郭清の省略や術前化学療法への対応など、乳癌手術の腋窩マネジメントは十分なエビデンスが確立しているとはいえない。各施設における実際の対応は何を指標にどう行われているか、今後の展望を含めて発表していただきたい。
SY 13. 下肢動脈病変に対する病態に適した治療法の選択 趣旨
下肢動脈病変において、間欠性跛行から重症下肢虚血までの重症度に加え、高齢者・透析・糖尿病など様々な背景・病態に即した治療が不可欠である。外科治療だけでなく現在盛んに行われている血管内治療に、これらを組み合わせたhybrid手術・非侵襲的な薬物療法・運動療法などを組み入れた、病態に適した治療法について発表していただきたい。

■ 2. ビデオシンポジウム

VS 01. 高度肥満症例に対する消化器癌手術のコツ 趣旨
いまや進行癌であってもBMI30を超える症例は珍しくない。高度肥満症例に対する消化器癌手術全般において、アプローチ、デバイス、手術手技、周術期管理などの工夫について発表していただきたい。
VS 02. 内視鏡下手術でのトラブル 次の一手!(食道・胃) 趣旨
食道癌・胃癌に対して進行症例での手術が増加していることを背景として、隣接臓器から剥離操作におけるトラブルを経験することがある。食道・胃手術での、気管損傷や大血管損傷など、術式に特徴的なトラブルと的確な止血法の選択、そして正確な手技について発表していただきたい。
VS 03. 内視鏡下手術でのトラブル 次の一手!(結腸・直腸) 趣旨
大腸がんに対する腹腔鏡下手術の適応は年々拡大傾向にあるが、術中偶発症の発生や開腹移行例はいまだ少なくない。術中の不慮の出血や隣接臓器の損傷など、その対応について発表していただきたい。
VS 04. 内視鏡下手術でのトラブル 次の一手!(肝・胆・膵) 趣旨
内視鏡下手術が開腹術に劣る点は不慮の出血への対処である。さらに肝胆膵手術では血管処理のみならず胆管損傷による胆汁漏に遭遇したとき、如何に術中の対処を行うか、その際の判断と的確な手技について発表していただきたい。
VS 05. 胃切除後症例における食道癌再建手術の工夫 趣旨
小腸再建か? 結腸再建か? 血行再建は必要か? など同時性・異時性を含めて各施設での工夫と成績を発表していただきたい。
VS 06. 噴門側胃切除術の再建方法と治療成績 趣旨
噴門側胃切除術後の逆流性食道炎の抑制を目的とする種々の術式が工夫されている。有望な術式は? 消化吸収への影響は? 開腹手術、腹腔鏡手術両者の工夫と成績について発表していただきたい。
VS 07. 直腸癌骨盤内再発に対する治療戦略 趣旨
直腸癌の局所再発に対する外科的切除は、唯一根治性の高い治療である一方で、術中合併症の発生リスクも高い。隣接臓器の合併切除や仙骨からの出血コントロールなど安全で確実な手術を行ううえで、術前検査を踏まえた治療戦略や、合併症を回避するための手技のポイントを発表していただきたい。
VS 08. 安全・確実な高難度腹腔鏡下肝切除術 趣旨
本年度、腹腔鏡下肝切除術は保険適応が拡大された。今後の普及が予想される高難度手術を安全・確実に行う上での、手術手技の工夫やコツと克服するべき課題について、発表していただきたい。
VS 09. 安全・正確な肝離断のための工夫 趣旨
肝離断の際の出血制御はきわめて重要であり、従来から様々な手技の工夫がなされてきた。また近年のデバイスの進歩も著しく、特に腹腔鏡下での肝離断における貢献は大きい。出血が少なく手術時間の短い、安全で正確な肝離断操作について発表していただきたい。
VS 10. 膵癌に対する神経叢郭清手技の工夫 趣旨
膵癌に対して安全・確実にR0手術を行い、術後補助化学療法を導入することが生存率改善に影響するとされている。膵癌に対する至適神経叢郭清の手術手技の工夫、特にR0切除にするために必要なmesopancreas郭清やSMA神経叢郭清手技について発表していただきたい。
VS 11. 間質性肺炎合併肺癌に対する胸腔鏡下手術 趣旨
間質性肺炎合併肺癌は放射線治療、抗がん剤治療ができずに手術が唯一の治療方法である場合も多いが、術後急性増悪を含めて多くの問題がある。そのような中で、胸腔鏡下手術の意義を発表していただきたい。
VS 12. 高齢者(75歳以上)に対する心臓大血管手術の適応と工夫 趣旨
急速に進む高齢化社会を迎え、心臓大血管疾患においても複数の基礎疾患を有する高齢者に対して、低侵襲性手術を含めた様々な工夫が試みられている。その適応や最新の手術法を発表していただきたい。
VS 13. 先天性下部消化管異常に対する手術-Hirschsprung病および鎖肛を中心に 趣旨
先天性下部消化管異常症の根治手術には内視鏡下手術と従来法がある。各術式の利点と欠点を踏まえ、最新のテクニックと術後成績とともに“何故その術式が選択されるのか”を論点として発表していただきたい。

■ 3. パネルディスカッション

PD 01. 公開型M&Mカンファレンス (消化管) 趣旨
Morbidity & Mortalityカンファレンスは医療の質と安全性の確保・改善のために事例を振り返る検討会である。通常は非公開型であるが、その理想的な討論の仕方を学び、貴重な経験を共有し、臨床外科医としての質の向上につなげる機会としていただきたい。
PD 02. 公開型M&Mカンファレンス (肝胆膵) 趣旨
Morbidity & Mortalityカンファレンスは医療の質と安全性の確保・改善のために事例を振り返る検討会である。通常は非公開型であるが、その理想的な討論の仕方を学び、貴重な経験を共有し、臨床外科医としての質の向上につなげる機会としていただきたい。
PD 03. 残胃癌に対するリンパ節郭清は? 趣旨
残胃癌はU領域胃癌と比較して、予後、再発率に有意差がないことがメタ解析から推測されている。初回手術が悪性疾患である場合と良性疾患である場合とではリンパ節転移形式が異なる可能性があり、再建方法によっても転移形式が異なることが知られている。それらのリンパ節郭清範囲について討論していただきたい。
PD 04. 食道・胃接合部癌に対する術式選択とその考え方 趣旨
食道・胃接合部癌に対する術式は、食道癌診療ガイドラインと胃癌治療ガイドラインの境界領域であり、いまだコンセンサスが得られていない。前向き観察研究が進行中ではあるが、食道外科医と胃外科医とで術式選択が大きく異なるため結論を出すことが難しい課題である。それぞれの施設における現時点での考え方を討論していただきたい。
PD 05. QOLからみた括約筋切除を伴う肛門温存術の適応 趣旨
肛門括約筋の切除を伴う肛門温存術では術後肛門機能の障害は必発である。本邦にISRが導入されて約16年が経過し、次のステップとして機能面からみたISR・ESRの適応を再検討する必要がある。長期の機能成績からみた本術式の適応について、各施設の成績をもとに討論していただきたい。
PD 06. 排便障害の診断と治療 趣旨
便秘や便失禁など排便障害には種々の原因・病態があり、診断や治療に難渋することが多い。また、高齢化に伴い排便障害の症例は増加傾向にあり、その治療の重要性が高まっている。排便障害の病態のより正確な診断と保存的治療を含めた総合的な治療戦略について討論していただきたい。
PD 07. 大腸癌両葉多発肝転移の治療戦略 趣旨
大腸癌両葉多発肝転移は肝切除後の再発率も高く、予後不良である。化学療法の進歩に伴い、切除不能大腸癌においても長期予後が見込めるようになった。腫瘍学的観点からみた best practiceとは何か? を討論していただきたい。
PD 08. Borderline Resectable 膵癌に対する治療成績と展望 趣旨
術前治療および術後の補助療法も含めた集学的治療により borderline resectable 膵癌の予後は改善する可能性が示唆されている。一方、その切除においては剥離に難渋し、また血管合併切除を要するなど難易度の高いことが多い。いかにR0を目指すのか? 各施設における治療方法と実際の手術手技から、治療成績と今後の展望について討論していただきたい。
PD 09. 膵全摘術-その意義と問題点 趣旨
近年、膵全摘術後の内外分泌機能不全管理の安全性は改善しているが、安易に膵全摘を選択することで術後のQOLを損ない、長期成績の向上に結び付かないことも懸念される。そこでIPMNや膵癌など各疾患における膵全摘の適応とQOLを含む長期成績からみたその意義と管理上の工夫について討論していただきたい。
PD 10. 肺全摘術-その意義と問題点 趣旨
近年、肺癌根治手術での「肺全摘術」は少なくなっているが、肺全摘術は肺葉切除術の延長ではなく違った位置づけが必要との意見もある。生理学的変化や術後経過、長期予後、QOLなどについて肺葉切除や縮小手術との差異がどのようになっているのか、現状を討論していただきたい。
PD 11. 嵌頓ヘルニアに対する手術の工夫 趣旨
嵌頓ヘルニアは、緊急手術による腸閉塞の解除とヘルニア修復を必要とする。腸切除を要した場合にはメッシュ使用が問題となる。手術のアプローチやメッシュの適応など、鼠径部ヘルニアにとどまらず、閉鎖孔・臍・腹壁瘢痕ヘルニアなどの様々な嵌頓症例における術式の工夫について討論していただきたい。
PD 12. 腸閉塞の質的診断と治療戦略 趣旨
腸閉塞は日常診療において極めて多い急性腹症の一つである。開腹術後の癒着性単純性腸閉塞や絞扼性、あるいは内ヘルニアや消化管異物なども含め、臨床上有用な質的診断法と治療戦略について幅広く討論していただきたい。
PD 13. 急性腹症の診断と治療-ガイドライン2015で何が変わったか? 趣旨
腹痛は頻度の高い愁訴であるが、疾患の診断に苦慮することがあるうえ、病態も軽症から重篤で緊急度の高いものまで幅広い。急性腹症をきたす様々な疾患について、診断のポイントや手術を含めた治療のタイミングとその成績、さらにガイドライン導入後の診断や治療の変化について討論していただきたい。
PD 14. こんな工夫ができる-術後回復促進を目的とした周術期管理 趣旨
術前経口補水や早期経腸栄養、術後疼痛管理の工夫が、ERASプロトコールや ESSENSE study として広がりを見せている。術後回復を促進するための工夫について、多職種連携を含めて討論していただきたい。
PD 15. 鼠径へルニアはどう手術するべきか? -小児から成人まで年齢からみた至適術式 趣旨
小児鼠径ヘルニアの根治術は単純高位結紮であり、一方で高齢者鼠径ヘルニアではtension-free術式が行われる。しかし、思春期から30歳代の壮年期の術式に関しては発生機序を含め統一された見解はない。若年成人に対する至適術式を含め、小児および成人領域の視点から至適術式と根拠について討論していただきたい。

■ 4. ビデオパネルディスカッション

VP 01. ナビゲーション手術の新展開 (消化管) 趣旨
外科手術におけるシミュレーションとナビゲーション技術は解析システムの向上により飛躍的に進歩し、実臨床のみならず、教育においても活用されている。これらを用いた新たな手術法について討論していただきたい。
VP 02. ナビゲーション手術の新展開 (実質臓器) 趣旨
外科手術におけるシミュレーションとナビゲーション技術は解析システムの向上により飛躍的に進歩し、実臨床のみならず、教育においても活用されている。これらを用いた新たな手術法について討論していただきたい。
VP 03. LECSの現状と課題 趣旨
腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除術(LECS)はGISTに対する標準術式と認識されつつある。現状は、ほぼ完成された術式となっているが、より簡便で、より安全な手技の工夫について討論していただきたい。
VP 04. 下部直腸癌に対する側方郭清のランドマーク 趣旨
下部進行直腸癌に対する側方郭清定型化に向けて、開腹術・腹腔鏡手術のそれぞれのアプローチにおいて、その解剖を踏まえたうえで、何をランドマークとしてどのように合理的にな郭清術を行うかを討論していただきたい。
VP 05. 肝門脈管への正確なアプローチ 趣旨
合理的な系統的肝切除を遂行するうえで、適切な肝門部脈管処理は必須の手技である。開腹及び内視鏡下手術における各施設での正確で実践的な手技について討論していただきたい。
VP 06. 高度脈管侵襲を伴った肝癌に対する治療戦略 趣旨
高度脈管侵襲(Vv3、Vp4)を伴った肝癌に対する手術適応は、近年の手術手技や周術期管理の向上により拡大されつつある。しかしその予後はなおも不良であり、外科的切除のみでは不十分なことがある。予後を向上させるための集学的治療戦略について討論していただきたい。
VP 07. 膵体尾部切除における膵断端処理の工夫 趣旨
膵体尾部切除術における術後膵液瘻はいまだ難治性の合併症である。膵液瘻を起こさないための開腹及び腹腔鏡下手術における膵実質離断手技について討論していただきたい。
VP 08. 先天性食道閉鎖根治術 趣旨
食道閉鎖症の根治術式は胸膜外到達法、あるいは胸腔鏡下アプロ-チで行われる。整容性や手術侵襲の点で胸腔鏡下手術が優れるとされるが、その適応は胸膜外法に比べより制限される。一方、従来法でも皮膚切開の工夫などにより整容性と侵襲性の改善への試みがなされている。各施設における適応と手術手技、そして限界について討論していただきたい。

■ 5. ワークショップ

WS 01. 消化器神経内分泌腫瘍に対する外科治療の意義 趣旨
神経内分泌腫瘍(NET)に対しては、外科的切除を含めた集学的治療により、徐々に治療成績が向上している。各施設における適応や治療成績について発表していただきたい。
WS 02. 超高齢者に対する癌治療-その適応と限界 (食道・胃) 趣旨
高齢化社会が進むにつれ超高齢者に対する外科治療の機会も増加している。技術的には可能であっても侵襲や効果、さらには認知症を含めた総合評価は慎重に行う必要がある。また各領域における高齢者対応は、その手術侵襲から違ってくる。したがって、施設における適応と限界について発表していただきたい。
WS 03. 超高齢者に対する癌治療-その適応と限界 (結腸・直腸) 趣旨
高齢化社会が進むにつれ超高齢者に対する外科治療の機会も増加している。技術的には可能であっても侵襲や効果、さらには認知症を含めた総合評価は慎重に行う必要がある。また各領域における高齢者対応は、その手術侵襲から違ってくる。したがって、施設における適応と限界について発表していただきたい。
WS 04. 超高齢者に対する癌治療-その適応と限界 (肝・胆・膵) 趣旨
高齢化社会が進むにつれ超高齢者に対する外科治療の機会も増加している。技術的には可能であっても侵襲や効果、さらには認知症を含めた総合評価は慎重に行う必要がある。また各領域における高齢者対応は、その手術侵襲から違ってくる。したがって、施設における適応と限界について発表していただきたい。
WS 05. 血液凝固障害を伴う手術の克服に向けて 趣旨
老齢化に伴い併存疾患に対しての抗凝固療法中の手術や、種々の病態からくるDICなど凝固線溶系障害を伴う手術の機会が増加している。この様な血液凝固障害を有する症例における手術手技や克服への工夫について発表していただきたい。
WS 06. 筋肉量・筋力の低下(サルコペニア)を考慮した外科治療のあり方 趣旨
高齢者の身体的特徴として、筋量や筋力の減少が指摘されている。このサルコペニアを意識したとき、外科診療においてはどのような対応が求められているのか発表していただきたい。
WS 07. 胸部食道癌周術期管理の進歩-合併症ゼロへ向けて 趣旨
在院死亡率がゼロに近づいている現在、合併症発症リスクを最小化するための細やかな工夫が行われている。各施設における独自の工夫を発表していただきたい。
WS 08. 胃癌穿孔症例に対する治療戦略 趣旨
胃癌の穿孔は少数例ではあるが、極めて予後不良な病態と認識されている。緊急手術と腫瘍外科手術との両面においてベストな治療選択とは何かを検討していただきたい。また、追加手術の適応についても発表していただきたい。
WS 09. 直腸脱-病態から考える術式選択 趣旨
直腸脱は高齢者に多く、QOLは著しく低下する。直腸脱の術式として開腹術と経肛門的手術があげられるが、根治性を高めるうえでは病態を考慮した術式の選択が重要になる。各施設における術式の選択基準と治療成績について述べ、術式のベストチョイスを発表していただきたい。
WS 10. 肛門疾患治療困難例に対するBest Practice 趣旨
複雑痔瘻や嵌頓痔核などは専門医でも治療が困難な場合がある。したがって手術に際しては、経験と知識に基づいた応用力が求められる。各施設における実際の手術手技とそのポイントについて発表していただきたい。
WS 11. 炎症性腸疾患のBest Practice 趣旨
炎症性腸疾患の総罹患人口は20万人を超え、年々増加している。最近の生物学的製剤や免疫抑制剤の開発により内科的治療は大きく変化しているが、依然、外科的治療を含む集学的治療の役割は大きい。手術のタイミングや、手技の工夫など各施設の取り組みを発表していただきたい。
WS 12. ハイリスクStage II 大腸癌とその対策 趣旨
Stage III 大腸癌の術後補助化学療法は推奨されているが、Stage II については明記されていない。しかし、ハイリスク Stage II は予後が悪く、補助化学療法が必要とされる。その再発危険因子の解明などから、予後向上への対策について発表していただきたい。
WS 13. 術後肝予備能維持にむけたBest Practice 趣旨
高度進行肝癌や多発転移性肝癌、胆道癌における大量肝切除では、手術成績を向上させる様々な取り組みが従来からなされている。安全性、根治性を両立させるための術前評価および処置、手術手技の工夫について現在の best practice は何かを発表していただきたい。
WS 14. 門脈血栓症例に対する肝移植の適応と成績 趣旨
門脈血栓症に対する肝移植は、適応拡大として残された最後の難関である。しかし、近年様々な手技や血行再建時の工夫によって克服される症例も増加しつつある。施設における適応や手技、成績について発表していただきたい。
WS 15. 膵嚢胞性疾患の至適術式 趣旨
膵嚢胞性疾患の治療では、国際診療ガイドラインにおいて切除の適応や切除範囲が示されているが、実臨床においては治療方針の決定に苦慮し、個々の症例に応じた切除が選択されることが多い。具体例の提示と共に至適術式について発表していただきたい。
WS 16. 急性胆嚢炎診療の理想と現実 趣旨
急性胆嚢炎の治療方針について、ガイドライン上は原則的に早期手術が推奨されているが、重症度や現実の施設環境によってはドレナージを組み合わせた待機手術が選択されることも多い。施設ごとの体制や治療戦略について発表していただきたい。
WS 17. 急性虫垂炎のBest Practice (小児から成人まで) 趣旨
従来は緊急手術の適応と考えられていた急性虫垂炎は、現在では、IVRを含めた保存的治療や interval appendectomy など、手術の適応やタイミングが施設により異なる現状にある。成人および小児例を含め、今の best practice は何か? を発表していただきたい。
WS 18. 乳腺内分泌家族性腫瘍に対するBest Practice 趣旨
乳腺内分泌領域において遺伝子カウセンリングや遺伝子検査が施行されることが増えてきた。そこで遺伝子検査結果は実診療にどう反映されているか、手術方針、薬物療法、放射線療法、他科との連携はどうあるべきか、各施設における考えを発表していただきたい。
WS 19. 甲状腺分化癌に対するBest Practice 趣旨
日常診療における甲状腺分化癌の手術方針やサーベイランスのあり方など各施設における甲状腺分化癌全般への対応や治療方針を発表していただきたい。
WS 20. 下肢静脈瘤に対するBest Practice 趣旨
ストリッピングに代表される下肢静脈瘤治療は、硬化療法、レーザー治療、高周波治療が加わり治療法の選択肢が広がった。下肢静脈瘤の病態に応じた最適な治療法やその組み合わせを発表していただきたい。
WS 21. 局所陰圧閉鎖療法の有効性と問題点 趣旨
Negative pressure wound therapyは、心臓血管外科領域から我が国に導入され、消化器外科領域など様々な領域で使用され、保険適応ともなった。現在では感染創の治療のみならず、SSI高リスク症例での予防的使用も試みられており、今後の更なる広がりが期待できる。適応、有効性、手技上の工夫、問題点について発表していただきたい。
WS 22. 一般外科医が知るべき Acute Care Surgery 趣旨
外科の細分化が加速しているが、一般外科教育の必要性は普遍的である。よって救急・外傷外科と外科集中治療を一体化したAcute Care Surgery (ACS)教育は重要である。外科医が活動する場も地域や都市、病院規模など多彩であるが、各病院での外科医育成のなかでACS教育の計画と実質的対応を発表していただきたい。
WS 23. 私、女性外科医やってます!〜私のスタイル紹介 趣旨
女性外科医が増えている今、そのライフスタイルも多様化しています。若手女性外科医のロールモデルになる働き方、 あるいは個性あふれる生き方など、ワークライフバランスを保ちつつキャリアアップする参考となる発表をしていただきたい。
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■ 6. ビデオワークショップ

VW 01. 胃全摘空腸パウチ再建術の有用性とコツ 趣旨
胃全摘術後の患者のQOL低下を軽減する工夫として空腸パウチが行われている。本術式の臨床的有用性(術後障害の軽減、QOLの向上)や空腸パウチ作製に関連した合併症を減らすための要点を示して頂き、胃全摘術後の再建法としての本術式の意義、およびその安全な導入への道標を発表していただきたい。
VW 02. 腹腔鏡下胃癌手術における脾門部郭清アプローチ 趣旨
腹腔鏡下胃癌手術における脾門部リンパ節郭清のアプローチは依然としてコンセンサスが得られていない。種々の工夫、脾臓温存脾門部リンパ節郭清の手技について発表していただきたい。
VW 03. 大腸癌における単孔手術の課題と展望 趣旨
手術創が小さい単孔式手術は整容性が高く、大腸癌領域でも手技が確立され広く普及してきた。 これまでの成績から問題点を検証し、単孔式手術の将来の展望について発表していただきたい。
VW 04. 機能温存と根治性を両立させる痔瘻根治術 趣旨
痔瘻の治療に際しては、術後の機能障害と再発が懸念される。手術に際して根治性を重視すると機能低下の可能性が生じ、機能温存を重視すると根治性が損なわれる場合がある。両者を考慮した手術手技のポイントについて発表していただきたい。
VW 05. 肝系統切除(区域未満を含む)の術式の工夫 趣旨
肝亜区域はグリソン鞘第三次分枝により規定されるが、分枝の多くは複数存在し、時に複雑な分岐形態を示す症例も存在する。区域未満の肝解剖に対する合理的な概念とともに、肝実質を温存する系統的切除を行うための有用な手技について、開腹手術のみならず内視鏡下手術も含めて発表していただきたい。
VW 06. 肝門部領域胆管癌の術式選択と手技 趣旨
胆管癌の根治における外科切除の役割は極めて大きい。肝門部領域胆管癌の切除では、術前の腫瘍進展および胆道解剖の正確な把握にもとづく適切な準備と術式選択が重要である。また、血行再建や複雑な胆道再建が必要なことも少なくない。術式選択の実際とその手技について発表していただきたい。
VW 07. 縦隔腫瘍に対する胸腔鏡手術の工夫 趣旨
縦隔腫瘍、特に前縦隔腫瘍に関しては、そのアプローチは施設により異なり、様々な工夫がなされている。各施設での手術適応、手技について発表していただきたい。
VW 08. 腹壁瘢痕ヘルニア治療の工夫 趣旨
腹壁瘢痕ヘルニアの病態は様々である。部位をはじめ門の大きさ、創感染合併や再発例、あるいは人工肛門の存在など、術式選択に迷う場合も少なくない。修復方法に工夫が必要となるような症例の治療戦略について発表していただきたい。
VW 09. 乳腺甲状腺領域における術式の工夫 趣旨
体表手術においても合併症の発生は整容性や機能性に著しいダメージを残す。出血や神経損傷を防ぐための新しい試みや器具の応用とともに、合併症防止や手術精度向上の工夫について発表いただきたい。

■ 7. 要望演題 <口演>

  • RO 01. 胃癌大動脈周囲リンパ節郭清の適応と手技はどう変わったか?
  • RO 02. 胸部食道癌に対する内視鏡外科手術の長期成績は?
  • RO 03. 進行胃癌に対する補助療法は術前か? 術後か?
  • RO 04. 胃癌術後のQOLは向上しているか?
  • RO 05. 残胃癌に対するリンパ節郭清はどうするか?
  • RO 06. 消化器外科医に必要な内視鏡診断と内視鏡治療とは?
  • RO 07. 大腸癌の新たな診断法
  • RO 08. 直腸癌術後機能障害
  • RO 09. 遺伝性大腸癌の日常診療
  • RO 10. 大腸癌イレウスに対するステントの功罪
  • RO 11. 高齢者大腸癌に対する術後化学療法
  • RO 12. 一時的ストーマ、ileostomyか? colostomyか?
  • RO 13. 痔核・痔瘻・裂肛に対するday surgeryの工夫
  • RO 14. 非大腸癌非内分泌腫瘍肝転移に対する肝切除の意義
  • RO 15. 肝内胆管癌に対するリンパ節郭清の意義
  • RO 16. 多発肝転移に対する腹腔鏡下手術の役割
  • RO 17. 膵切除術後ドレーン管理の実際
  • RO 18. 膵頭十二指腸領域に対する縮小手術
  • RO 19. 膵胆管合流異常の診療の現状と課題(小児から成人まで)
  • RO 20. 胆嚢癌を疑う症例への対応
  • RO 21. COPD合併肺癌に対する手術
  • RO 22. 悪性中皮腫に対する治療
  • RO 23. 難治性気胸の治療
  • RO 24. IABO(intra-aortic balloon occlusion)の位置付け
  • RO 25. 虚血性腸疾患の診断と治療
  • RO 26. 消化管穿孔の診断と治療
  • RO 27. 合併症を起こさない鼠径部ヘルニア手術
  • RO 28. 再発を起こさない腹壁ヘルニア手術
  • RO 29. 術後合併症対策としての嚥下障害対策
  • RO 30. 創傷治癒に有効なPharmaconutritionとは?
  • RO 31. 術後管理における脂肪乳剤の静注
  • RO 32. 致死的染色体異常症における外科治療
  • RO 33. 成人期にみられる小児外科疾患
  • RO 34. 分子標的治療による甲状腺癌治療-分化癌から未分化癌まで
  • RO 35. 温存乳房再発時の外科治療と全身治療
  • RO 36. 乳房再建における一次再建vs.二次再建
  • RO 37. HER2陰性転移性乳癌に対する化学療法の実際
  • RO 38. 心臓血管外科周術期感染の予防と対策
  • RO 39. 炎症性動脈疾患に対する治療法
  • RO 40. 日帰り手術の適応と問題点
  • RO 41. 創傷管理の進歩と課題
  • RO 42. NSTの現状と問題点
  • RO 43. 外科医がなすべき緩和医療
  • RO 44. 化学療法における外科医の役割
  • RO 45. クリニカルパスの再考
  • RO 46. 外来小外科の工夫

■ 8. 要望演題 <ビデオ>

  • RV 01. 私のこだわりの手術手技(食道)
  • RV 02. 私のこだわりの手術手技(胃)
  • RV 03. 私のこだわりの手術手技(結腸)
  • RV 04. 私のこだわりの手術手技(直腸)
  • RV 05. 私のこだわりの手術手技(肝)
  • RV 06. 私のこだわりの手術手技(胆道)
  • RV 07. 私のこだわりの手術手技(膵)
  • RV 08. 私のこだわりの手術手技(鼠径部ヘルニア)
  • RV 09. 私のこだわりの手術手技(肛門疾患)
  • RV 10. 私のこだわりの手術手技(虫垂)
  • RV 11. 私のこだわりの手術手技(肺・縦隔)
  • RV 12. 私のこだわりの手術手技(乳腺)
  • RV 13. 私のこだわりの手術手技(内分泌)
  • RV 14. 私のこだわりの手術手技(心臓)
  • RV 15. 私のこだわりの手術手技(血管)
  • RV 16. 私のこだわりの手術手技(小児外科)
  • RV 17. 私のこだわりの手術手技(その他)

■ 09. 一般演題 <口演>

■ 10. 一般演題 <示説>

■ 11. 研修医セッション

■ 12. 医学生セッション


6.文字数制限

演題名: 全角90文字以内
抄録本文(日本語): 全角600文字以内
抄録本文(英文): 半角1,200文字以内
上記の文字数を超えると登録できません。

7.演題採否

演題採否は第78回日本臨床外科学会総会事務局により決定いたします。
演題申込の分野などに関しましては、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
演題採否ならびに発表日時・会場は、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。

8.演題登録

オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用をお願いいたします。
この暗号通信の使用により第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことができます。
従って、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨いたします。暗号通信は特に準備はいりません。
UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)のサーバーコンピュータに管理が移ります。
暗号通信は登録または修正作業が終わるまで継続されます。

※ ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザーが古い)もございますので、その際は平文通信をご利用ください。 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。 被害が演題・抄録以外にも及びます。平文通信をご利用の際はこうした危険性を十分に考慮してください。

● 新規登録

  • 新規登録 暗号通信
  • 新規登録 平文通信

● 確認・修正・削除

  • 確認・修正・削除 暗号通信
  • 確認・修正・削除 平文通信

9.受領通知

演題登録完了後、入力した電子メールアドレス宛に確認のメールが自動配信されますので、必ず内容をご確認ください。
はがき等での通知は行いませんので、ご了承ください。
確認のメールが届かない場合は、電子メールアドレスが間違って入力されている可能性がありますので、確認・修正画面から正しく登録されているかをご確認ください。

10.演題募集に関するお問合せ

第78回日本臨床外科学会総会 演題登録事務局
〒102-8481 東京都千代田区麹町5-1 弘済会館ビル 株式会社コングレ内
TEL: 03-5216-5318 FAX: 03-5216-5552 E-mail: jsa78-abs@congre.co.jp