ご挨拶

第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会 会長 鍋谷 圭宏(千葉県がんセンター 食道・胃腸外科部長 / NSTチェアマン 千葉大学医学部臨床教授)

第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会
会長 鍋谷 圭宏
千葉県がんセンター 食道・胃腸外科部長 / NSTチェアマン
千葉大学医学部臨床教授

この度、第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2021)を、2021年2月18日(木)~19日(金)に神戸で開催させていただきます。2020年より日本静脈経腸栄養学会から名称変更した日本臨床栄養代謝学会は、現在会員数が約22,000人で、年次学術集会には臨床栄養学に携わる10,000人以上の熱心な方々が参加されています。そのため、学術集会開催地が会長の所属先に規定されない選択となりまして、今回は、神戸国際会議場・神戸国際展示場・神戸ポートピアホテルで構成される神戸コンベンションセンター全体が会場となります。

JSPENの前身である日本静脈・経腸栄養研究会の発足は、私が千葉大学を卒業した1985年です。私は1989年第4回の札幌での研究会で初めて発表し、その後今日までJSPENで多くのことを学び、多くの仲間と出逢い、かけがえのない経験をさせていただきました。私の母教室である千葉大学第二外科(現 大学院先端応用外科学)同門では、JSPENのルーツの一つである第1回成分栄養研究会を1977年に当時の佐藤 博教授が開催され、静脈・経腸栄養研究会としては、第6回を小越章平先生が、第11回を碓井貞仁先生が開催されております。また、1998年に千葉大学第一外科の中島伸之教授が第13回の研究会を開催された後に、小越章平先生を初代理事長として日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)が発足しました。このようにJSPENの発展に貢献された偉大な先達には到底及びませんが、私も育てていただいたこのJSPENの会長を今回拝命したことは、千葉大学同門として大変光栄であると共に重責に身が引き締まる思いです。改めまして、この機会を与えて下さった学会員の皆様に厚くお礼申し上げます。

JSPEN2021のテーマは、「温故知新:栄養療法のこれまで・今・これから」とさせていただきました。新たな学会名称でスタートした今、これまでの歴史を振り返り、現状と、そして次世代に伝えるべきことを考えたいという想いです。多方面での研究成果を発表していただき、学び、活発な意見交換の場となりますよう、充実したプログラムを企画しております。今回の学術集会から、倫理審査が必要となる演題がございますが、JSPEN側でしっかりサポートさせていただきますので、HPをご覧の上でぜひ今まで通り多数の演題の応募をお願い致します。

ご存知のように、学会名称変更後初めての2020年2月の第35回学術集会が集合型開催中止という苦渋の決断となりました。楽しみにして下さっていた皆様にはご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。2021年2月には、是非とも今年の想いを引き継ぎ、実りある第36回学術集会が開催できますよう、千葉県がんセンターに加えて千葉県で臨床栄養に携わるスタッフの力を結集し、誠心誠意準備して参ります。アウエーではありますが、神戸は私の大好きな街で全国からのアクセスも良好です。多くの皆様と神戸でお会いできますことを心より楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い致します。

第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会