プログラム(2020年12月10日現在)

会長講演  2月18日(木)13:50~14:25

司会:
坂本 昭雄(地方独立行政法人さんむ医療センター)
演者:
鍋谷 圭宏(千葉県がんセンター 食道・胃腸外科/NST)

出逢いと別れ

葛西森夫記念講演  2月19日(金)14:15~15:05

司会:
佐々木 雅也(滋賀医科大学医学部看護学科 基礎看護学講座/
       滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部)
演者:
藤島 一郎(浜松市リハビリテーション病院)

嚥下リハビリテーションと嚥下食の温故知新

武藤輝一記念教育講演  2月18日(木)16:25~17:15

司会:
木村 理  (東都春日部病院)
演者:
土岐 祐一郎(大阪大学大学院医学系研究科 消化器外科)

消化器外科領域におけるグレリンの臨床応用

特別講演

特別講演 1(次期会長講演)  2月18日(木)10:00~10:50

司会:
竹山 廣光(三重北医療センター 外科)
演者:
飯島 正平(大阪国際がんセンター 栄養腫瘍科)

特別講演 2  2月18日(木)11:10~12:00

司会:
寺本 房子(川崎医療福祉大学 医療技術学部 臨床栄養学科)
演者:
石原 雅弘(東京ステーションホテル)

温故知新 ~栄養療法のこれまで、今、これから~
(ケアフードと人材育成について)

特別講演 3  2月19日(金)8:30~9:20

司会:
平田 公一(JR札幌病院外科・こう門外科・乳腺外科)
演者:
高田 和男(日本テレビ客員解説委員)

医学における倫理:医療現場の取材メモから

特別講演 4  2月19日(金)9:35~10:25

司会:
清水 孝宏(地方独立行政法人 那覇市立病院 看護部)
演者:
道又 元裕(国際医療福祉大学・成田病院)

チーム医療における看護師の役割を考える

特別講演 5  2月19日(金)10:45~11:35

司会:
池田 健一郎(池田外科・消化器内科医院)
演者:
岩井 直路 (陸前高田市国民健康保険広田診療所)

震災から10年、市民の心と生命を育み守る地域包括ケアと栄養管理
~「チームけせんの和」などの取組み~

小越章平記念 Best Paper in The Year 2020  2月19日(金)15:20~15:50

司 会:
山中 英治(若草第一病院 外科)
受賞者:
小林 実 (東北大学病院 総合外科)

大柳治正記念学術振興アワード受賞講演  2月19日(金)16:10~17:10

司   会:
山中 英治 (若草第一病院 外科)
受 賞 者:
馬場 忠雄 (医療法人友仁会 友仁山崎病院)
関連講演者:
佐々木 雅也(滋賀医科大学 栄養治療部)

海外招聘講演(オンライン発表)

海外招聘講演 1  2月18日(木)9:00~9:30

司会:
深柄 和彦 (東京大学医学部附属病院 手術部)
演者:
Todd W. Rice (ASPEN / Vanderbilt University Medical Center)

Nutritional management for critically ill patients in the COVID-19 era

海外招聘講演 2  2月18日(木)16:25~16:55

司会:
小山 諭  (新潟大学医学部 保健学科看護学専攻)
演者:
Ashwin Dabhi(IAPEN / Counseling and Consulting Physician,
       in Metabolic and Nutritional Disorder, Sujivan Hospital)

Nutrition in liver and kidney failure

海外招聘講演 3  2月18日(木)16:15~16:45

司会:
福島 亮治     (帝京大学医学部外科学講座)
演者:
Tommy Cederholm (ESPEN / Uppsala University, Uppsala, Sweden/
           Karolinska University Hospital)

Role of GLIM criteria in the future

海外招聘講演 4  2月19日(金)15:50~16:20

司会:
鍋谷 圭宏  (千葉県がんセンター 食道・胃腸外科/NST)
演者:
Olle Ljungqvist (ERAS society / Faculty of Medicine and Health,
        School of Health and Medical Sciences,Department of Surgery,
        Örebro University)

The future of ERAS

海外招聘講演 5  2月19日(金)16:30~17:00

司会:
比企 直樹 (北里大学 上部消化管外科)
演者:
Hanping Shi(CSPEN/Departments of Gastrointestinal Surgery and Clinical Nutrition,Beijing       Shijitan Hospital; Department of Oncology, Capital Medical University, Beijing,       China.)

Hunger-Free Hospital Initiative: fighting Malnutrition in Hospitals

海外招聘講演 6  2月19日(金)15:50~16:20

司会:
海道 利実   (聖路加国際病院 消化器・一般外科)
演者:
B.Ravinder Reddy(ISPEN / Care Hospital-The Institute of Medical Sciences,
         Banjara Hills)

Sarcopenia and surgical outcomes

教育講演

教育講演 1  2月18日(木)17:30~18:20

司会:
上西 紀夫(公立昭和病院)
演者:
大橋 健 (国立がん研究センター中央病院 総合内科(糖尿病腫瘍科))

がんと糖尿病を共にケアする!

教育講演 2  2月18日(木)9:00~9:50

司会:
瀬戸 泰之(東京大学医学部附属病院 胃食道外科・乳腺内分泌外科)
演者:
岡住 慎一(東邦大学医療センター佐倉病院外科)

肥満外科の現状と栄養学的効果

教育講演 3  2月19日(金)8:30~9:20

司会:
深柄 和彦(東京大学医学部附属病院 手術部)
演者:
片桐 諒子(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 疫学研究部)

栄養疫学の活かし方:予防から臨床まで

教育講演 4  2月19日(金)14:15~15:05

司会:
田中 芳明(久留米大学病院医療安全管理部)
演者:
相馬 孝博(千葉大学病院 医療安全管理部)

栄養管理におけるリスクマネジメント ~テクニカルスキルから
ノンテクニカルスキルへ~

教育講演 5  2月19日(金)8:30~9:20

司会:
比企 直樹(北里大学上部消化管外科)
演者:
青山 徹 (横浜市立大学 外科治療学教室)

消化器癌治療における体重・体組成測定の意義

教育講演 6  2月19日(金)14:15~15:05

司会:
石井 良昌(海老名総合病院 歯科口腔外科)
演者:
花田 信弘(鶴見大学歯学部探索歯学講座)

臨床⻭科栄養学

教育講演 7  2月19日(金)14:15~15:05

司会:
大浜 修  (プライムホスピタル玉島 薬剤部)
演者:
倉田 なおみ(昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 社会薬学部門)

簡易懸濁法のこれまで・今・これから

NSTフォーラム(クレジット対象セッション)  2月19日(金)15:40~17:20

NST の これまで・今・これから

司会:
土岐 彰  (戸塚共立第2病院)
中瀬 一  (北杜市立甲陽病院 外科)
演者:
土岐 彰  (戸塚共立第2病院)
中瀬 一  (北杜市立甲陽病院 外科)
二村 昭彦 (藤田医科大学 七栗記念病院 薬剤課)
野田 さおり(KKR高松病院 看護部)
飯島 正平 (大阪国際がんセンター 栄養腫瘍科)

フェローシップ応募者セッション  2月18日(木)16:55~18:05

司会:
寺邊 政宏(JA三重厚生連 鈴鹿中央総合病院 緩和ケア内科)
杉田 尚寛(株式会社スパーテル 医薬品情報室)

特別ワークショップ  2月18日(木)16:55~18:25

COVID-19時代の栄養療法

特別ワークショップ「COVID-19時代の栄養療法」

COVID-19(新型コロナウイルス)の世界的流行は、我々人類の生活様式を一変させた。わが国でも年代を問わず感染者が出ているが、重症・死亡患者は高齢者あるいは複数疾患の罹患者に多く、高齢化著しい日本の問題点が明らかになった。その原因の一つとして、本来は良好な栄養状態に支えられる免疫力や抵抗力の低下の関与が考えられ、JSPENも「COVID-19の治療と予防に関する栄養学的提言」を報告している。一方で、COVID-19による社会の制約で、栄養管理・栄養教育など我々が必要とする活動が行えない場面も増えている。感染患者の治療と共に社会的影響で生じた栄養療法への問題点などから、我々は何を学び、これからのwith/postコロナ時代にどのように解決・改善していけばよいのだろうか。そこで、COVID-19関連の応募演題の中から特別ワークショップを組ませていただいたので、ぜひ、皆様も一緒に考えていただきたい(この主題に関連した企画にもぜひご参加下さい)。

司会:
飯島 正平(大阪国際がんセンター 栄養腫瘍科)
田崎 亮子(国家公務員共済組合連合会 新別府病院栄養管理室室長/
      栄養サポート室室長)
森 みさ子(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院)

シンポジウム

シンポジウム 1  2月18日(木)9:00~10:40
胃外科・術後障害研究会/日本臨床栄養代謝学会 合同シンポジウム

胃切除術後障害を考えた栄養管理

シンポジウム01「胃切除術後障害を考えた栄養管理」
(胃外科・術後障害研究会との合同企画)

近年、胃癌の診断と治療法の進歩により、術後長期生存例が増加し、癌の根治性だけでなく、術後のQOL向上も求められており、PGASASアプリなどによる術後の機能評価を用いた術式や術後の栄養療法の工夫が必要である。一方、進行癌術後の補助化学療法や再発時の薬物療法では、有害事象を考慮した栄養療法が重要であり、栄養状態の良し悪しは予後に影響することも知られている。今回は胃癌術後のQOL向上のための術式と栄養管理上での工夫、薬物療法施行時における栄養療法などについて多数のご応募を期待しています。

司会:
滝口 伸浩 (千葉県がんセンター 食道・胃腸外科)
大平 雅一 (大阪市立大学大学院 消化器外科)

シンポジウム 2  2月18日(木)9:00~10:20
日本集中治療医学会/日本臨床栄養代謝学会 合同シンポジウム

ICU-AW、PICSを防ぐ急性期栄養管理

シンポジウム02「ICU-AW、PICSを防ぐ急性期栄養管理」
(日本集中治療医学会との合同企画)

ICUを退室したもののICU-AW,PICSに陥った患者さんは、“生存者なのか犠牲者なのか?”と言われるほどの負担を抱える。近年の急性期の栄養療法のアウトカムは死亡率などのハードアウトカムから機能予後にシフトしつつあり、機能予後の改善は重症患者への栄養療法の重大な使命である。演者の方々には、ICUAWやPICS等を意識した栄養療法、今後の研究のヒントについてお示しいただければ幸いである。

司会:
井上 茂亮 (神戸大学大学院医学研究科外科系講座災害・救急医学分野
       先進救命救急)
東別府 直紀(神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科)

シンポジウム 3  2月18日(木)10:40~12:00
日本臨床腸内微生物学会/日本臨床栄養代謝学会 合同シンポジウム

腸内微生物と宿主の相互関係

シンポジウム03「腸内微生物と宿主の相互関係」
(日本臨床腸内微生物学会との合同企画)

多種多数の常在微生物が形成する総体を指すマイクロバイオータ(microbiota)は腸内全体では1014~1015個におよび、腸内フローラを形成して、宿主と共存している。その中でも腸内細菌叢の研究は近年、特段の進歩を遂げ、種々の疾患で腸内細菌叢を構成する菌のディスバイオーシス(dysbiosis)が認められることが明らかとなってきた。腸内微生物と生体が構成する超個体について活発なご討論を期待する。

司会:
岩田 敏 (国立がん研究センター中央病院 感染症部)
鷲澤 尚宏(東邦大学医学部臨床支援室 東邦大学医療センター大森病院
      栄養治療センター)

シンポジウム 4  2月18日(木)14:40~16:10

静脈栄養の これまで・今・これから

シンポジウム04「静脈栄養のこれまで・今・これから」

中心静脈栄養法による完全静脈栄養は臨床栄養の革命であった。その効果は劇的で消化管が使えなければ栄養不良で失っていた命が救われるようになった。カテーテルやその留置法と管理も進歩して安全性が向上してきた。輸液内容も糖質、アミノ酸、脂質、ビタミン、微量元素などの改良が重ねられてきた。また様々な病態の栄養治療に静脈栄養は重要であり、病態別静脈栄養の研究成果も多い。最も効果的な栄養法である静脈栄養のセッションにぜひお集まりください。

司会:
山中 英治 (若草第一病院 外科)
二村 昭彦 (藤田医科大学七栗記念病院 薬剤課)
基調講演/特別発言:
 
入山 圭二(長島中央病院)

シンポジウム 5  2月19日(金)9:35~11:15

成分栄養剤の これまで・今・これから

シンポジウム05「成分栄養剤のこれまで・今・これから」

NASAで開発された吸収容易なアミノ酸からなる宇宙食にヒントを得た成分栄養剤(ED)は、ほとんど消化を必要としない低残渣性の経腸的高エネルギー栄養剤として1981年にわが国で上市された。当初は消化器外科周術期の栄養管理で用いられたが、その後、炎症性腸疾患治療、がん化学療法副作用対策、消化器癌手術後の支持療法、膵炎治療などで様々な効果が見い出されてきた。上市後40周年記念の年にあたり、これまでの研究成果を改めて学び、EDを用いた栄養療法の今後の可能性も展望したい。

司会:
鍋谷 圭宏(千葉県がんセンター 食道・胃腸外科/NST)
斎藤 恵子(東京医科歯科大学医学部附属病院 臨床栄養部)
基調講演/特別発言:
 
碓井 貞仁(さんむ医療センター 内科)

シンポジウム 6  2月19日(金)10:05~11:35

周術期栄養管理のこれまで・今・これから

シンポジウム06「周術期栄養管理のこれまで・今・これから」

近年、新しい術式、デバイス普及や術前・術後補助療法の進歩により、周術期管理はこれまでの外科慣習を打ち破って大きく変貌している。今や、回復強化とコスト削減を外すことはできないが、一方で早期退院に伴う弊害も時に経験する。当セッションでは、私たちが未来へ向けて忘れてはいけない、あるいは変えていかなければならない、これからの周術期栄養管理について栄養学的/腫瘍学的課題と成果を報告いただきたい。

司会:
宮田 剛 (岩手県立中央病院)
眞次 康弘(県立広島病院 栄養管理科 / 消化器・乳腺・移植外科)
基調講演/特別発言:
 
辻仲 利政(和泉市立総合医療センター)

シンポジウム 7  2月19日(金)15:45~17:15

救急集中治療における栄養管理の これまで・今・これから

シンポジウム07「救急集中治療における栄養管理のこれまで・今・これから」

救急や集中治療領域の重症患者ではエネルギー消費量が増加し、利用栄養基質も変化しているため、何らかの栄養を投与しなければエネルギーが枯渇し、生体の恒常性が破綻します。重症病態における栄養管理は、1960年代のTPNの発明以来静脈栄養と経腸栄養の理論と実践、検証が繰り返され発展し、現在では予後を改善する栄養療法として認識されています。本セッションでは、栄養療法の発展の歴史として「これまで」を織田成人先生に、「今」を東別府直紀先生に解説いただき、「これから」を公募で選ばれた先生方に語っていただきます。

司会:
小谷 穣治 (神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野)
祖父江 和哉(名古屋市立大学大学院医学研究科麻酔科学・集中治療医学分野)
基調講演/特別発言:
 
織田 成人 (千葉市立海浜病院 救急科)

シンポジウム 8  2月19日(金)10:05~11:35
日本サルコペニア・フレイル学会/日本臨床栄養代謝学会 合同シンポジウム

サルコペニア・フレイルの治療・予防に関する新たなアプローチとその効果

シンポジウム08「サルコペニア・フレイルの治療・予防に関する新たなアプローチとその効果」
(日本サルコペニア・フレイル学会との合同企画)

第34・35回そして第36回と3年間に渡り、日本臨床栄養代謝学会と日本サルコペニア・フレイル学会との合同シンポジウムを開催してきました。この領域でご活躍の皆さまは既にサルコペニア・フレイル対策の重要性を認識していただけていると考えています。しかし、国民・市民あるいは患者の目線からは未だ十分な知識の提供と啓発がなされているとは言えず、また医学の中でも日々進歩するこの領域の新しい知見を提示・浸透させることは簡単ではありません。そこで、今回はサルコペニア・フレイルを疾患あるいは症候群と捉え、その治療と予防法に関する新たなムーブメントをご紹介いただき、将来、私たちが進むべき道を皆さんとともに模索したいと存じます。

司会:
荒井 秀典(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター)
福島 亮治(帝京大学医学部 外科学講座)

シンポジウム 9  2月19日(金)8:30~10:00
日本リハビリテーション医学会/日本臨床栄養代謝学会 合同シンポジウム

リハビリテーションのアウトカムに栄養療法は貢献するか?

シンポジウム09「リハビリテーションのアウトカムに栄養療法は貢献するか?」
(日本リハビリテーション医学会との合同企画)

リハビリテーションを行う患者は高齢者が多く、併存疾患を有していることもあり、サルコペニアを合併している症例も少なくない。リハビリテーション中に体重が減少する症例が多いとの報告もあり、骨格筋量がさらに減少している可能性がある。リハビリテーションのアウトカムを改善するために、骨格筋量を維持、あるいは、増加させ、筋力、身体機能を維持する必要がある。こうした観点での栄養管理の有用性について討論を行いたい。

司会:
近藤 国嗣 (東京湾岸リハビリテーション病院)
吉田 貞夫 (ちゅうざん病院 医局)

パネルディスカッション

パネルディスカッション 1  2月18日(木)14:40~16:10

がん化学療法・放射線療法における栄養療法の力

パネルディスカッション01「がん化学療法・放射線療法における栄養療法の力」

がん治療における手術療法としての栄養療法は比較的確立されている。一方、がん化学療法・放射線療法では、栄養療法の重要性を示すエビデンスが高いデータも少ない。本パネルディスカッションではがん化学療法・放射線療法における栄養療法の役割、効果を示すようなデータを提示して頂き、「がん化学療法・放射線療法において栄養療法がそもそも必要なのか?」という根本的な疑問から議論を深めて頂きたい。

司会:
比企 直樹(北里大学上部消化管外科)
犬飼 道雄(岡山済生会総合病院 内科・がん化学療法センター)

パネルディスカッション 2  2月18日(木)10:40~12:10
(日本外科感染症学会/日本臨床栄養代謝学会 合同パネルディスカッション)

予後向上のための感染症対策に栄養療法の知識を活かす

パネルディスカッション02「予後向上のための感染症対策に栄養療法の知識を活かす」(日本外科感染症学会との合同企画)

術後合併症を含む周術期感染症対策としては、予防と共に発症後の治療が短期予後そして悪性腫瘍の治療では長期予後をも左右する。本パネルディスカッションでは、周術期感染症が予後に与える影響を認識し、その予防や治療における栄養療法の意義を討論して、予後向上の一助になることを願っている。救急疾患を含む様々な病態・治療における感染症対策のツールとしての栄養療法や周術期管理の工夫をご発表いただきたい。

司会:
古屋 智規(秋田大学 救急集中治療医学)
鍋谷 圭宏(千葉県がんセンター 食道・胃腸外科/NST)

パネルディスカッション 3  2月18日(木)14:40~16:10

脳神経疾患における栄養療法の実際

パネルディスカッション03「脳神経疾患における栄養療法の実際」

脳神経疾患の急性期治療においては、神経機能の改善と維持のために栄養療法やリハビリテーションの早期介入が必要である。また高齢者では発症前にサルコペニアや摂食嚥下障害が存在することが多く、近年予防医学的な栄養療法も重視されている。一方維持期・慢性期においては、医療のみならず介護を視野に置いたシームレスな対応が必要で、栄養学的なバランスや食形態の工夫など幅広い知識が要求される。
以上より、脳神経疾患の栄養療法における臨床的な問題点を検討し、日常の業務に役立てたい。

司会:
三原 千惠 (日比野病院 脳ドック室)
巨島 文子 (諏訪赤十字病院 リハビリテーション科)

パネルディスカッション 4  2月18日(木)16:50~18:10

小児NSTラウンド対応困難例へのアプローチ

パネルディスカッション04「小児NSTラウンド対応困難例へのアプローチ」

栄養療法の進歩により小児重症疾患の生命予後は向上してきたが、神経疾患やアレルギー疾患、重症外傷などNSTラウンド対応困難例は増加してきている。各症例数は成人ほど多くなく、症例ごとに工夫が求められる。更に小児に使用しうるデバイスや体格の問題など、成人にはない多くの制約がある。各施設で行われているNSTラウンド時における工夫や取り組み、治療成績を示しつつ、症例個々の実際をご発表いただき、討論したい。

司会:
北原 修一郎(長野赤十字病院 小児外科)
高増 哲也 (神奈川県立こども医療センター アレルギー科)

パネルディスカッション 5  2月18日(木)16:50~18:20

臨床栄養における臨床検査値(体組成も含めて)の理解と
RCPC(reversed clinico-pathological conference)の意義を考える

パネルディスカッション05「臨床栄養における臨床検査値(体組成も含めて)の理解とRCPC(reversed clinico-pathological conference)の意義を考える」

RCPCとは「検査データを示し、そこから病態を読み解く」という臨床検査医学の教育手法の一つです。基本検査データを提示し、個々の検査の解釈を行い、総合して病態を推測し、必要な2次検査を挙げ、その結果を提示し、最終病態診断に至るという幅広い知識と考察力が必要とされるカンファレンスです。通常の臨床栄養の営みとはベクトルが正反対です。本企画では、データのみから病態を考察するという知的作業から日常検査の背景に深く切り込みます。

司会:
海道 利実(聖路加国際病院 消化器・一般外科)
吉村 芳弘(熊本リハビリテーション病院 サルコペニア・低栄養研究センター)

パネルディスカッション 6  2月18日(木)14:40~16:10

栄養療法に漢⽅薬を活かす

パネルディスカッション06「栄養療法に漢方薬を活かす」

漢方医学は元来、「食」に起源を持ち、「栄養管理」と深く関わっている学問である。近年、様々な消化器症状の改善はもとより、サルコペニア・フレイルの予防効果など、漢方薬の有効性を証明するエビデンスも発信されている。我が国では140以上もの漢方エキス剤が処方可能で、西洋薬と一緒に処方できるという利点もあり、よりよい栄養療法を行う上で、どのような場面でいかに漢方薬を活かすかについて、御議論をいただきたい。

司会:
花﨑 和弘 (高知大学医学部外科学(外科1))
上原 秀一郎(日本大学医学部 外科学系小児外科学分野)

パネルディスカッション 7  2月18日(木)17:00~18:30

重要臓器機能低下を踏まえた栄養管理の⼯夫
~肝・腎・⼼・肺機能障害に着⽬して~

パネルディスカッション07「重要臓器機能低下を踏まえた栄養管理の工夫:肝・腎・心・肺機能障害に着⽬して」

肝・腎・心・肺などの重要臓器における機能低下は生命予後を決定する。従って臓器サポートが診療の基本であるとともに、それに伴う栄養管理の工夫が診療の成否を左右する。本パネルディスカッションでは各種臓器障害における栄養管理のあり方について、具体的な工夫の実際をご紹介いただくとともにポイントを整理して今後の各種臓器障害の取り扱いに役立てたい。奮ってご応募いただき有益な意見交換の場にしたい。

司会:
野上 哲史(熊本第一病院)
田妻 進 (JA尾道総合病院)

パネルディスカッション 8  2月18日(木)10:30~12:00

頭頸部・消化器疾患の治療における栄養管理の⼯夫(外科・内科)

パネルディスカッション08「頭頸部・消化器疾患の治療における栄養管理の⼯夫(外科・内科)」

頭頚部・消化器疾患では、嚥下障害や消化器症状、さらにはがんや炎症性疾患特有の代謝異常により高頻度に栄養障害を呈する。また手術侵襲や放射線・化学療法に伴い、栄養障害が進行することも少なくない。したがって、頭頚部・消化器疾患においては、栄養状態の適切なアセスメントと栄養代謝病態に応じた栄養管理が極めて重要である。本セッションでは、頭頚部・消化器疾患の栄養管理における様々な工夫を多方面から発表していただき、得られた成果がエビデンスとして確立されるための議論の場にしたいと考えている。

司会:
佐々木 雅也(滋賀医科大学 医学部看護学科 基礎看護学講座/
       滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部)
土岐 祐一郎(大阪大学大学院 医学系研究科 消化器外科)

パネルディスカッション 9  2月19日(金)15:35~17:15

必要なPEG/PTEGが必要な時に行われるための課題と⼯夫

パネルディスカッション09「必要なPEG/PTEGが必要な時に行われるための課題と⼯夫」

未だに胃瘻に対するバッシングは根強く、本来胃瘻が必要な病状の症例でさえ家族の反対で造設できず、経鼻胃管のままでの栄養管理は減ることはなく、病院運営での経済的な優位性から、皮下埋没ポートを用いた完全静脈栄養法による高額な管理が増加傾向にあるという医療のねじれが生じている。安全性と経済性および栄養学的優位性からも、本来はPEGやPTEGが推奨されるべきであり、そのための課題と工夫を論じていただきたい。

司会:
鈴木 裕 (国際医療福祉大学病院 消化器・一般外科)
大石 英人(独立行政法人 国立病院機構村山医療センター外科)

パネルディスカッション 10  2月19日(金)8:30~9:50

悪液質の病態を踏まえた栄養支援

パネルディスカッション10「悪液質の病態を踏まえた栄養⽀援」

悪液質の病態は未だ全容は明らかではなく、治療法も確立されていない。しかし近年の研究で、その発現機序や代謝変動の理解が進み、病態を踏まえた栄養管理の試みもなされている。悪液質を進行させないための栄養管理や悪液質の段階に応じた栄養管理など、実臨床の場での取り組みや研究的な試みなどを報告してもらい、悪液質に対する栄養サポートのあり方を議論したい。

司会:
臼井 正信(藤田医科大学医学部 外科・緩和医療学講座(七栗記念病院))
廣野 靖夫(福井大学医学部附属病院 がん診療推進センター)

パネルディスカッション 11  2月19日(金)10:15~11:35

認知症における栄養関連課題 ~リスクさらには予後関連因子として~

パネルディスカッション11「認知症における栄養関連課題ーリスクさらには予後関連因子として」

高齢化の進行により世界中で認知症患者の増加が報告されている。しかし、未だにその根本的治療法はなく、現在生活習慣を中心とした予防に注目が集まっている。一方、認知症のケアにおいては、その進行を緩め、合併症を予防し、介護者の負担の軽減、本人・介護者のQOLを高めることが重要となる。認知症患者の栄養ケアはそのいずれにも関与しており、本シンポジウムでは認知症に関する栄養の問題全般を議論出来る場にしたい。

司会:
葛谷 雅文(名古屋大学大学院医学系研究科 地域在宅医療学・老年科学)
片多 史明(亀田総合病院 脳神経内科)

パネルディスカッション 12  2月19日(金)14:15~15:45

ERASの現状と課題

パネルディスカッション12「ERASの現状と課題」

本邦において、ERASは様々な手術に導入され、広く普及してきている。各施設において、多職種チーム医療に基づき、様々な工夫を行うことにより、一定の効果が得られていると言えよう。一方、様々な課題が認められるようになってきた。本パネルディスカッションは、各施設からERASの現状と問題点を明らかにしていただき、深い考察を含んだ臨床的検討と解決方法に対する建設的な議論を期待したい。

司会:
古川 勝規(千葉大学大学院 臓器制御外科学)
佐藤 弘 (埼玉医科大学国際医療センター 消化器外科)

パネルディスカッション 13  2月19日(金)10:05~11:35

小児医療におけるトランジションを見据えた長期栄養管理

パネルディスカッション13「小児医療におけるトランジションを見据えた長期栄養管理」

人は出生後に段階を踏んで成長していくが、各段階で必要な栄養量がことなるため、ライフステージに見合った栄養管理を行う必要がある。また近年は、生活習慣病胎児期発症起源説が提唱され、胎児の栄養状態の変化が成人期にまで影響することが示され、より長期的な管理の重要性が理解されるようになってきている。
本セッションでは、これら既知の問題ばかりでなく、新たに考えるべき問題点についても討論し参加された方々皆でその解決策を考えたい。

司会:
尾花 和子 (埼玉医科大学病院 小児外科)
千葉 正博 (昭和大学医学部 外科学講座小児外科学部門)

ワークショップ

ワークショップ 1(クレジット対象セッション)  2月18日(木)9:00~10:30

地域一体型NSTと在宅栄養療法を考える

ワークショップ01「地域一体型NSTと在宅栄養療法を考える」

在宅栄養療法では退院後再入院しないこと、緊急入院に備えること、最期を安楽に迎えることなど多様な栄養管理が地域全体で完結する必要性がある。地域一体型NSTの活動形式は必ずしも統一されたものがあるわけではなく、活動度合いに地域差があることは事実である。
交通網、家族構成、人材など地域により異なる事情や各職種毎に診療報酬体系が異なることもその一因かもしれない。
しかしNSTの原点である多職種による系統だった栄養管理の流れは土台として揺るがしてはならないと考える。
そのうえで地域に存在する問題点とその克服法を見出し地域一体型NSTが全国に定着するための糸口となる討論を目指す。

司会:
中瀬 一  (北杜市立甲陽病院 外科)
野田 さおり(KKR高松病院 看護部)

ワークショップ 2  2月18日(木)14:40~16:10

GLIM criteria の意義を考える

ワークショップ02「GLIM criteria の意義を考える」

国際的に共通な低栄養の診断基準として、2018 年に発表された GLIM criteria であるが、 わが国の医療、介護などでどの程度浸透し、どのように役立てられているのか、急性期医療、 がん診療、リハビリテーション、慢性期医療、介護施設、在宅医療・介護などの幅広い分野 において、高齢者のサルコペニア、フレイルとの関連性も含めて論じていただきたい。

司会:
福島 亮治(帝京大学医学部 外科学講座)
吉田 貞夫(ちゅうざん病院 リハビリテーション科)

ワークショップ 3  2月19日(金)8:30~9:50

新経腸栄養コネクタへの対応と工夫

ワークショップ03「新経腸栄養コネクタへの対応と工夫」

世界規格の誤接続防止経腸栄養コネクタの導入が2019年12月に開始し、本年11月末には従来のコネクタは製造中止となる。しかしコロナ禍、その切り替えが遅れている施設も多い。本WSでは、「県内各医療圏での連携と準備状況」、新コネクタの導入施設から「導入のための行動と課題」、「導入後の管理上の問題点」を、さらに「新旧コネクタの通過速度」、「汚染と洗浄方法の検討」などについて報告いただく。今後の導入にあたり参考となれば幸いである。

司会:
丸山 道生 (田無病院)
倉田 なおみ(昭和大学薬学部 社会健康薬学講座社会薬学部門)

ワークショップ 4  2月19日(金)15:45~17:15

エンドオブライフとしての⾷と栄養を考える

ワークショップ04「エンドオブライフとしての⾷と栄養を考える」

がんをはじめとする終末期患者の多くは、容易に悪液質状態に陥り、経口摂取が困難となり、栄養状態が悪化する。加えて、サルコペニアの進行とともに、嚥下機能も低下し、食物の物性も考慮する必要が生じる。このような中で、最期まで“食べる喜び”は極めて大切な事項となる。人生の最終段階における患者そして家族にとっての食べるということの役割を今一度考え、その人らしく生きるを支えることのできる人生の最終段階における医療における多職種の役割について考える。
このセッションでは、入院・在宅両面から、終末期患者に対する栄養管理(人工栄養を含む)、工夫点などはもちろんのこと、最後の晩餐も見据えて、医学的・社会的に様々な視点から議論していただきたい。

司会:
伊藤 彰博 (藤田医科大学医学部 外科・緩和医療学講座)
遠藤 陽子 (川崎医科大学附属病院 栄養部)

ワークショップ 5  2月19日(金)8:30~9:50

栄養管理における認定⻭科医の役割

ワークショップ05「栄養管理における認定⻭科医の役割」

口腔の状態により経口摂取移行など栄養管理が進まなかった症例を経験した参加者も多い。栄養サポートチームに歯科医師の関与が求められ、本学会では2015年にNST専門療法士(歯科医師)の導入、 2017年には認定歯科医制度を策定し現在までに44名の認定歯科医が誕生した。
本WSでは、認定歯科医のそれぞれの立場から「歯科と栄養のコラボレーション症例」や「認定歯科医の未来」を語っていただき、歯科医療の底力を皆様と共有したい。

司会:
石井 良昌(海老名総合病院 歯科・歯科口腔外科)
村山 敦 (岸和田徳洲会病院 歯科口腔外科)

ワークショップ 6  2月19日(金)14:15~15:45

栄養療法の卒前・卒後教育の現状と未来への提言

ワークショップ06「栄養療法の卒前・卒後教育の現状と未来への提言」

NSTも普及し栄養療法の必要性は充分に認識されているものと思われるが、医療系学生に対する栄養療法の卒前・卒後教育は充分に行われてきているのであろうか?このテーマは過去にもトピックとして取り上げられているが、はたして卒前・卒後教育は進歩してきているであろうか?今回、栄養療法の卒前・卒後教育の現状・工夫とその成果についての演題を広く募集する。さらに未来に向けて卒前・卒後教育はどう進化していくべきか、活発な討論を期待する。

司会:
小山 諭  (新潟大学医学部 保健学科看護学専攻)
坂本 八千代(くらしき作陽大学 栄養学科)
室井 延之 (神戸市立医療センター中央市民病院 薬剤部)

栄養士・管理栄養士部会パネルディスカッション  2月18日(木)10:10~12:10

慢性閉塞性肺疾患COPDの栄養管理 〜栄養の力でサルコペニアを防ごう~

コーディネーター:
 
斎藤 恵子 (東京医科歯科大学医学部附属病院 臨床栄養部)
司会:
武知 由佳子(いきいきクリニック)
田中 弥生 (関東学院大学 栄養学部 管理栄養学科)

看護師部会パネルディスカッション  2月18日(木)14:40~16:40

『栄養看護の未来を拓く』 ~変化の激しい時代に、挑む~

コーディネーター:
 
篠 聡子  (東京女子医科大学病院 看護部)
清水 孝宏 (地方独立行政法人 那覇市立病院 看護部)
司会:
井樋 涼子 (医療法人博光会 御幸病院)
戸丸 悟志 (とね訪問看護ステーション)

薬剤師部会パネルディスカッション  2月19日(金)9:35~11:35

専門領域の知識を発揮したNST薬剤師のアプローチ

コーディネーター:
 
二村 昭彦 (藤田医科大学 七栗記念病院 薬剤課)
司会:
室井 延之 (神戸市立医療センター中央市民病院 薬剤部)
二村 昭彦 (藤田医科大学 七栗記念病院 薬剤課)

主題関連特別企画  2月18日(木)9:50~11:20

新型コロナウイルス感染症に対する栄養療法

司会:
西口 幸雄 (大阪市立十三市民病院 外科)
朝倉 之基 (東海大学医学部付属病院 看護部ICU/CCU)

英語論文の書き方講座  2月19日(金)14:15~15:15

司会:
鍋谷 圭宏    (千葉県がんセンター 食道・胃腸外科/NST)
演者:
ストリート 美代子(Think SCIENCE 株式会社)

Annals of Nutrition and Metabolism(JSPEN公認英文誌、Karger社発行)
企画:英語論文の執筆、投稿、発表のための効果的な表現、執筆テクニックと
有効なリソース

要望演題

一般演題

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ハンズオンセミナー

学術セミナー

第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会