第36回日本TDM学会・学術大会

会長挨拶

第36回日本TDM学会・学術大会
会 長 志賀 剛
東京女子医科大学循環器内科

この度、2019年5月25日(土)・26日(日)の2日間、東京・コングレスクエア日本橋において「第36回日本TDM学会・学術大会」を開催する運びとなりました。

日本TDM学会は、TDM(Therapeutic Drug Monitoring)を専門とする学会として設立され、科学的基盤に立脚し、薬物治療の個別化について方法論から臨床応用まで広く研究対象とし、それを普及させることにより、医療を受ける患者に対して安心、安全かつ良質な薬物治療を提供することを目指しています。とくに本学会では、医学や薬学、臨床検査学など専門領域や職種の枠のとらわれず、従来の学会では見落とされがちな共通言語の確立、疾病・治療に関する正確な情報共有、そして医療者間あるいは医療者・患者間の相互理解の向上を大きな柱にしています。その結果として関連学会と共同で薬物血中濃度モニタリングに関するガイドラインを作成し、その医療への貢献は大きく評価されているところでもあります。

第36回学術大会では、「TDM Revisited: Looking Towards the Future」をテーマとしました。長年多くの研究者が積み重ねてきたTDMの手法と知識をいかに臨床で活用し、より質の高い医療を実践するために、われわれは将来に向けてどう取り組んでいくべきか議論をしていきたいと考えています。とくに今回は臨床におけるTDMを主軸にして、最新のTDMに関する情報提供とともに、シンポジウム、症例検討ワークショップ、ハンズオン、臨床研究の教育・啓蒙に関するセミナー等を企画しています。また、本大会を通して若い世代や多職種の方々が交流できることを期待しております。

皆様多数のご参加心よりお待ちしております。

主催事務局

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