第37回日本軟骨代謝学会
会長 西田 佳弘
名古屋大学医学部附属病院
リハビリテーション科 教授
このたび、第37回日本軟骨代謝学会を2025年(令和7年)3月7日(金)、8日(土)の両日において、今池ガスホール(愛知県名古屋市)で開催させていただきます。会員の皆様ならびに関係各位のご支援のおかげと心から感謝申し上げます。
本学会は、1988年に発足し、整形外科医と基礎研究者の交流の場として、臨床、基礎、両者から問題点を提起し討論しあうことを目的に発展してきました。1995年には学会へと成長し、海外の研究者も交えて国際的な交流も行ってきました。名古屋大学としては、第2回の岩田先生、第22回の石黒先生に続き、3回目を担当させていただくこととなります。
第37回となる本会のテーマを『軟骨代謝で洞見する疾患ダイバーシティ』としました。
軟骨代謝が関わる生理、および各疾患における病態は多岐にわたり、発生や発生異常に関わる疾患、変形性関節症を初めとする変性・炎症性疾患、再生過程における役割、軟骨性腫瘍疾患等と様々です。このような多彩な局面を軟骨代謝というキーワードで横串をさし、各種の病態を洞見することをめざすという意味を込めました。したがって、限られた疾患に焦点を当てることなく、軟骨に関連する多様なセッションを企画し、多くの研究者に発表、討論していただけるよう配慮する予定でおります。
本学会では若手からベテランにいたるまで、日々活躍、努力されている先生方に多数名古屋市の今池まで足を運んでいただきたいと考えております。今池は名古屋駅から2種類の地下鉄が通じており、いずれも10分とアクセスがよく、今池ガスホールは今池駅と直結しています。活発に討論いただくだけでなく、学会の前後や合間では、名古屋市東部の繁華街として有名な街である今池の昭和レトロなお店や名古屋メシのメッカと言われるお店で楽しみ、活力を養っていただきたいと考えております。
是非、多くの皆様にご参加いただき活発な討議、意見交換ができますよう教室員、関係者一同力を合わせて鋭意準備を進めております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
© 2024 The 37th Annual Meeting of the Japanese Society of Cartilage Metabolism