荒川規矩男先生 映画上映のご案内

日本高血圧学会名誉会員であり、日本人初の国際高血圧学会理事長を務められた、福岡大学名誉教授の荒川規矩男先生が、本年1月23日に享年96歳にてご逝去されました。
本総会では、荒川規矩男先生の多大な功績を称え、インタビュー映画を上映いたします。ぜひご視聴ください。

「無糖無塩インタビュー特別編 高血圧の原因を求めて」

出演:荒川 規矩男、中尾 正一郎(霧島整形外科病院 顧問)、片野 仁志(監督・製作)

無糖無塩インタビュー特別編 高血圧の原因を求めて の写真

上映日時・会場

1回目

日時 10月10日(土)11:00~11:45(上映45分)
会場 第6会場(ライトキューブ宇都宮 4F 小会議室401~403)

2回目

日時 10月12日(月・祝)9:20~10:05(上映45分)
会場 第5会場(ライトキューブ宇都宮 3F 中ホール 東)

荒川規矩男先生のご略歴

荒川規矩男先生(1929年7月15日 - 2026年1月23日)は日本を代表する高血圧・循環器医学研究者、内科学者であり、福岡大学名誉教授です。ヒト・アンジオテンシンの世界初の単離・構造決定や、高血圧の運動療法研究で国際的な評価を受けました。

経歴

1929年 鹿児島県曽於市(旧末吉町)に生まれる。
1953年 九州大学医学部卒業。
1957年 九州大学大学院医学研究科修了。
1958年~
1961年
米国クリーブランド・クリニックに留学し、高血圧研究の先駆者であるアーヴァイン・ペイジ博士のもとで研究。
1964年 九州大学循環器内科助教授に就任。
1973年 福岡大学医学部第二内科教授に就任し、新設医学部の発展に尽力。
2000年 定年退職し、福岡大学名誉教授となる。
2026年 1月23日、享年96歳にてご逝去。

主な業績

  • 世界で初めてヒト・アンジオテンシンの精製・単離と構造決定に成功。
  • キニン・テンシン系の発見など、レニン・アンジオテンシン系研究を大きく発展させた。
  • 高血圧に対する運動療法の有効性を科学的に示し、その普及に貢献。
  • 日本人初の国際高血圧学会理事長を務める。
  • WHO-ISHガイドライン1999を発表。

学会活動・受賞

  • 国際高血圧学会(ISH)第12代理事長(1994~1996年)、名誉会長。
  • 日本高血圧協会 元理事長。
  • 日本高血圧学会 名誉会員。
  • 朝日学術奨励金、岡本国際賞、高峰譲吉賞、世界高血圧連盟(WHL)賞、ISH Distinguished Fellow Awardなど国内外で多数受賞。

中尾正一郎先生のご略歴

医学博士。日本循環器学会専門医。日本内科学会認定内科医。1973年、鹿児島大学医学部卒業。
米ハーバード大学医学部(循環器内科)、米マウント・サイナイ大学医学部(臨床遺伝学)留学を経て、1995年に新しい疾患「心ファブリー病」を医学雑誌「The New England Journal of Medicine」で日本から世界に発信。
1999年、鹿児島県立鹿屋医療センター院長に就任し、日本初の2箇所主治医制による地域医療「鹿屋方式」を構築し、メディアでも取り上げられる。
現在は霧島整形外科病院に「食塩高血圧外来」を開設し、薬に頼らない「無塩・無糖」による食事療法を行っている。