一般・公募演題登録
演題登録方法
UMINシステムを用いたオンライン登録です。
演題募集期間
締切直前はアクセスが集中し、登録に時間がかかることが予想されますので、時間に余裕をもってご登録をお願いいたします。
2025年11月27日(木)正午 ~ 2026年1月15日(木)正午
応募資格
演題登録は原則として日本心臓リハビリテーション学会員に限ります。
ただし、事務局より講演依頼を受けている方はこの限りではありません。
未加入の方は上記演題募集期間内までに入会のお手続きをお願いします。
入会に関するお問合せ
特定非営利活動法人 日本心臓リハビリテーション学会事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-23-1-260
TEL: 03-6300-7977 FAX: 03-6300-7966
E-mail:jacr-society@umin.ac.jp
(窓口対応時間:平日9:30~17:00)
発表形式とカテゴリー
発表形式
一般演題および下記一部企画セッションで公募をいたします。
企画セッションにつきましては、不採用時に一般演題への移行を希望される場合一般演題の希望カテゴリーも選択してください。
一部企画セッションの名称、内容は暫定情報のため、今後変更になる場合がございます。予めご了承ください。
公募を行う企画セッション
| セッション名/応募種別 |
|---|
シンポジウム重症心不全からの回復を目指して:補助循環と心臓リハのシナジー 要旨
重症心不全に対する急性期治療は、機械的循環補助(IABP、Impella、ECMO、LVAD)の普及により救命率が向上してきた。一方、機能的予後の改善には、CCUにおける急性期からの段階的な心リハ介入が不可欠である。本シンポジウムでは、補助循環管理下でのリハビリ開始基準および中止基準の設定と安全性の検証、早期離床の実際とそのエビデンス、さらに慢性期への移行を見据えた多職種連携のあり方について、最新の知見を共有する。テクノロジーとリハビリテーションのシナジー効果により、「回復可能な心不全」への新たな道を切り拓く。 |
シンポジウム都道府県における心臓リハビリテーション実施率向上の戦略を再考する 要旨
心臓リハビリテーション(心リハ)の有効性は確立しているが、都道府県間で実施率には依然として大きな格差が存在する。背景には、医療資源の偏在、人材不足、診療報酬制度、地域連携体制の不備など複合的要因が関与している。本シンポジウムでは、全国データに基づく現状分析を踏まえ、行政・医療機関・地域包括ケアの連携による実施率向上策を多角的に検討する。さらに、各都道府県における先駆的取り組みを共有し、地域特性に応じた心リハ普及の具体的方策を議論する。 |
シンポジウム重症心疾患患者の人生を支える心臓リハビリテーション:ACPとリハビリテーションの接点~人生の目標とリハビリの目標をつなぐケアのあり方~ 要旨
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、重症心疾患患者の人生において「何を大切に生きるのか」「どのように治療を選択するのか」を共有・意思決定するプロセスとして、医療界全体で注目されている。一方で、心臓リハビリテーションは、運動療法や自己管理支援を通じて患者の生活の質(QOL)や機能の維持・向上を目指す重要な役割を担っている。本シンポジウムでは、重症心疾患患者において、運動療法やセルフマネジメント支援を継続することと、患者自身の「人生の目標」「治療の目標」「リハビリテーションの目標」をどのようにすり合わせ、話し合い続けていくのかという視点に焦点を当てて議論する。 |
シンポジウム心臓リハにおける栄養管理の重要性と多職種連携の推進 要旨
心臓リハビリテーション(心リハ)の効果を最大化するには、運動療法だけでなく適切な栄養管理が不可欠である。特に高齢心不全患者では、サルコペニアや低栄養が予後を規定する重要因子となる。本シンポジウムでは、栄養評価の標準化、エネルギー・たんぱく質補給の最適化、心疾患特性を踏まえた栄養指導の実際について最新のエビデンスを共有する。また、医師・管理栄養士・理学療法士・看護師など多職種が協働し、包括的心リハを推進するためのチーム体制構築と運用モデルを議論し、より質の高い心リハ提供を目指す。 |
シンポジウム心リハ参画を促進する行動経済学的アプローチ:モチベーション向上を目指す! 要旨
心臓リハビリテーション(心リハ)への参加率の向上は、患者の予後改善にむけての重要課題である。近年、行動経済学を用いた手法が行動変容を促すとして注目されている。本シンポジウムでは、行動経済学的アプローチによる、モチベーション向上と持続的参加を実現する方策を検討する。 |
シンポジウム遂行機能障害を見逃すな:心リハにおけるチームアプローチ 要旨
心疾患患者において、身体機能のみならず認知機能、とりわけ遂行機能の低下は、運動療法の実施・服薬管理・生活習慣の改善など自己管理行動に大きく影響する。しかし臨床現場では、軽度の遂行機能障害が見過ごされることが少なくない。本シンポジウムでは、遂行機能障害の評価法とその臨床的意義を整理し、理学療法士、看護師、臨床心理士、医師など多職種による連携のあり方を議論する。チームで認知特性を共有し、介入を個別化することで、心臓リハビリテーションの効果最大化と再発予防につなげる実践的戦略を提示する。 |
パネルディスカッション誰ひとり取り残さない!インクルーシブな心臓リハビリテーションを目指して~社会的に脆弱な立場にある患者への包括的支援の実際~ 要旨
心臓リハビリテーションは、患者の生活を支え、再発予防やQOLの向上に大きく寄与する重要な介入であるが、現実には導入や継続が困難となるケースが少なくない。特に、低所得者層、ひとり親、高齢独居者など、社会的に脆弱な立場にある患者では、経済的な理由や「家に他人を入れたくない」といった心理的抵抗感から、サービスが利用されない場合が多いと感じられる。その背景には、貧困や社会的孤立など、複雑な問題が潜んでいることが少なくない。本パネルディスカッションでは、社会的に脆弱な立場にある患者への包括的な支援について話し合う。 |
パネルディスカッション患者中心の心リハの実現に向けて:多様な価値観を尊重したセルフマネジメント支援 要旨
心臓リハビリテーションの効果を最大限に引き出すためには、患者一人ひとりの価値観や生活背景を尊重した支援が不可欠である。本パネルディスカッションでは、虚血性心疾患、心不全、不整脈など様々な心疾患患者を支えるセルフマネジメント支援を、患者中心の視点から再考する。セルフケア支援、多職種協働による意思決定支援、デジタルツールの活用、心理社会的要因への配慮など、多様な実践・研究を通じて、患者と医療者が共に歩む新たな支援モデルを提案する。 |
パネルディスカッション心臓リハビリテーションにおけるデジタル技術活用の最前線 要旨
心臓リハビリテーション領域におけるデジタル技術の活用は、臨床実践の革新を加速させている。本パネルディスカッションでは、ウェアラブルデバイスをはじめとする最新のデジタル機器、遠隔リハビリテーション、ビックデータの活用などの最前線を議論する。デジタル技術導入による患者のセルフマネジメント支援や医療者の意思決定支援の可能性について議論し、心臓リハビリテーションにおけるデジタル臨床革命の方向性を探る。 |
パネルディスカッションフレイル・サルコペニアを乗り越える高齢心リハの実践と未来 要旨
高齢心不全患者におけるフレイル・サルコペニアは、生活の質低下や予後悪化の重要因子である。本パネルディスカッションでは、高齢者に特化した心臓リハビリテーション(心リハ)の実践例を紹介し、身体機能評価、栄養介入、運動療法の統合的アプローチを検討する。さらに、在宅・地域連携を含む持続可能な支援体制や、AI・ウェアラブルデバイスを活用した個別化プログラムの可能性について議論することで、高齢心リハの現場と未来像を提示し、フレイル・サルコペニア克服に向けた多面的戦略を探る。 |
パネルディスカッションStructural Heart Disease手術前後の心リハの意義を問う 要旨
Structural Heart Disease(SHD)に対する手術・カテーテル治療の普及に伴い、術前後の心臓リハビリテーション(心リハ)の意義が再評価されている。本パネルディスカッションでは、手術前リハによる体力・心機能の最適化と、術後リハによる早期回復・合併症予防のエビデンスを整理する。さらに、高齢・合併症患者における安全で効果的な介入方法や、多職種連携によるリハ計画の工夫、個別化プログラムの事例を提示し、SHD治療における心リハの現状と今後の課題を議論する。 |
パネルディスカッション循環器希少疾患における身体活動支援と心リハの現状と未来 要旨
肥大型心筋症や心アミロイドーシスでは、革新的な薬物開発が進み、診療のパラダイムシフトが起きています。一方で、こうした循環器希少疾患における身体活動支援や心臓リハビリテーションの知見・実践は、いまだ十分とは言えません。運動療法に基づく心臓リハビリは、これまでも多様な循環器治療の進歩において上乗せ効果を発揮してきました。本セッションでは、今後さらに発展する希少疾患治療の中で、身体活動向上や心臓リハビリをいかに位置づけ、実践していくかをともに考えます。 |
パネルディスカッション介護保険サービスの活用と連携を再考する 要旨
高齢心不全患者の在宅生活維持には、介護保険サービスとの連携が不可欠である。しかし、医療と介護の情報共有やサービス活用の実態には課題が多い。本パネルディスカッションでは、心臓リハビリテーション(心リハ)と介護保険サービスの効果的な連携事例を紹介し、サービス利用計画への医療者関与、運動・栄養・生活指導の統合的支援、地域包括ケアとの連携方法を検討する。高齢患者のADL維持・予後改善を目指す実践的アプローチと今後の課題を議論する。 |
パネルディスカッション心に寄り添う連携―心理職と多職種が拓く心臓リハの可能性 要旨
心臓リハビリテーション(心リハ)における心理的支援は、患者の行動変容や生活の質向上に不可欠である。本パネルディスカッションでは、心理職を含む多職種チームによる支援の実践例を紹介し、心理評価・ストレスマネジメント・動機づけ支援の具体的方法を議論する。また、医師・看護師・理学療法士・栄養士との連携による包括的ケアの構築や、患者中心の意思決定支援の可能性を探る。心理職との協働が拓く心リハの新たな方向性を示す。 |
パネルディスカッションSports Cardiologyの最前線:心臓リハビリテーションとの連携を探る 要旨
Sports Cardiology(スポーツ循環器またはスポーツ心臓病学)は、欧米で発展した循環器領域の学問で、本邦での認知度はまだ不十分です。アスリートやスポーツ愛好家を対象に、心循環系のメディカルチェックや心疾患を保有する運動選手のスポーツ参加の可否の検討やトレーニングのもたらす影響を研究し、突然死を含む重大な心血管イベントを予防する学問です。心疾患患者についても、運動療法の効果やスポーツ参加の可否を検討するものです。本セッションにおいては、まずSports Cardiologyの専門家に概説していただき、示唆に富む症例や興味ある症例について議論していきたいと考えています。多くの演題応募を期待しています。 |
パネルディスカッションクリニックでの心臓リハビリテーション 要旨
近年、心臓リハビリテーション(心リハ)は病院から地域へと拡大し、クリニックにおける実施体制の整備が重要な課題となっている。本パネルディスカッションでは、診療報酬改定や地域包括ケアの進展を背景に、クリニックでの心リハ導入・継続の実際と課題を検討する。地域医療の中でクリニック心リハが果たす役割と、持続可能な心リハ普及の方向性を探る。 |
抄録・スライド・発表は全て日本語のセッションです。
希望カテゴリー
一般演題をご登録される方は、以下よりご希望のカテゴリーを選択してください。
一般演題として症例報告も募集しております。
| No. | 希望カテゴリー |
|---|---|
| 1 | 虚血性心疾患 |
| 2 | 心臓弁膜症 |
| 3 | 心不全・心筋症 |
| 4 | 心臓術後・大血管術後 |
| 5 | 大血管疾患・末梢血管疾患 |
| 6 | 肺高血圧症・肺循環 |
| 7 | 補助循環・心移植 |
| 8 | 不整脈・デバイス治療・再同期療法 |
| 9 | 慢性腎臓病・腎不全 |
| 10 | 呼吸器疾患・呼吸リハビリ・睡眠時無呼吸症候群・呼吸補助療法 |
| 11 | 運動器合併症・脳血管合併症 |
| 12 | サルコペニア・フレイル |
| 13 | 年齢・性差・高齢患者 |
| 14 | 冠危険因子・糖尿病・脂質異常・動脈硬化・肥満・メタボリック症候群 |
| 15 | 精神・心理 |
| 16 | 運動負荷試験・呼気ガス分析 |
| 17 | 運動生理・呼吸生理 |
| 18 | 心機能・血管機能 |
| 19 | 骨格筋機能・骨格筋代謝 |
| 20 | 自律神経・神経体液性因子 |
| 21 | 基礎研究・トランスレーショナルリサーチ |
| No. | 希望カテゴリー |
|---|---|
| 22 | トレーニング様式・運動処方 |
| 23 | 理学療法・ADL |
| 24 | 急性期リハビリ・早期介入 |
| 25 | 維持期リハビリ |
| 26 | 非運動療法・新たな介入法・ニューテクノロジー |
| 27 | 患者教育・指導・禁煙 |
| 28 | 栄養療法・栄養指導・サプリメント |
| 29 | 服薬指導・服薬コンプライアンス |
| 30 | 心リハの継続・アドヒアランス |
| 31 | 疾病管理プログラム・再入院予防 |
| 32 | 心リハの運営・多職種協働 |
| 33 | 地域連携・在宅医療 |
| 34 | 医療安全・スタッフ教育・チーム医療 |
| 35 | 診療報酬・医療経済・医療制度 |
| 36 | 1次予防・疫学 |
| 37 | 行動医学 |
| 38 | AI、IoT |
| 39 | 心リハ看護 |
| 40 | 急性期看護 |
| 41 | その他 |
Award
すべての一般演題、ポスターにおきましては、セッション毎に、Awardの授与を予定しております。
奮ってのご応募をお待ちしております。
YIA(Young Investigator Award)について
第32回日本心臓リハビリテーション学会では、YIAを設けています。
演題登録フォーム内で応募の可否を選択してください。
YIAの応募に関しては日本心臓リハビリテーション学会が定める応募条件をご参照ください。症例報告は除きます。
http://www.jacr.jp/web/about/prize/
チーム医療賞について
演題登録フォーム内で応募の可否を選択してください。
臨床に関する内容で、必ず症例を含めてください。
抄録作成要項
抄録は以下の要領にて作成してください。
| 演題名 | 全角50文字以内 |
|---|---|
| 抄録本文 | 図表なし…全角500文字以内、 図表あり…全角350文字以内 |
| 登録可能な最大著者数 | (筆頭著者+共著者)20名まで |
| 登録可能な所属施設数 | 20施設まで |
利益相反状態の申告
演題登録にあたり、下記リンクの学会ホームページをご確認いただき、利益相反状態の申告をお願いいたします。
ご発表時の開示スライドのサンプルも掲載しておりますので、あわせてご活用ください。
COI自己申告の基準
- 発表演題に関連して、開示すべきCOI関係にある企業などを項目ごとに記載ください。
- 抄録登録時から遡って、過去3年間以内のCOI状態を申告してください。
- 6、7については、発表者個人か、発表者が所属する部局(講座、分野)あるいは研究室などへ研究成果の発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業や団体などからの研究経費、奨学寄附金などの提供があった場合に申告する必要があります。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 役員・顧問職 | 1.企業や営利を目的とした団体の役員、顧問職などの有無と報酬額 (1つの企業・団体から年間100万円以上のものを記載) |
| 株 | 2.株の保有と、その株式から得られる利益 (1つの企業の1年間の利益が100万円以上、あるいは当該株式の5%以上保有のものを記載) |
| 特許権使用料 | 3.企業や営利を目的とした団体から特許使用料として支払われた報酬 (1つにつき年間100万円以上のものを記載) |
| 講演料等 | 4.企業や営利を目的とした団体より、会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当、講演料など (1つの企業・団体から年間合計50万円以上のものを記載) |
| 原稿料 | 5.企業や営利を目的とした団体がパンフレットなどの執筆に対して支払われた原稿料 (1つの企業・団体から年間合計50万円以上のものを記載) |
| 研究費 (共同研究,受託研究,治験等) |
6.企業や営利を目的とした団体が提供する研究費(委託受託研究、共同研究)など (1つの企業・団体から支払われた総額が年間500万円以上のものを記載) |
| 奨学寄附金 (奨励寄附金) |
7.企業や営利を目的とした団体が提供する奨学寄付金(奨励寄付金)などの有無 (1つの企業・団体からの年間合計100万円以上のものを記載) |
| 寄附講座 | 8.企業や営利を目的とした団体が提供する寄付講座 (企業などからの寄付講座に所属している場合に記載) |
| その他報酬 | 9.研究とは無関係な旅行、贈答品など (1つの企業・団体から年間5万円以上のものを記載) |
演題の受領通知
登録番号の発行をもって演題登録の受領通知といたします。
セキュリティ保護のため、事後のパスワードと登録番号の照会は出来ませんので、発行された登録番号とパスワードは必ずお書き留めください。
演題の登録確認および修正
「確認・修正」ボタンより、登録番号とパスワードを用いてログインし、登録内容の確認や修正を行ってください。
修正は、演題登録期間が終了するまで可能です。
演題の採択通知について
- 最終的な演題の採否、発表形式等については会長に一任ください。
- 演題の採否通知及び発表日時のご連絡は、演題登録の際に各自入力されたE-mailアドレス宛にお知らせいたしますので正確に入力をお願いいたします。
- ご使用のメールソフトのセキュリティ設定によっては、迷惑メールフォルダに入る可能性もございますので、メール確認の際にはご留意ください。
採択通知は4月上旬に、ご登録のアドレスあてに送付の予定です。
演題登録
「暗号通信」のご利用をお勧めいたします。「平文通信」は、施設やプロバイダーなどの設定や環境に問題があり、暗号通信が使えない場合に限ってご利用ください。
AsiaPReventまたはEnglish Sessionは下記からご応募ください。
演題登録に関するお問い合わせ
第32回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 運営事務局
株式会社コングレ内
〒103-8276 東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング
TEL: 03-3510-3701 FAX: 03-3510-3702
E-mail:jacr2026-ab@m.congre.co.jp