第43回日本臨床薬理学会学術総会
会長 松本 直樹
(聖マリアンナ医科大学 薬理学講座 主任教授/
聖マリアンナ医科大学病院 治験管理室 室長)
第43回日本臨床薬理学会学術総会長を仰せつかった聖マリアンナ医科大学薬理学講座松本直樹です。伝統ある本学会の歴史と、次々と起こる社会的課題に対する臨床薬理学の責任を考えると身の引き締まる想いです。本学術総会は2022年11月30日(水曜日)から12月3日(土曜日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催いたします。パンデミックにより分断された人と人との繋がりを取り戻したいとの想いから、日本薬理学会年会との同時期開催として対面実施を目指しております。今後もさらなる困難な課題発生も危惧されるところではありますが、どうぞよろしく御指導賜れますようお願い申し上げます。
この数年の経験から、新たな病気の克服に薬の果たせる役割の大きさを再認識され、「お薬で皆を幸せにしたい」と思われた方が本学会には多くお集まりのことと思います。その実現には新たな薬の開発も、正しい薬物療法の実践も大切です。その為に、多くの人を繋ぐ事から始めて、広く、シンプルに薬の勉強を出来る会にしたいと考えました。解らない事を専門家の先生に質問してみませんか。異分野の方との出会いは刺激がいっぱいだと思います。学術総会に参加していただいた皆様に面白かった、元気になったと言っていただけるよう頑張りますので、皆様からも活発なご議論を賜り、会を盛り上げていただければ幸いです。笑顔の皆様と横浜でお会い出来る事を楽しみにしております。
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