第60回日本医学放射線学会秋季臨床大会

大会長挨拶

大会長:吉満 研吾

第60回日本医学放射線学会
秋季臨床大会 大会長
福岡大学医学部
放射線医学教室 主任教授
吉満 研吾

今回、第60回日本医学放射線学会秋季臨床大会 大会長を仰せつかった福岡大学の吉満です。60回という人では還暦に相当する節目の年に歴史ある秋季大会を主催できるということを非常に光栄に存じますとともに、その重責にも身の引き締まる思いでおります。

その第60回大会にむけ、恒例の「テーマ」をどうするか迷っていたのですが、どのような言葉にしてもピッタリした感覚のものが思いつかなかったので、今回は日本語は無しで、英語でのみ、「Have fun in Radiology, have fun in Fukuoka!」にすることにしました。

コロナ禍も一段落し、またchatGPTのようなArtificial Intelligence技術も仕事や日常生活のなかに入り込んできている時代で今後Radiologyをどう展開するか、一放射線科医としてどう対応すべきか、など真面目に考える事柄も多々ありますが、一方では楽しめないと職業として「持続可能」にはならないわけですので、「とりあえずは福岡に来て楽しんで」というスタンスで良いのでは、と思った次第です。

開催形式は基本的には対面+on Demand(なるべく多く)として、一部Film reading sessionなどをLive配信することを考えています。大会の内容としては、私の興味のある領域に偏らないよう、全体のバランスを考慮しつつ、program委員の先生方に諮りながら決めていく予定です。

今年(2023年)の夏は暑く10月に入ってもまだ半袖が当たり前でしたが、さすがに10月中旬以降は過ごしやすくなってきました。本秋季大会の時期も屋台がちょうど気持ち良い気候になっている(ハズ)と予想されます。また、会場の国際会議場も、様々な学会研究会で慣れ親しんだ場所ではありますが、本会直前の2024年夏に大規模改修工事が行われ新生国際会議場として、放射線科関連では初の学会になる予定です。

一段と快適な環境になった福岡国際会議場で皆様をお待ちしていますので、是非多くの方々に参加、ご来場頂きたいと思っています。

何卒宜しくお願い申し上げます。

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