第42回日本呼吸器外科学会学術集会

演題募集のご案内

演題募集期間

2024年10月1日(火)~12月3日(火)正午

応募資格

発表者は、日本呼吸器外科学会会員に限ります。必ず会員番号(数字4桁)の入力をお願いします。
(申請中の場合は、9999を入力してください)
非会員の方は演題登録前に必ず日本呼吸器外科学会に入会してください。
研修医の方は非会員でも登録可能ですが、出来る限り入会をお願いします。
医学部生の方は入会不要です。
入会手続きについて:https://www.jacsurg.gr.jp/about/mem_join.html

会員番号

演題登録時、日本呼吸器外科学会の会員番号を入力する必要があります。
会員番号をお忘れの場合は、日本呼吸器外科学会「会員マイページログイン」画面にてご確認ください。

発表の取り下げ、変更について

今回、日本呼吸器外科学会 医療倫理部会では、応募演題の取り下げおよび発表者交代について規定を設けました。所定の手続きを行わず演題取り下げ、発表者交代を行った場合は、翌年の学術集会で発表を認めないなどのペナルティが課されますのでご注意ください。詳しくは学会HPをご確認ください。

【日本呼吸器外科学会 HP掲載】

・重要なお知らせ
「「日本呼吸器外科学会学術集会における演題取り下げにおける規定」について」

URL:https://jacsurg.gr.jp/info/archives/news202408_02.html

・日本呼吸器外科学会学術集会における演題取り下げにおける規定
URL:https://jacsurg.gr.jp/info/archives/news202408_03.pdf

発表形式

  • 演題登録の際に、講演形態と希望分野/テーマを選んで下さい。
  • 一般演題の発表形式は、一般口演・ポスター(デジタルポスターまたは紙ポスター)といたします。
  • 採否および発表形式は会長一任とさせていただきます。
  • 申し込み演題数の都合によりご希望に添えない場合もございますことを予めご了承ください。
  • 発表は日本語を基本としますが、スライドは全て英語で作成してください。
    上級演題(会長企画、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ)で発表を希望する場合は英語演題名も必要となります。

会長企画1.『この1年この1例』に応募される皆様へ
抄録の提出とあわせてビデオの提出が必要となります。

会長企画2. 『コロッセウム』に応募される皆様へ
演題採択後に討論用抄録としてタイトル・内容変更をお願いします。

「ポスター」について
発表形式は、デジタルポスターもしくは紙ポスターとなります。
演題採択時にご案内します。

講演形態

会長企画

1. (ビデオ)この1年 この1例(公募)

趣旨

各施設において過去1年以内で最大インパクトと考える手術動画を発表いただきたい。
手術術式は拡大手術・縮小手術・再建手術・低侵襲手術あるいは移植手術を問わない。
1施設1演題まで、発表者は術者限定(指導医可)とし、手術プランや手技を提示する施設コンペ的なビデオ企画としたい。

抄録の提出とあわせてビデオの提出が必要となります。
抄録提出後、以下のシステムより登録してください。
登録期間:2024年10月1日(火)~12月3日(火)正午
データサイズ:mp4形式、20分以内/未完成版で可、2GB以下
登録方法:抄録提出後、以下より動画の提出をお願いします。
     (動画提出の際に、演題登録番号が必要となります)

動画提出

2.(ディベート)コロッセウム(公募)

趣旨

治療方針や治療経過に議論を有する症例毎にカンファレンス形式で討論する企画である。
演者は円形競技場(Colosseum)を模した会場に登壇し、聴講者が四方八方から積極的に討論に加わる相互参加型のセッションを期待したい。

症例報告として登録してください。
演題採択後に討論セッションとなるようにタイトルおよび抄録内容を変更いただく予定です。

3. New Frontier(指定のみ)

世界の最前線で活躍する、呼吸器外科と境界領域のエキスパートに講演いただきます。

シンポジウム

1. 局所進行肺癌の周術期治療(公募)

趣旨

外科治療のみでは予後不良な局所進行肺癌に対して遺伝子変異や免疫細胞ステータスに従い周術期治療を選択する時代となった。従前の術前化学療法・化学放射線療法および術後抗癌剤治療と最新の免疫チェックポイント阻害剤による周術期治療の治療成績をそれぞれ議論いただきたい。

2. 小型肺癌の再発因子・予後因子(公募+一部指定)

趣旨

小型肺癌に対する区域切除成績が示され縮小手術のエビデンスが集積される一方で区域切除術後の再発が報告される。小型肺癌において、腫瘍サイズを凌駕する画像所見・患者背景因子・遺伝子検査・病理所見などの術後再発因子・予後因子について各施設における研究結果を提示いただきたい。

パネルディスカッション

1. 低侵襲手術のゆく先(公募)

趣旨

技術や機器の進歩により Uniport VATS や Reduce port RATS など、肺癌手術・呼吸器外科手術における低侵襲化が進んでいる。各施設での取り組みや工夫およびその治療成績を提示いただき、さらに進化するであろう低侵襲手術のゆく先を議論したい。

2. 悪性胸膜中皮腫治療における外科の役割(公募+一部指定)

趣旨

本邦肺癌診療ガイドラインでは臨床病期I-IIIA期 肉眼的完全切除可能の悪性胸膜中皮腫に対して外科治療を含む集学的治療が推奨され、新規手術手技や周術期の免疫チェックポイント阻害剤が今後の展開である。英国からのMARS2試験では本疾患の外科治療は有害とされたが臨床医の見解は一致しない。本セッションで悪性胸膜中皮腫に対する外科治療の役割について、各施設から診療データを示して議論いただきたい。

3. Lung Transplantation in the neighbor: Korea-Japan joint symposium
(指定のみ)

趣旨

韓国では日本の5~8倍ほどの脳死ドナーが出現し、日本より多くの肺移植が行われている。とくに日本より進んでいるのは、allocationの違いからECMO bridgeが多いこと、呼吸器内科医がかなり重要な役割をはたしていることである。日本と韓国それぞれの演者の発表を通し互いのシステムの利点や改善点について議論を深め交流を図りたい。

4. 肺癌全摘回避への外科治療・集学的治療(公募)

趣旨

気管支形成により肺全摘を回避するsleeve肺葉切除が行われ、拡大気管支形成により区域のみ温存して肺全摘が回避される。各施設における肺全摘を回避する治療戦略・成績を提示いただき議論したい。

ワークショップ

1. 区域切除後再発に対するcompletion lobectomy/手術のpitfall(公募)

趣旨

小型肺癌に対して区域切切除が標準手術となるエビデンスが示されたが、遺残肺葉内に再発が起きる。区域切除後completion lobectomyの肺門再操作は癒着や線維化のため手術難度が高い。Completion lobectomyの手術手技、アプローチ、および再手術を見据えた初回手術の肺門操作など、様々な角度から外科的工夫やpitfallをお示しいただきたい。

2. 悪性縦隔腫瘍/胸腔内腫瘍の外科治療・集学的治療(公募)

趣旨

悪性縦隔腫瘍・悪性胸腔内腫瘍はしばしば周囲臓器に進展し摘除手術で合併切除・再建を要するが、治療成績は必ずしも良好でない。これらの悪性腫瘍に対する手術手技を動画提示いただき、集積症例での治療戦略・成績を議論したい。

3. 革新的医療(公募)

趣旨

術中ナビゲーションや局所マーキング・画像診断装置など診療支援につながる新規デバイスや医療機器等の新たな技術が日常診療プラクティスに変化をもたらしている。呼吸器外科診療における革新的技術を、医療AI・個別化医療・ロボットを含む手術機器など医学および工学の領域から広く募集する。新知見やその実践映像・デモンストレーション動画をベースとして視覚的な情報共有の場にしていただきたい。

4. 呼吸器外科手術のカタストロフィー・トラブルシューティング(公募)

趣旨

呼吸器外科手術の低侵襲化に伴い危険に至らない手術進化がみられる一方、内視鏡外科調査による血管損傷は年2000例を超え、その発生件数は減少していない。想定外のトラブルに対して各施設の経験を共有することが重要である。救命しえた想定外カタストロフィー手術症例の経験と学びを提示いただき、手術安全に寄与するセッションにしたい。

5. Current challenges in lung transplantation(公募)

趣旨

ECMO装着レシピエントに対する肺移植、あるいは肺を含む複数臓器の同時移植手術など、肺移植の中で特にチャレンジングな分野にフォーカスし、肺移植手術の適応や周術期の患者マネジメントについて議論を行いたい。

JACS-ESTS session

1.肺癌に対する区域切除における諸問題(指定のみ)

趣旨

肺癌に区域切除を適応する機会が激増している。JCOG/WJOG studyの結果では予後は良好である反面、局所再発の増加が懸念されている。昨今の補助薬物療法の進歩により予後は良好となるものの局所再発の増加は患者にとってメリットではない。区域切除の様々な論点を議論したい。

一般演題(口演)、ポスター(デジタルポスターまたは紙ポスター)
共通カテゴリー

第1カテゴリー

01 肺癌ー拡大手術 20 先天性疾患、小児呼吸器疾患
02 肺癌ー縮小手術 21 高齢者呼吸器疾患
03 肺癌ー基礎研究(病理、免疫、ゲノム) 22 肺移植ー臨床
04 肺癌ー周術期治療 23 肺移植ー基礎研究
05 肺癌ー合併症を有する肺癌 24 再生医療
06 肺癌ー集学的治療 25 先端医療、画像支援
07 肺癌ーその他 26 AI
08 良性肺腫瘍 27 ユニポートVATS
09 転移性肺腫瘍 28 RATS
10 縦隔腫瘍 29 トラブルシューティング
11 胸腺腫、胸腺癌、重症筋無力症 30 周術期管理、術後合併症
12 その他縦隔疾患 31 リハビリテーション
13 嚢胞性肺疾患、気胸 32 基礎研究
14 感染性肺疾患、膿胸 33 医療経済
15 気管、気管支疾患 34 臨床試験
16 気道インターベンション 35 教育
17 中皮腫、胸膜疾患 36 医療安全
18 胸壁、胸郭、横隔膜疾患 37 その他
19 胸部外傷

第2カテゴリー

01 症例報告である
02 症例報告ではない

応募演題のカテゴリー分類

発表内容の該当するカテゴリーの記入をお願いします。

第42回日本呼吸器外科学会学術集会への応募演題のカテゴリー分類

カテゴリー 内容
A
  • カテゴリーCまたはDに該当する研究を除いた症例報告
  • 既に匿名化されたデータ(特定の個人を識別することができないものであって、対応表が作成されていないものに限る)のみを扱う研究
  • 論文や公開されたデーターベース、ガイドラインの解析のみの研究 広く使用されている培養細胞(ヒト以外のES細胞、iPS細胞、組織幹細胞を含む)のみを用いた研究
  • 法令に基づく研究
B1
  • 観察研究(既存試料・情報を用いる)
    カテゴリーCまたはDに該当する研究を除いた観察研究で、既存試料・情報を用いたもの。
B2
  • 観察研究(新たに取得する試料・情報を用いる)
    カテゴリーCまたはDに該当する研究を除いた観察研究で、新たに採取された試料・情報を用いたもの。
C
  • 侵襲を伴う臨床研究あるいは症例報告もしくはヒトゲノム・遺伝子研究に関する倫理指針が対象とする臨床研究あるいは症例報告
    カテゴリーDに該当する研究を除いた以下の研究
    介入を行う、あるいは侵襲(軽微な侵襲を除く)を伴う臨床研究・症例報告
    ヒトゲノム・遺伝子解析研究を伴う臨床研究・症例報告
D
  • ヒトES細胞、ヒトiPS細胞、ヒト組織幹細胞を利用した再生医療に関係した臨床研究
  • ヒトES細胞、ヒトiPS細胞、ヒト組織幹細胞を利用した基礎研究
  • 遺伝子治療に関係した臨床研究
E
  • 人を対象としない研究(動物実験や遺伝子組み換え実験などの研究)
  • 人が研究対象に含まれない医療行政や体制,医療行政やシステムに関係する研究
S
  • 治験
  • 臨床研究法の適用範囲の研究

日本外科学会より一部改変

なお、倫理委員会の審査に関しては
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」や
外科学会の指針
https://jp.jssoc.or.jp/uploads/files/aboutus/guidelines/rinri20200612-01.pdf
フローチャート
https://jp.jssoc.or.jp/uploads/files/aboutus/guidelines/rinri20200612-02.pdf を参考にしてください。

注意事項

  • 演題登録はオンライン演題登録システムを利用します。
    システムは最新の Microsoft Edge, Google Chrome, Mozilla Firefox, Safari で動作確認を行っております。
  • 締切間際には大変な混雑が予想されます。できるだけ早い時期でのお申し込みをお願いします。
  • オンライン登録後、確認・修正画面より登録番号とパスワードを用い、登録されている内容をご確認願います。
  • 演題登録をされた後は、必ず演題登録確認画面をプリントアウトして保管しておいてください。
  • 上級演題(会長企画・シンポジウム・パネルディスカッション・ワークショップ)を除き、二重発表は認められませんが、海外学会で発表したデータを発表する場合は、そのことを明記いただくことで発表可能といたします。
    その場合、スライドは英語ですが、発表する際の言語は、以前発表された言語と違う言語、すなわち日本語に指定いたします。
演題名 全角換算50文字以内(スペース含む)
英文演題名は半角で100字以内
・会長企画
・シンポジウム
・パネルディスカッション
・ワークショップ

を選択した場合、「日本語演題名」と「英語演題名」両方の登録が必要となります。
抄録本文 全角換算700文字以内(スペース含む)、英文抄録本文は半角で1400字以内
登録可能な最大著者数
(筆頭演者+共演者)
20名
登録可能な
最大所属機関数
20施設
図表の使用 不 可

パスワードと演題登録番号

パスワードと演題登録番号は、抄録内容の修正や演題の採否、お問い合わせ時に必要となります。
なお、パスワードに関するお問い合わせには、セキュリティの関係からお答えできませんのでご了承ください。

演題修正・削除

演題登録期間中は、何度でも演題の修正・削除が可能です。
演題の修正・削除には、演題登録時の演題登録番号及びパスワードが必要になりますので、ご注意ください。

演題の採否

演題の採択通知は、応募の際にご登録いただいた筆頭演者のメールアドレスへご連絡します。
応募演題の採否は会長一任とさせていただきます。
申し込み演題数の都合によりご希望に添えない場合もございますことをあらかじめご了承ください。

演題の登録、確認・修正

以下の「新規演題登録」ボタンから演題登録画面にお進みください。

暗号通信:推奨

その他入力に関する注意点について

  • 登録時のメールアドレスは必ず連絡可能なメールアドレスをご登録ください(携帯電話のメールアドレスはご遠慮ください)。
  • 演題題登録完了後に自動的にメールが届かない場合は、メールアドレスの入力が間違っている可能性があります。「確認・修正画面」より再度、ご確認をお願いいたします。メールアドレスが間違っている場合、重要な連絡、採否結果が届かない可能性があります。

演題登録に関するお問い合わせ

第42回日本呼吸器外科学会学術集会 演題事務局
株式会社コングレ(平日9:30~17:30)
E-mail:jacs2025-abs@congre.co.jp