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会長挨拶
  第36回日本内分泌外科学会総会
会長 井川 掌(いがわ つかさ)
久留米大学医学部泌尿器科学講座 主任教授
 この度第36回日本内分泌外科学会総会を2024年5月23日 、24日、 25日の3日間、福岡県久留米市において開催させていただくことになりました。

 2019年4月から日本甲状腺外科学会と日本内分泌外科学会が統合し、一般社団法人日本内分泌外科学会としての歩みを始めてから4年余りが経過し、その基盤も整備されてまいりました。それに伴いまして学術集会も2022年の第34回総会(会長 筑波大学 原尚人先生)から年1回3日間の開催となり、第35回総会(会長 信州大学 伊藤研一先生)を経て、今回の第36回に至ります。九州での開催は第32回総会(会長 長崎大学 酒井英樹先生)に続き2回目、福岡県での開催は初めてとなります。また、泌尿器科で主催させていただきますのは第3回総会の阿曽佳郎先生(東京大学)から数えまして今回が11回目になります。多くの先達に続きまして久留米の地で本総会を開催させていただく事を大変光栄に存じますと共に、非常に身の引き締まる思いでございます。

 今回のテーマは「衆知を集め、更なる高みへ。」とさせていただきました。“衆知を集める”というフレーズはご存じの方もおられると思いますが、経営の神様とも呼ばれた松下幸之助氏が折に触れて語っていたもので、私自身も心に留め置いている言葉の1つです。経営という視点のみならず、広く組織あるいは集団としての在り方を示すものだと理解しております。あらためて申し上げるまでもございませんが、近年の医学・医療は極めて目まぐるしく変貌・進化を遂げております。診断・治療は勿論のこと、働き方改革やダイバーシティー、多職種連携、卒前・卒後教育、産学官・医工連携、AI、Digital transformation等々、領域も多様で枚挙に暇がございません。本学会としてもこのような変革の波を常にキャッチアップし、適応していかねばなりません。原尚人理事長が掲げる4つの目標(①若手内分泌外科医の育成、②女性医師支援・子育て支援、働き方改革、③内分泌外科専門医の盤石化、④地域格差の是正)もまさに喫緊の課題だと言えます。本学会の特徴として、複数の基盤領域診療科が参画していること、女性会員の割合が比較的多いこと等があげられますが、このような環境はまさに衆知を集めるのにうってつけではないかと考えます。学術集会を良い機会として衆知を集め、それを昇華させ、更なる高みへ進むきっかけになればと思います。そして、そのようなプログラム構成にすべく、準備を進めてまいりたいと思います。会員の皆様方におかれましては、是非多くの演題応募と総会の場での活発な議論を頂きますよう、お願い申し上げます。

 久留米市は福岡県南部の筑後地域、筑紫平野のほぼ中央に位置する人口約30万人の地方中核都市になります。北は背振山系、南東は耳納山系に囲まれ、筑紫次郎と呼ばれ九州最大河川である筑後川が流れる自然豊かな環境にございます。また近隣の福岡市、熊本市へも新幹線で約20分弱の距離にあります。総会は基本、対面での現地開催を予定しておりますので、是非多くの皆様に足をお運びいただき、久留米とその周辺地域もご堪能いただければと思います。

 最後になりますが、会員の皆様のお力添えを頂きながら、実りある総会になりますよう、教室員一同、鋭意準備を進めてまいりますので、尚一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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