第22回日本言語聴覚学会 in 愛知
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ハンズオンセミナー ご案内・お申込み受付
 
6月20日(日) 10:30~12:00に下記3つのハンズオンセミナーをライブ開催いたします。(Zoomを使用) ライブ開催に参加をご希望の場合は、本会の参加登録完了後、下記の「参加申込」ボタンをクリックのうえお申込みください。
なお、7月1日(木)正午よりWeb開催ページにてオンデマンド配信も予定しています。
オンデマンド配信は本会の参加登録者皆様がご視聴いただけますので、お申込みは不要です。
お詫び】
ハンズオンセミナー3につきましては、ライブでのセミナーは開催いたしましたが、録画に失敗してしまい、オンデマンドの動画配信ができなくなりました。
つきましてはハンズオンセミナー3のオンデマンド配信はございません。
事前の情報提供とは異なる対応となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

ライブ開催参加方法:事前申込制

(参加費無料:セミナー毎に人数制限あり)

  人数制限がございますので、当日の参加には事前の参加申し込み必要です。
本会の参加登録完了後、各セミナーのご案内下部にある「参加申込」ボタンをクリックして事前申込みをお願いします。
「参加申込」ページにて《WEB開催用ID》の入力が必要となります。
《WEB開催用ID》は本会参加費のお支払い完了後、参加登録システムhttps://www.miceregi.jp/reg/jaslht22/my/login/login.html)にてログイン後のマイページに表示されます。
なお、同時間帯でのライブ開催のため、複数セミナーへのお申込みはできません。
申込期間:

5月10日(月)正午 ~ 5月31日(月) 正午

  ※定員に達しましたら、締切日前でもお申込みを締め切らせていただきます。

ライブ開催参加にあたってのご案内

  当日、参加者の皆様は画面をONにしてご参加ください。
また、zoomのブレイクアウトルーム(グループ分け)機能を使用する可能性がありますので予めご了承ください。

ハンズオンセミナー1

 
テーマ: もう迷わない!徹底マスター 病態理解と訓練立案
演 者: 稲本 陽子 (藤田医科大学 保健衛生学部リハビリテーション学科)
  小島 千枝子(藤田医科大学 保健衛生学部リハビリテーション学科)
ライブ開催日時:6月20日(日) 10:30~12:00
ライブ開催定員:40名
プログラム内容(予定) (計1時間30分)
  1. 講義 (30分)
    誤嚥、咽頭残留を引き起こす病態の理解及び評価・分析から食物形態、姿勢調整、嚥下手技を設定し、嚥下訓練を行っていく一連の流れについて解説する。
  2. 症例提示・実技(60分)
    球麻痺、仮性球麻痺、認知症を伴う嚥下障害について模擬症例を提示し、その特徴的な症状を理解し、評価から訓練のプロセスの中で重要なポイントを体得できるよう、実技を交えて説明する。
受講者の方へ
  K-スプーンか箸、手鏡、ペンライトを用意して受講をお願いします。
 
 嚥下障害における二大異常所見は、誤嚥と咽頭残留である。嚥下リハビリテーションでは、これらの有無を評価すると同時に、その背景にある病態を正確に理解し、病態に適した機能練習を見つけて実施することが求められる。ここでSTに求められることは、1)異常所見を見落とさないこと 2)異常所見から病態を把握すること 3)病態に対する有効な機能訓練課題に精通し選択できること 4)それぞれの機能訓練方法(テクニック)に精通していることである。訓練を遂行するにあたり、当然テクニックは必要である。しかし評価に裏付けされた機能訓練課題を選択できることが最も重要であることを忘れてはならない。
 また運動学習の観点から嚥下は嚥下を練習することで最も効率よく改善をはかれる。嚥下訓練では、誤嚥や咽頭残留を引き起こさない食物形態、姿勢調整、嚥下手技を探し出し、課題の難易度を調整したうえで繰り返し練習することで、目標とするレベルまで到達することを可能とする。食物形態の特徴、姿勢調整の目的と効果、嚥下手技の運動学的意味と効果を理解していれば、適切な難易度設定ができ、体系的に嚥下訓練を組み立てることができる。この姿勢をとれば、またはこの手技を使えば確実に食べられるという魔法のようなものは存在しない。評価にて最適な組み合わせを見つけていくことが求められる。
 本ワークショップでは、誤嚥、咽頭残留のそれぞれを引き起こす病態を整理したうえで、その病態に有効な機能訓練と嚥下訓練を理解する。このうち重要な訓練方法については実技を交えながらテクニックの習得も行う。さらに典型的な嚥下障害タイプ(球麻痺による嚥下障害、仮性球麻痺による嚥下障害,認知症を伴った嚥下障害)について模擬症例をとおして、評価から訓練までのプロセスとその考え方を体得する。
 
ハンズオンセミナー1 参加申込

ハンズオンセミナー2

 
テーマ: 声道の準狭窄による発声技法の理論と実際
演 者: 城本 修
(県立広島大学 保健福祉学部保健福祉学科コミュニケーション障害学コース)
ライブ開催日時:6月20日(日) 10:30~12:00
ライブ開催定員:100名
参加者へのご案内
  実習に当たり、ストロー2本のご用意をお願いいたします。
できればストローの径の異なるもの(細いストローとタピオカストロー)をご用意ください。
 
 19世紀後半にドイツの医師Spiessによって考案された開鼻声の訓練は、水を満たした容器にガラス管を水面から挿入し、泡立てながら発声するというものであった。この方法は、開鼻声の訓練であったにもかかわらず、対象者の音声が改善したことから、その後、音声障害患者の音声訓練にも拡大適応されるようになった。フィンランドでは、1960年代からヘルシンキ大学のSovijärviが、内径8mm長さ24~25cm厚さ1mmのガラス管を "Resonance Tube"と呼び、ResonanceTubeを用いた音声訓練に奏効したと報告している。その後、1986年からResonanceTube発声法だけでなく、有声両唇摩擦音[β:]、共鳴強調訓練(RVT)で用いられるレゾナントボイスなど、発声時に声道の一部(特に開口端)を狭める発声技法の原理について、主として音響学的な観点から検討されるようになった。その結果、この声道の準狭窄(Semi-Occluded Vocal Tract: SOVT)と呼ばれる発声技法は、開口端を狭めることで、声道内の音響インピーダンスが高まり、声門流と声帯の自励振動に影響することが知られるようになった。これまでにコンピュータによる声道の計算モデルによるシミュレーションや摘出喉頭による吹鳴実験、さらには人を対象としたSOVT発声技法の効果検証など、数多くの報告が発表されてきた.SOVT発声技法は簡便であり音声訓練としての効果も高いことから、近年、急速に報告が増えている。しかし、未解決な点も多く、最終的な結論は得られとはいえない。そこで本稿では、SOVT発声技法の音響学的原理について概説し、その課題と実際の訓練の留意点を述べたい。
 
ハンズオンセミナー2 参加申込

ハンズオンセミナー3

 
テーマ:肢体不自由がある子どもへの摂食嚥下ハビリテーション
演 者:牧野 日和(愛知学院大学 心身科学部健康科学科)
ライブ開催日時:6月20日(日) 10:30~12:00
ライブ開催定員:40名
ご案内】
  講演内容を簡素化したため、原則経験年数10年未満に限るむねご案内しておりましたが、臨床経験トータルで10年以上でも、今回、肢体不自由児領域での臨床経験10年未満なら参加可能とします!
プログラム内容(予定) (計1時間30分)
  1. 講義(60分)
    1つのZoom画面にお集まりいただき「本セミナーの概要、みるべきチェックポイント、臨床応用等の解説」についての講義およびセミナーの流れをご説明いたします。
  2. 実技(15分程度)
   
「姿勢介助例について事例ををもとにご教示します(画面上のアドバイスで終わることご了承ください)」
本講義の実技について、当初の講演計画ではリモート方式においても受講者同士の密が避けられないことが予想されました。
従いまして、コロナ感染拡大予防の観点から講演内容を本分野の新人向けとし、講演内容を単純化・簡素化いたします。
  3. 総括(15分)
   
1つのZoom画面にお集まりいただき、実技の結果の総括を行います。
 
 先天性の中枢神経系障害の代表例である脳性麻痺は、生涯にわたる姿勢や運動の障害(肢体不自由)を有し、高頻度の割合で摂食嚥下障害を呈します。
 教科書や関連学会で紹介されている摂食嚥下器官のみをターゲットにした単なる嚥下体操の類のアプローチは廃用症候群や末梢神経系の障害には一定の効果があります。しかし脳性麻痺のような中枢神経系障害がある摂食嚥下障害児に対しては、姿勢や運動の障害を助長することがあります。つまり良かれと思った善意のアプローチが、ときに障害を助長し対象児者の生命予後をおびやかす結果にもなりかねません。実はこのことは先天性のみならず比較的後天性の重度中枢神経系障害者にも同じことがいえるのです。
 中枢神経系の障害を有する摂食嚥下障害児(者)には、成人期や高齢期の摂食嚥下リハビリテーションの基準とは大きく異なる、専用の知識や技術が求められます。
本セッションでは、時間に限りがあるため概要程度にならざるを得ませんが、以下のような流れで摂食嚥下器官ならびに全身の成長、発達心理、摂食嚥下獲得過程、家族心理ほか、トータルアセスメントやアプローチの概要を解説、ハンズオンセミナーとしてアプローチ例をお示ししたいと思います。
1.定型的な摂食嚥下機能の発達
2.比較的重い脳性麻痺の発達例
3.肢体不自由がある子どもへの摂食嚥下ハビリテーション例
4.実技(方法はその時点での社会情勢に合わせる)
以上、本セッションがみなさんの臨床の一助になれば幸いです。
当初、姿勢介助を伴うハンズオンを計画していましたが、たとえリモートにおいても受講者同士の密着度が高い内容のため、コロナ感染拡大予防の観点から講師が教示する程度の実技に変更もしくは省略致します。
ハンズオンの本来の目的とは異なりますがどうかご了承ください。
 
ハンズオンセミナー3 参加申込
 
 
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