第60回日本胆道学会学術集会
第60回日本胆道学会学術集会
プログラム

理事長講演

10月11日(金)13:30~14:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
廣岡 芳樹
(藤田医科大学 消化器内科)
演者
安田 一朗
(日本胆道学会 理事長/富山大学 第三内科)

会長講演

10月10日(木)11:30~12:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
乾  和郎
(日本胆道学会 名誉理事長/山下病院 消化器内科)
演者
廣岡 芳樹
(第60回日本胆道学会学術集会 会長/藤田医科大学 消化器内科)

特別講演

10月11日(金)11:00~12:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
がんゲノム医療時代の胆道癌診療(仮)
司会
佐谷 秀行
(藤田医科大学 がん医療研究センター)
演者
柴田 龍弘
(東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター ゲノム医科学分野)

60周年記念特別企画

1. 日本胆道学会と胆道診療の歴史を振り返る
10月10日(木)13:30~14:30 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
海野 倫明
(日本胆道学会 名誉理事長/東北大学 消化器外科学)
安田 一朗
(日本胆道学会 理事長/富山大学 第三内科)
演者
乾  和郎
(日本胆道学会 名誉理事長/山下病院 消化器内科)
宮崎  勝
(日本胆道学会 名誉会員/国際医療福祉大学三田病院 消化器外科)
海野 倫明
(日本胆道学会 名誉理事長/東北大学 消化器外科学)
安田 一朗
(日本胆道学会 理事長/富山大学 第三内科)
司会のことば
 日本胆道学会は、千葉大学外科の窪田博吉先生が1965年11月に第1回胆のう造影研究会を千葉市で開催されたのが端緒である。その後第4回から胆道造影研究会、第5回からは胆道疾患研究会、第23回からは日本胆道学会と名称が変わり、第57回(2021年)には一般社団法人日本胆道学会に法人化された。また第32回(1996年)より理事長制をとり、有山襄先生(初代)、二村雄次先生(二代目)、近藤哲先生(三代目)、乾和郎先生(四代目)、海野倫明(五代目)、安田一朗(六代目-現理事長)と変遷を経て今に至っている。今回、廣岡芳樹会長のご高配により、60年という還暦の年を迎えた日本胆道学会の歴史と胆道診療の変遷を振り返るとともに、これからの胆道学の将来像を語る特別企画を設けていただいた。この60年の間に、画像診断、内視鏡診断・治療手技、外科手術はめざましい発展を遂げ、さらに最近では遺伝子診断と分子標的治療、ロボット手術、AI診断など、昔では夢物語であった診断・治療法が現実のものとなった。これまでの発展を振り返りつつ、さらなる胆道学の発展に向けて、多くの若手の先生方に御聴講いただければ望外の喜びである。
2. 名古屋の胆管癌診療の歴史と未来への期待
10月11日(金)9:00~10:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
江畑 智希
(名古屋大学大学院 腫瘍外科学)
川嶋 啓揮
(名古屋大学大学院 消化器内科学)
演者
乾  和郎
(日本胆道学会 名誉理事長/山下病院 消化器内科)
梛野 正人
(日本胆道学会 名誉会員/大同病院 外科)
二村 雄次
(日本胆道学会 名誉理事長/愛知県がんセンター 名誉総長)
司会のことば
 多くの先輩たちの努力により、本邦の胆管癌診療は世界的にみても独特の進歩を呈してきた。過去は、左右両葉PTBDによる胆道ドレナージと胆管造影、PTCSによる内視鏡所見に直視下生検を加え診断を行っていた。時代とともに、経乳頭的な診断とドレナージに移行した。さらに術前・術後管理の工夫により広範囲肝切除が安全に施行できる時代になった。世界と比較しても本邦の胆管癌の短期・長期生存は良好である。世界に誇れる本邦の成績はこれら一連の診療体制により支えられ、名古屋地区の胆道医がその発展に少なからず関与してきた。
 記念すべき第60回胆道学会学術集会を名古屋で開催できる幸運を得て、本セッションでは当地で胆管癌診療に取り組んでこられた乾 和郎先生(胆道学会名誉理事長)、梛野 正人先生(胆道学会名誉会員)に、若手に伝えたい経験、苦労話、後輩への期待することなどをお話しいただき、その後に司会者とともに座談会を行う予定である。また、レジェンド二村 雄次先生(胆道学会名誉理事長)にもご登壇いただき我々に叱咤激励をいただく予定である。多くの先生にもご参加いただき、フロアから積極的にこの企画を盛り上げていただきたい。

シンポジウム

1. 進行胆道癌に対する集学的治療の現状と展望公 募
10月10日(木)14:40~16:40 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
大塚 将之
(千葉大学大学院医学研究院 臓器制御外科学)
中井 陽介
(東京大学医学部附属病院 光学医療診療部)
特別発言
遠藤  格
(横浜市立大学 消化器・腫瘍外科学)
司会のことば
 進行胆道癌は依然、外科切除が唯一根治を目指せる治療法であることにはかわりはないが、その予後は十分とは言い難く、近年の薬物療法などの進歩によって、集学的治療による予後改善が試みられている。しかし、術前治療の適応症例、適切なレジメン・治療期間、最適な術後補助療法の選択など課題は少なくない。また、切除不能例においても個々の症例に応じた治療選択は確立しておらず、切除不能例・再発例には遺伝子パネル検査による治療選択も期待される一方で、遺伝子パネル検査の提出時期、適正検体採取は大きな課題として残されている。さらに胆道癌で合併する胆道閉塞、特に肝門部閉塞では胆道ドレナージが抗腫瘍療法の治療成績にも大きく影響するが、ドレナージ選択のコンセンサスも得られていない。最近ではドレナージにとどまらず、胆管内ラジオ波焼灼療法などの内視鏡を用いた局所療法が行われることもある。本シンポジウムでは、進行胆道癌に対する様々なアプローチによる集学的治療の演題を幅広く応募していただき、診療科横断的に現状と今後の展望について議論していきたい。
2. 胆道疾患における微生物叢の分析と制御公 募
10月10日(木)9:00~11:00 
第7会場(ウインクあいち8F 展示場805)
司会
横山 幸浩
(名古屋大学 腫瘍外科)
大野栄三郎
(藤田医科大学医学部 消化器内科)
コメンテーター
栃尾  巧
(藤田医科大学 消化器内科 プレ・プロバイティクス講座)
特別発言
田妻  進
(JR広島病院 理事長/病院長)
司会のことば
 近年、常在微生物叢(腸内・口腔内など)とさまざまな疾患との関連性が報告されている。胆道疾患おいては日常臨床で遭遇することの多い胆道感染症など腸内細菌による感染をはじめとし、腸管内Dysbiosisと発がんや胆道炎症性疾患の関連も報告されて、病態の診断・治療への応用が試みられている。
 またがん診療領域においては腸内細菌叢と腫瘍免疫の強い関連性が示され、免疫チェックポイント阻害剤の効果との関連性も報告されている。
 外科領域おいては胆道癌周術期におけるシンバイオティクスの投与による術後合併症発症の低減や周術期の胆汁監視培養による感染管理などが報告されている。
 本シンポジウムでは、臨床的・基礎的研究の両面において常在微生物叢の分析と制御が胆道疾患診断、治療に及ぼすインパクトと可能性につき多くの先進的な演題応募を期待したい。
3. ゲノム解析と胆道疾患診療
公 募
10月11日(金)9:00~11:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
平野  聡
(北海道大学大学院 消化器外科学教室Ⅱ)
上野  誠
(神奈川県立がんセンター 消化器内科)
古川  徹
(東北大学大学院医学系研究科 病態病理学分野)
基調講演
若井 俊文
(新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器・一般外科学分野)
司会のことば
 本邦において、がんゲノムプロファイリング検査が保険適用となり、胆道癌において同検査が新規治療選択の情報として重要な位置を占めつつある。しかしながら、治療候補となる薬剤は限られており、また胆道癌で組織・血液のプロファイリング検査をどのように使い分けるのかなど、様々な臨床的課題が残されている。近年は、ゲノム解析の進展により新たな標的、あるいは共存遺伝子の意義なども議論されるようになった。さらに、胆道癌以外で原発性胆汁性胆管炎などの胆道疾患においても様々なゲノム解析が行われ、病態・治療の解明がなされようとしている。本シンポジウムでは、基礎的なテーマから実臨床での工夫まで幅広く演題を募集し、ゲノム解析と胆道疾患診療の現状と今後の展望について議論したい。

パネルディスカッション

1. Strategy of endoscopic drainage for malignant biliary obstruction
(悪性胆道狭窄のドレナージ戦略)公 募・一部指定
 ※英語でのセッション、抄録は英語となります。
10月10日(木)9:00~11:00 
第1会場(ウインクあいち2F 大ホール)
司会
伊佐山浩通
(順天堂大学大学院医学研究科 消化器内科学)
(Department of Gastroenterology, Juntendo University Graduate School of Medicine)
潟沼 朗生
(手稲渓仁会病院 消化器病センター センター長)
(Teine-Keijinkai hospital Center for Gastroenterology)
特別発言
藤田 直孝
(みやぎ健診プラザ 所長)
司会のことば
Endoscopic biliary drainage for the malignant biliary obstruction (MBO) is basic procedure, however, the strategies are various and changing according to the treatment strategies of each type of malignant tumor. The situations are classified into some categories, pre-operative drainage for upfront surgery or neoadjuvant therapy, unresectable cases for the palliation and chemotherapy. We should think the best drainage way according to the patients’ status. These statuses were different in the tumor and stricture type. Pancreatic cancer, hilar and distal cholangiocarcinoma and metastatic tumor around the bile duct. Recently, we can perform EUS-guided biliary drainage but is not established yet. In addition, various kinds of stent are available now, and selection of the stent is also big issue. Endoscopic drainage should be done consideration of numerous factors. In this session, we would like to discuss about the strategies of endoscopic drainage for the MBO in some situation. We hope that many submissions of various and curious studies.
2. 十二指腸乳頭部腫瘍局所治療適応拡大に向けた課題公 募
10月11日(金)14:00~16:00 
第2会場(ウインクあいち5F 小ホール1)
司会
七島 篤志
(宮崎大学 外科)
糸井 隆夫
(東京医科大学 消化器内科)
特別発言
堀口 明彦
(藤田医科大学ばんたね病院 外科)
司会のことば
 乳頭部腺腫や腺腫内癌に対し、内視鏡的乳頭切除術(EP)や縮小手術として経十二指腸乳頭部切除術(TDP)といった乳頭部局所切除術が行われている。2021年に刊行されたEP診療ガイドラインにおいて、その適応は膵胆管内に進展を伴わない腺腫とされており、どのような乳頭部癌を適応とすべきかについてはコンセンサスが得られていない。胆道癌診療ガイドラインでは、乳頭部癌では正確な深達度診断が困難という理由で局所的乳頭切除(内視鏡的、外科的)を行わないことが提案されている。一方、癌の分化型や組織亜型(腸型や胆膵型など)に基づく術前深達度診断法、リンパ節転移のリスクが少ないとされる粘膜内に留まるT1a(M)までの病変に対する局所切除術、広範な側方進展を伴う病変に対するEP with hybrid ESD、さらには膵胆管内に進展を伴う腺腫に対する管腔内RFA治療など新たな診断・治療が試みられている。本パネルディスカッションでは、各施設での乳頭部腫瘍における局所切除術の治療戦略、偶発症対策、短期・長期成績について報告して頂き、局所治療の適応拡大に向けた解決すべき問題点について議論したい。多数の応募を期待する。
3. 高齢者胆道癌に対する治療戦略とマネジメント公 募
10月11日(金)14:00~16:00 
第5会場(ウインクあいち7F 展示場705)
司会
植木 敏晴
(福岡大学筑紫病院 消化器内科)
青木  琢
(獨協医科大学 肝・胆・膵外科)
特別発言
宮崎  勝
(国際医療福祉大学三田病院  外科(消化器センター))
司会のことば
 近年、胆道癌患者は他癌種と同様に高齢化が顕著である。胆道癌に対する外科切除は時として大量の肝切除や膵切除を要することから、高齢者には切除適応を制限している施設も多く、切除を行う場合も慎重な術前リスク評価、周術期管理が求められる。また、切除境界例に対する術前薬物療法は非高齢者と同様に確立していない。さらに、非切除症例においても、薬物療法の適応範囲、有害事象対策、効果的な胆道ステントの選択および管理など、高齢者には特別な配慮が求められる。本セッションでは、高齢胆道癌症例のリスク評価とそれに基づく治療選択、また治療内容ごとに各施設で行われている安全かつ確実な患者マネジメントについて広く演題を募集する。内科・外科それぞれの治療戦略、また相互の連携についても幅広く議論する場としたい。
4. 胆道癌に対する低侵襲手術の現状と展望公 募
10月11日(金)9:30~11:30 
第7会場(ウインクあいち8F 展示場805)
司会
波多野悦朗
(京都大学 肝胆膵・移植外科)
高原 武志
(藤田医科大学 総合消化器外科)
特別発言
海野 倫明
(日本胆道学会 名誉理事長/東北大学大学院 消化器外科学)
司会のことば
 腹腔鏡下手術やロボット支援下手術が、肝切除や膵切除のほとんどの術式において、国内で保険収載されるようになった。多くの施設が、遠位胆管癌や乳頭部癌に対する膵頭十二指腸切除術において、低侵襲手術を導入している。腹腔鏡下手術やロボット支援下手術の短期成績および長期成績を従来の開腹手術と比較する必要がある。膵頭十二指腸切除術において、開腹、腹腔鏡下、ロボット支援下それぞれの現時点での適応は?さらに、低侵襲手術の技術的なピットホールについても論じてもらいたい。また、胆嚢癌に対する腹腔鏡下手術も保険収載されているが、ガイドラインでは積極的に推奨されていない。胆嚢癌に対する至適術式が様々ある中で、低侵襲手術の選択基準を明らかにする必要がある。さらに、低侵襲手術のトレーニング法やその手術手技のラーニングカーブ、これらの低侵襲手術がどこまで安全に適応拡大されるのか、新規参入のロボット支援下手術の現状など話題は尽きない。

ワークショップ

1. 胆嚢病変の診断と至適術式の再考公 募
10月10日(木)9:00~11:00 
第5会場(ウインクあいち7F 展示場705)
司会
入澤 篤志
(獨協医科大学医学部 内科学(消化器)講座)
鈴木 修司
(東京医科大学茨城医療センター 消化器外科)
コメンテーター
佐々木素子
(金沢大学医薬保健研究域医学系 人体病理学)
特別発言
中郡 聡夫
(白井聖仁会病院 外科)
司会のことば
 胆嚢病変の診断・治療においては、良悪性診断(腫瘍性、非腫瘍性)を的確に行い、術前診断に応じて治療方針を立てなくてはならない。病理検体採取が難しい胆嚢病変では画像診断が重要であるが、腹部US、CT、MRI、EUS等による精査を行っても、典型例以外ではその診断に難渋することも少なくない。また、検体採取による病理診断法としては、従来からのERCPに加えてEUS-FNAの有用性も報告されてきているが、その適応についてはいまだ一定のコンセンサスは得られていない。
 また、良悪性診断が難しい中での外科的切除においては、切除範囲やリンパ節郭清の有無、郭清範囲の決定は難渋することが多い。胆嚢癌以外でも黄色肉芽腫性胆嚢炎やICPN等の様々な疾患背景があり、さらには術後に判明するincidental胆嚢癌も考慮される。
 本セッションでは、様々な胆嚢疾患の安全かつ精度の高い診断方法、また、その診断に基づく至適術式について様々な角度から討論したい。幅広い胆嚢疾患に対する多くの演題を希望する。
2. 無症状総胆管結石の治療方針公 募
10月10日(木)15:00~17:00 
第7会場(ウインクあいち8F 展示場805)
司会
良沢 昭銘
(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)
橋本 千樹
(藤田医科大学ばんたね病院 消化器内科)
特別発言
露口 利夫
(千葉県立佐原病院 消化器内科)
司会のことば
 総胆管結石は胆管炎、胆石性膵炎といった重篤な症状を来し得る疾患である。症候性胆管結石に関しては、速やかな内視鏡的胆道ドレナージまたは結石除去が推奨されている。無症候性胆管結石に関しても、現状のガイドライン(日本消化器病学会)は、長期的な急性胆管炎や急性膵炎の合併のリスクを鑑みて内視鏡治療を推奨しており、積極的に治療を行うべきと考えられている。しかしながら、無症候性胆管結石に対する内視鏡的結石除去の手技関連有害事象の発生率、特にERCP後膵炎の発症率が有意に高いという報告もある。また、無症候性胆管結石を経過観察した場合の自然史に関しては報告が少なく、ほとんど解明されていない。今回、各施設から無症候性総胆管結石の治療の現状を報告してもらい検討することにより、無症候性総胆管結石の特徴を明らかにし今後の治療の一助になればと考える。
3. 良悪性鑑別困難な胆管病変の診断と治療公 募
10月11日(金)14:00~16:00 
第7会場(ウインクあいち8F 展示場805)
司会
佐野  力
(愛知医科大学病院 消化器外科)
川嶋 啓揮
(名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
コメンテーター
柳澤 昭夫
(京都第一赤十字病院 病理診断科)
司会のことば
 多くのモダリティーが使用可能となった現在でも良悪性鑑別診断困難な胆管病変に遭遇することは多い。今回は、MRI、CT、US、EUS、ERCPやPOCSの良悪性鑑別診断の役割、経乳頭的胆管生検、EUS-FNAなどの組織診、細胞診の利点・欠点について、特に診断困難例では可能な限り画像所見とともに生検や摘出標本の病理所見を供覧いただき、病理医の意見を聞きながら出席者の先生方とも議論したい。最終的に診断不能である場合の外科手術の可否やその適応についても内科・外科の立場から議論できるといいと考えている。良性胆管狭窄は術後狭窄、PSC、IgG4-SCのみならず免疫チェックポイント阻害剤による胆管病変など原因が多様であり、ドレナージをはじめとする治療法に苦慮することがある。最近では、EUS下のドレナージも行われるようになってきており、従来の経乳頭的、経皮的や外科的ドレナージとの棲み分けや適応についても議論を深めたい。少数例でも、臨床に有用なストラテジーや新規の診断・治療法などにつき多くの演題の応募を期待する。

指導医養成講座

1.「総論」領域:出版倫理
司会
波多野悦朗
(京都大学 肝胆膵・移植外科)
講師
伊佐山浩通
(順天堂大学大学院医学研究科 消化器内科学)

2.「内視鏡的・経皮経肝的診断・治療」領域:術後再建腸管
司会
桒谷 将城
(北海道大学病院 消化器内科)
講師
木暮 宏史
(日本大学医学部 内科学系 消化器肝臓内科学分野)

3.「薬物治療」領域:免疫チェックポイント
司会
上野  誠
(神奈川県立がんセンター 消化器内科)
講師
金井 雅史
(京都大学大学院医学研究科 腫瘍薬物治療学講座)

4.「良性・悪性胆道疾患外科治療」領域:肝門部胆管癌
司会
大塚 隆生
(鹿児島大学 消化器外科)
講師
中川  圭
(東北大学大学院 消化器外科学)

5.「放射線診断・治療」領域:MDCT
司会
児玉 裕三
(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野)
講師
高山 幸久
(福岡大学医学部 放射線医学教室)

6.「病理診断」領域:鑑別が難しい疾患
司会
瀬尾  智
(高知大学医学部 外科学講座 消化器外科)
講師
平林 健一
(富山大学学術研究部医学系 病理診断学講座)

サテライトセミナー、ランチョンセミナー

一般演題:口演、ポスター