第127回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
総会・学術講演会会長 東北大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野教授 |
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香取 幸夫 |
この度、2026年5月20日(水)~23日(土)に仙台市において第127回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会を開催させていただくことになりました。対面の総会・学術講演会を東北大学百周年記念ホール(萩ホール)、仙台国際センター展展示棟、仙台国際ホテル、ウェスティンホテル仙台で行い、その後にweb開催としてオンデマンド形式の配信を併せて実施します。
第127回日耳鼻総会では、テーマを「杜の都で学ぶ ~優しさに満ちた治療の開発と普及~」としました。
耳鼻咽喉科頭頸部外科の病気を伴う患者の多くは、疾病の性質や部位により「聴く」「話す」「嗅ぐ」「味わう」「食べる」というQOLに大きく関わる機能に支障をきたし、その回復を必要とします。また、近年増加傾向にある頭頸部癌の治療では生命予後に加えて患者が社会復帰をするうえで発声、嚥下、呼吸に関する機能の温存が重要になります。
これに対し、近年では外来で用いる検査機器、AIによる診療支援、内視鏡やロボットに代表される手術支援機器や、分子レベルの生体反応を標的とした免疫療法が登場する等、患者さんの生命や機能を守るために有用な治療法が間断なく開発され、私たち治療者への普及と適切な活用が望まれます。
今回の学会では新しい、患者さんと治療者の心身に優しい治療の開発を取り上げるとともに、実用化されている治療が全国の最前線の先生方に普及することを目指します。現地ならびにオンデマンドで参加いただく会員の方々にとって実りある情報収集・交換の場にしてまいります。
開催地の仙台は江戸時代以来、街づくりにおいて一戸一戸に植樹が奨励され緑豊かな都市となり、現在は杜の都とよばれています。5月には爽やかな風のなか新緑があざやかになり、散策や会食に適した季節になります。杜の都で学び、そしてリフレッシュしていただきたく、皆様のお出でをお待ちしております。
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