この度、2024年11月28日(木)〜 29日(金)の2日間、奈良春日野国際フォーラム 甍〜I・RA・KA 〜におきまして第 51 回日本マイクロサージャリー学会学術集会を開催いたします。
2020年の第47回学術集会から新しい試みとして始まった手羽先血管(径約0.7mm)を用いたスーパーマイクロサージャリー血管吻合コンテストは第48回学術集会でも開催され、非常に盛り上がりました。最近2年間は本コンテストの開催はございませんでしたが、“あの熱い戦いをもう一度”という皆様からのお声にお応えして、今回、再度開催する運びとなりました。
開催形式や応募資格は前回の第48回学術集会と同様とさせていただきます。予選はチームが多いため関係者以外非公開としますが、決勝は最終日にライブ中継で多くの先生にご覧頂ければと思います。
審査員は日本マイクロサージャリー学会会員の評議員・元評議員などの諸先生で客観的審査をして頂きます。
腕に覚えのあるマイクロサージャンの皆様のご応募をお待ちしております。
第51回日本マイクロサージャリー学会学術集会 会長
市立奈良病院 四肢外傷センター
村田 景一
募集期間 2024年6月11日(火)~
7月12日(金)予定
6月25日(火)までに締切を早めます
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2
締め切りました
予選 2024年11月28日(木)09:30~13:00 * 1
*1各チームの予選日時は、出場チームの決定後に調整してご連絡します。
■募集定員:12チーム24名(予定)
■下記ボタンより、必要事項を入力の上、ご応募ください。
*2
6月16日時点で既に予想を上回る22チームのご応募をいただいております。会場と時間の都合上、本戦に出場いただけるチーム数には限りがございます。
誠に申し訳ございませんが、【募集締切を6月25日(火)まで】もしくは【応募数が30チームに達した時点まで】に変更させていただきます。
ご応募をご検討の先生はお早めのエントリーをお願いいたします。
なお、エントリーしていただいた先生には公正を期すために事前審査(動画提出)に参加していただく予定です。事前審査の方法は追ってご連絡させていただきます。
定員(30チーム)に達しましたので、6月19日正午を以て募集を締め切らせていただきました。多数のご応募、誠にありがとうございました。
※応募チームが多数の場合は、主催者側で採択を決定させていただきます。
※また地域や医局が同一の場合は調整させていただく場合があります。
※8月末までに、採択結果を実施責任者より代表者にメールで通知します。
その際、オンライン参加登録についてもご案内いたしますので、採択されたチームは必ず事前参加登録をお願いいたします。
※コンテストへの出場料は無料です。
(ただし、術者・助手ともに本学術集会に事前参加登録していることが必須です。)
第6会場 | (奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 別館2F「会議室6」) |
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第7会場 | (奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 別館2F「会議室7」) |
第51回日本マイクロサージャリー学会学術集会に事前参加登録していること。
※10月31日(木)までの事前参加登録が必要です。期日までに事前参加登録してないと、他チームを繰り上げる場合があります。
在籍医局もしくは勤務先病院の2人1組のチーム(術者と助手)でチーム名を明記のうえ応募すること。
例:チーム市立奈良病院四肢外傷センターなど
※術者と助手が予選と決勝で代わることはできません。
術者の年齢は2024年10月31日(木)時点で満55歳以下であること。
※助手は年齢制限なし。
【なお、応募多数の場合は、ご参加いただけないこともございますのでご了承ください。】
第47回大会でのコンテストの模様が会員マイページで視聴できますので参考にしてください。
日本マイクロサージャリー学会:
会員マイページ(https://mypage.sasj2.net/jsrm/login)
また、日本マイクロ会誌34巻2号に以下の論文が掲載されているので参考にしてください。
林洸太、服部泰典他
日本マイクロ会誌 34(2):65 72,2021
第47回日本マイクロサージャリー学会学術集会“スーパーマイクロサージャリー血管吻合コンテスト”を振り返って
手羽先の「腹側中手動脈」を使用します。以下の論文に解剖の詳細および動画がありますので、事前練習にご活用ください。
Hayashi K, Hattori Y, Y Yii Chia DS, Sakamoto S, Doi K. A
supermicrosurgery training model using the chicken mid and lower wing.
J Plast Reconstr Aesthet Surg71: 943–945, 2018.
林洸太, 服部泰典, 坂本相哲, 土井一輝
手羽先を用いたスーパーマイクロサージャリーのトレーニングモデル
二次出版. 日本マイクロ会誌, 2019;32:78-83.
https://www.youtube.com/watch?v=3eIde-3N-gs
デモンストレーションビデオ(服部泰典:第47回会長)が参照できます
(一部異なります)。
参加者は普段使用しているご自身の持針器、鑷子、はさみのご持参をお願いします(事務局では準備しませんのでご注意ください)。血管クランプは事務局で株式会社河野製作所製ディスポクランプ(PICO CLAMP PVS-D およびPVM-D)を用意しますがご希望のものがあればご持参ください。これ以外の手術器械は、事務局で準備したものを使用していただきます。事務局では、手羽先、顕微鏡、縫合糸、バックグランド、ディスポ血管クランプ(株式会社河野製作所製)、ガーゼ、注射器、ヘパリン入り生食、シーツなどを準備いたします。
顕微鏡と縫合糸は以下の市販されている製品を使用します。
縫合糸:株式会社河野製作所 NDL00W-7
(11-0ナイロン、3/8 丸針、Needle size:3.0mm、Needle diameter:65 µm)
手羽先の対象血管の展開、外膜切除及び血管クランプ(株式会社河野製作所・PICO CLAMP PVS-D)とバックグランドの設置までは、事務局側で事前に準備します。血管吻合の技術のみが評価の対象になります。
デモンストレーションビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=3eIde-3N-gs)をご参照ください。
自由練習、ビデオ撮影を各チーム30分程度の持ち時間で行ないます。
自由練習の後に10分間の血管吻合のビデオ撮影を行い、匿名化して記録します。制限時間以内に完了しなくても、10分間で終了していただきます。練習用の手羽先は事務局で用意します。
匿名化して記録されたビデオを審査員が「スーパーマイクロサージャリー血管吻合コンテスト評価表」に従って評価し、予選通過チーム(予定:4チーム)を決定します。
予選:審査員(敬称略)
松田 健 | (新潟大学 形成外科) |
宇佐美 聡 | (東京手の外科・スポーツ医学研究所 高月整形外科病院) |
橋川 和信 | (名古屋大学 形成外科) |
多田 薫 | (金沢大学 整形外科) |
清水 隆昌 | (奈良県立医科大学 整形外科) |
11月28日(木)夕方に、実施責任者から各チームの代表者に予選結果をご連絡いたします。また、会場でも発表いたします。
予選通過チームに、制限時間15分で血管吻合を行なっていただきます。顕微鏡を2台使用し、2チームずつ同時に行い、審査員が「スーパーマイクロサージャリー血管吻合コンテスト評価表」に従って評価します。
※会場は関係者のみ入場可ですが別会場でもライブ中継します。
決勝:審査員(敬称略)
五谷 寛之 | (大阪掖済会病院 手外科・外傷マイクロサージャリーセンター) |
亀井 譲 | (名古屋大学 形成外科) |
岡崎 睦 | (東京大学 形成外科) |
池口 良輔 | (京都大学 リハビリテーション科) |
村田 景一 | (市立奈良病院 四肢外傷センター) |
閉会式で結果発表と表彰を行います。
三鷹光器株式会社、株式会社河野製作所、エムエスビー株式会社、株式会社ベアーメディック
2020年開催 第一回(参加12チーム)
1位:日本医科大学脳神経外科
2位:筑波大学形成外科
2位:チーム慈大流(慈恵医科大学形成外科)
3位:チームKEIO(慶應大学形成外科)
2021年開催 第二回(参加16チーム)
1位:チームマリア ~再接合術の時間外で怒られます。
(雪の聖母会聖マリア病院形成外科)
術者:沖野尚秀 助手:高木信介
2位:大手町病院整形
術者:永吉信介 助手:坪根徹
3位:振戦組(新潟市民病院形成外科)
術者:田中宏明 助手:曽束洋平
4位:りくお‘s(広島大学整形外科)
術者:石橋栄樹 助手:林悠太
© 2023 The 51st Annual Meeting of the Japanese Society for Reconstructive Microsurgery