利益相反開示について

利益相反開示について

学術集会で演題発表(口演、ポスター 問わずすべての演題)を行う際には、利益相反(Conflict of interest:COI)開示が必須となります。筆頭演者の利益相反申告を有無にかかわらず下記の要領で必ずお願いいたします。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

利益相反申告は、筆頭演者が前年(暦年:2024年1月~12月)1年間において、以下の金額の利益を得た場合です。

  • 演題内容や学術研究に関連する企業・法人組織や営利を目的とした団体(以下、企業・組織や団体という)の役員、顧問職については、1つの企業・組織や団体からの報酬額が年間200万円以上
  • 株式の保有については、1つの企業についての1年間の株式による利益(配当、売却益の総和)が200万円以上の場合、あるいは当該全株式の5%以上を所有する場合
  • 企業・組織や団体からの特許権使用料については、1つの権利使用料が年間200万円以上
  • 企業・組織や団体から、会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料など)については、1つの企業・団体からの年間の講演料が合計200万円以上
  • 企業・組織や団体がパンフレットなどの執筆に対して支払った原稿料については、1つの企業・組織や団体からの年間の原稿料が200万円以上
  • 企業・組織や団体が提供する研究費については、1つの企業・団体から医学研究(受託研究費、共同研究費など)に対して支払われた総額が年間200万円以上
  • 企業・組織や団体が提供する奨学(奨励)寄附金については、1つの企業・組織や団体から、申告者個人または申告者が所属する部局(講座・分野)あるいは研究室の代表者に支払われた総額が年間200万円以上
  • 企業・組織や団体が提供する寄附講座に申告者らが所属している場合
  • その他、研究とは直接無関係な旅行・贈答品などの提供については、1つの企業・組織や団体から受けた総額が年間10万円以上

開示方法

口頭発表の場合はスライドの一枚目に、ポスター発表の場合はポスターの最後に開示を行ってください。

口演発表時の開示(スライド例)

1. 開示すべきCOI状態がない場合

開示すべきCOI状態がない場合

2. 開示すべきCOIがある場合

開示すべきCOIがある場合

示説(ポスター)発表時の開示

  • 示説(ポスター)発表時に開示すべきCOI状態がないときは、ポスターの最後に下記の様な内容を表示してください。
    筆頭演者:演題発表に関連し、開示すべきCOI関係にある企業などはありません。
  • 示説(ポスター)発表時に開示すべきCOI状態があるときは、ポスターの最後に下記の様な内容を表示してください。
    筆頭演者のCOI開示
    ①顧問 :なし
    ②株保有・利益 :なし
    ③特許使用料 :なし
    ④講演料 :なし
    ⑤原稿料 :なし
    ⑥受託研究・共同研究費 :なし
    ⑦奨学寄附金 :〇〇製薬(株)
    ⑧寄付講座所属 :〇〇製薬(株)
    ⑨贈答品などの報酬 :なし

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