会長挨拶

第34回日本創傷・オストミー・
失禁管理学会学術集会

会長 片岡 ひとみ

(山形大学医学部 基礎看護学講座 教授)

片岡 ひとみ

このたび、第34回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会を2025年6月20日(金)21日(土)の2日間、山形県山形市で開催させて頂くことになりました。このような機会を山形で開催させて頂けることを大変光栄に思っております。

今回の学術集会のテーマは「連携・協働 WOC領域のさらなる進化」とさせて頂きました。本学会は2009(平成21)年、創傷、オストミー、失禁ケアの学際的取り組みを強化することを目的に学会に移行し、多領域の学会員を有しています。褥瘡対策、ストーマケア、排泄管理等、早くから積極的にチーム医療及び多職種協働に取り組んでいる領域です。高齢化、医療の高度化・複雑化、在宅医療の推進がすすむなか、患者・家族とともにより質の高い医療を実現するため、医療の効率化を図るためにはチーム医療や多職種協働は不可欠です。そして、これらを推進していくには、専門性の向上、各職種の役割認識と拡大、多職種との連携・協働が求められます。そこで、今後のWOC領域におけるさらなる発展を見据え、本学会のテーマとさせて頂きました。
 本学術集会では、多職種の方々からのご講演、実践報告をはじめ、多職種間の交流を深めて頂ける場となるよう、さらに連携・協働に欠かせない最新の知識・技術についてプログラムを企画したいと考えております。

日々お忙しくお過ごしのみなさまには、本学会で知識を深めて頂くと共に山形を楽しんで頂ければと思います。6月末の山形は「果樹園の宝石」と呼ばれるさくらんぼの季節です。さらに、天童、蔵王、上山に代表される名湯や秘湯、全国的に有名な日本酒、ワインなどもあり、日頃の仕事のご褒美に疲れを癒して頂ければと思います。この機会に是非とも山形の地に足をお運び頂ければと思います。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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