第72回日本栄養改善学会学術総会

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研究自由集会

研究自由集会へ参加をご希望の方は、下記研究自由集会の開催概要をご確認ください。

開催概要

日時:2025年9月12日(金)17:00~19:00
会場:東京農業大学世田谷キャンパス(東京都世田谷区桜丘1-1-1)
※研究自由集会に参加される方は、学術総会参加登録が必要です。

研究自由集会1  青年海外協力隊(JOCV)栄養士ネットワーク

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 221教室

テーマ:
国際協力における栄養分野の活動を考える集い~協力隊活動とその後の私のキャリア
参加人数:
20人
内容:
国際協力における栄養分野の活動に興味をお持ちの方なら、どなたでも参加できるオープンな集会です。今回は、JICAボランティア(協力隊)からの帰国後、様々な分野でキャリアを積まれているOBを複数名迎えてのシンポジウム形式にて開催します。協力隊活動参加のきっかけや、現在の仕事や活動に繋がるまでの様々な経験等を報告いただきます。国際協力活動と帰国後の活動やキャリアについて、一緒に考えてみませんか。ぜひお気軽にご参加ください。
【参加方法】会場での現地開催を基本とし、一部オンラインのハイブリッド方式で開催します。オンラインで参加予定の方は下記のフォームよりご登録ください。なお、オンライン参加を希望される場合でも、本学術総会への参加登録が必要です。(申し込みに参加登録IDの入力が必要です)。

https://forms.gle/JV5h2CGPo9LESBjA7
世話人:
氏家 真梨、堀江 早喜、高木 絢加、富口 由紀子、寺島 琢馬(JOCV栄養士ネットワーク事務局)
連絡先:
氏家 真梨(JOCV栄養士ネットワーク事務局/盛岡大学)
E-mail:jocvnut.net@gmail.com

研究自由集会2  栄養教諭「実践研究」推進勉強会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 222教室

テーマ:
「実践研究」に一歩踏み出そう
参加人数:
25人
内容:
栄養教諭の研究ネットワーク構築をめざした研究自由集会です。「実践研究」の考え方を学び、栄養教諭が「実践研究」に踏み出す動機づけの機会としたいと思います。第1部では、『「実践研究」とは何か』を実践発表や活動報告との相違から学び、第2部では、実際に実践研究に取り組んだ事例における課題や気づきの発表をもとに、参加のみなさんと情報交換や意見交換を行ないます。一昨年は愛知県、昨年は大阪府と、日本栄養改善学会が開催される地域で活動している栄養教諭を中心に実施している研究自由集会です。栄養教諭が子どもたちの「食」に関する資質・能力育成や向上に取り組んでいることを「実践研究」として発表するために、全国の栄養教諭や栄養教諭関係者が集まって一歩を踏み出すために学びましょう。皆様のご参加をお待ちしています。
世話人:
岡庭 大毅(港区立小中一貫教育校赤坂学園赤坂小学校)
髙田 尚美(名古屋学芸大学)
連絡先:
岡庭 大毅(港区立小中一貫教育校赤坂学園赤坂小学校)
E-mail:d-okaniwa@minato-tky.ed.jp

研究自由集会3  日本禁煙学会 食と栄養部会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 223教室

テーマ:
それって依存かも?~管理栄養士のための よもやまカフェ ~(飲酒・喫煙・間食)
参加人数:
20人
内容:
ついつい手が伸びてしまうタバコ、グラスを重ねてしまうお酒、ちょっとした合間の甘い誘惑…栄養指導や特定保健指導の現場で、対象者の生活習慣に頭を悩ませることはありませんか?依存性の高いお酒やタバコ・食べ物に対して「わかっちゃいるけどやめられない」と苦しむ対象者の方に、私たち管理栄養士は何ができるのでしょうか。この研究会では、堅苦しい雰囲気とは異なり、まるでカフェで友人とおしゃべりするように、日々の業務で感じる「困った」や「どうしたらいいんだろう?」といったリアルな悩みを共有できればと考えています。参加者それぞれの経験や知識を出し合い、明日からの栄養指導に活かせる、「依存」に関する新しい視点や具体的なアプローチをみんなで見つけていきましょう!
世話人:
三好 希帆(京都女子大学)
連絡先:
三好 希帆(日本禁煙学会 食と栄養部会)
E-mail:shokutoeiyou@gmail.com

研究自由集会4  地域栄養ケア研究会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 224教室

テーマ:
地域栄養ケアよろず相談会
参加人数:
20人
内容:
地域栄養ケアにまつわる「あれこれ」を、ざっくばらんに語り合う“よろず相談会”を開きます! テーマは、認定栄養ケア・ステーションの運営、災害時における在宅療養者支援のBCP、行政との関わり方、地域ケア会議、在宅管理栄養士の人材育成、実践活動報告と研究、などです。悩みや課題、ヒントや工夫を持ち寄って、小グループで自由に語り合いましょう。共感と発見を通して、地域を支える仲間づくりの第一歩にしませんか? 事前登録は不要です。地域栄養ケアに関わる、または関心のあるすべての方、どうぞ気軽にご参加ください。 楽しくて、ちょっとためになる、そんな会をめざします!
世話人:
塚原 丘美(名古屋学芸大学)
加藤 すみ子(合名会社 愛しかない)
諸岡 歩(兵庫県伊丹健康福祉事務所(保健所))
奥村 圭子(機能強化型認定栄養ケア・ステーション、地域ケアステーションはらぺこスパイス)
連絡先:
塚原 丘美(名古屋学芸大学)
E-mail:ttsuka@nuas.ac.jp

研究自由集会5  NPO法人 ヘルス・コミュニケーションズ

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 231教室

テーマ:
対象者と本音で話す動機づけ面接~ファーストセッション~
参加人数:
50人
内容:
初めて糖尿病と診断された患者様。「どうして私が???」「どうしよう」「大好きなケーキ、食べられなくなるのかなぁ」「やっぱりな!そんな気がしていたけど・・・」さまざまな、思いを抱えておられます。そんなファーストセッション。あなたは、どのように対象者と関わっていますか。ファーストセッションは、私たち自身も緊張するものです。対象者の思いを受け止めていますか。アセスメントをすれば良いと思っているのではないでしょうか。第2回目の今回は、東京都済生会中央病院医師ならびに(株)野村総合研究所 総括産業医として、動機づけ面接法(MI)を活かした面談により効果を上げてこられた、村田千里先生にご講演頂きます。さあ、皆で楽しく、MIのスピリットとスキルを身につけましょう!栄養指導の新たな未来のために。
世話人:
笠原 賀子(NPO法人ヘルス・コミュニケーションズ)
連絡先:
高梨 美穂(高崎健康福祉大学)
E-mail:takanashi-m@takasaki-u.ac.jp

研究自由集会6  東京栄養疫学勉強会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 232教室

テーマ:
実践栄養学研究を行動展示します
参加人数:
50人
内容:
研究には悩みや疑問がつきものです。栄養学研究でも同じです。それらは、研究をより良いものにするための大切な原石です。いま研究を計画されている方、いま研究を進められている方、ぜひ、あなたの悩みや疑問を共有してください。研究の行動展示とは、研究成果を発表するのではなく、計画段階を含む進行中の研究行動(研究の実際)を展示(披露)し、みんなで観察し、学ぶことと定義します(旭山動物園による動物の行動展示から考えた用語です)。これまでに2回、自由集会として開催し、活発な議論が交わされてきました。本自由集会では、研究者・実務者を問わず、参加者みんなで、悩みや疑問を解決するための糸口を探ります。私たちの悩みや疑問が未来の日本の栄養学をつくり、発展させます!
(東京栄養疫学勉強会HP:https://sites.google.com/site/nutrepistudygroup/
世話人:
松井 佑樹(東邦大学)
衣川 安奈(東北大学)
連絡先:
衣川 安奈(東京栄養疫学勉強会 事務局)
E-mail:nutrepi.studygroup@gmail.com

研究自由集会7  ⽞⽶の有用性を考える会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 233教室

テーマ:
CKD患者および健常人
参加人数:
40人
内容:
⽞⽶による健康効果や病気予防が昔から⾔われるが、エビデンスが少ないのが現状である。そこで、⽞⽶の効果を研究している主に管理栄養⼠に最近の研究から得たエビデンスを含めた事例を報告してもらったり、活用法を提供してもらいながら、今後必要な研究を考えたり意⾒交換したり議論する場を作りたいと思います。
前半は、世話人より「玄米食によるCKD患者および健常人の腸内細菌と短鎖脂肪酸、腎毒素、sIgA(腸管分泌型免疫グロブリンA)等の変化について」これまでに我々が行ってきた介入試験のレビューと、「低たんぱく玄米を用いた腎臓病食」のメニュー紹介をします。また若干名、講演を公募します。希望する方は400字程度の要旨を下記メールまでお送りください。時間等はパワーポイント15分程度。後半は意見交換する時間とします。興味ある方の参加をお待ちしています。また、参加希望の方は、配布資料等準備のため、出来るだけ下記メールまで氏名・所属・メールアドレス・質問等を連絡してください。
世話人:
羽場 亮太(メディカルライス協会)
連絡先:
羽場 亮太(メディカルライス協会)
E-mail:genmaigogogo@gmail.com

研究自由集会8  学校給食における、貧困と資源価格を考える研究会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 241教室

テーマ:
貧困、食料・資源高騰、学び・体験格差と、学校給食・食育を考える
参加人数:
30人
内容:
経済格差は単なる貧困だけでなく、栄養の偏り、学びの格差、さまざまな体験の格差を生み出します。特に,ひとり親家庭では、44.5%が貧困であり(祖父母など大人の同居者なし)、特に母子家庭へは大きな影響を与えます(単身収入で父子家庭と1.9倍の差)。 ひとり親世帯における夏休みの食と生活に関しては、33%が1日2食以下、母子2人世帯の26%と母子3人世帯の41%が1食100円以下、41%がお米を買えない時があり、11%が体重の減少が気がかり、48%が夏休みに遊びに行く予定がないなどが報告されています。このような現状を踏まえ、セーフティネットとしての学校給食や、新たな意味を持つ料理教室・食育の模索など、意見交換ができればと思います。
世話人:
白井 ひで子、江口 敏幸、海老原 誠治(三信化工(株)、いただきます.info)
連絡先:
海老原 誠治(三信化工(株)、いただきます.info)
E-mail:ebihara@itadakimasu.info

研究自由集会9  時間栄養学勉強会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 242教室

テーマ:
1から学ぶ 時間栄養学 Part 2
参加人数:
50人
内容:
この研究自由集会では、①時間栄養学の基礎的な知識、②時間栄養学の視点を実践活動や研究に活かす方法(データ取得方法、質問紙の紹介等)、③最近の研究動向、④質疑(時間栄養学に関するさまざまな疑問にお答えします)を内容とする勉強会を行います。時間栄養学に関心がお有りの方は、どうぞお気軽にご参加ください。院生・学生さんも大歓迎です!
世話人:
永井 成美(兵庫県立大学)
吉﨑 貴大(東洋大学)
柴田 重信(広島大学大学院)
連絡先:
永井 成美(兵庫県立大学)
E-mail:nagai.lab.uh@gmail.com

研究自由集会10  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 243教室

テーマ:
食環境の好循環を生み出すための新たな取組-日本、世界の動向について
参加人数:
50人
内容:
現代の私たちの食生活は、食品・飲料メーカーが提供する製品なしでは成り立ちません。人々が「自然に健康になれる」ためには、食品・飲料メーカーや流通事業者にはより健康的な製品の販売を増やしたり、消費者に適切な食品選択のための情報発信をしたりすることが期待されます。世界では、食品・飲料メーカー等の栄養に関する企業方針や取組、実績等の評価が行われており、機関投資家にも活用されています。また、東京栄養サミットにおいてN4G投資家宣言が行われるなど、金融機関(機関投資家や銀行等)の健康・栄養に対する関心は高まっています。そこで、世界の動向も踏まえながら、人々が健康的な食品にアクセスしやすくなるための取組について情報共有するとともに、金融機関の健康・栄養に対する関心等について直接話を伺う機会を設け、食環境の好循環を作り出すために、産学官等多様な立場の人々がどのように関わっていけるか、意見交換する予定です。
世話人:
瀧本 秀美(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所)
連絡先:
西尾 素子(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所)
E-mail:m-nishio@nibn.go.jp

研究自由集会11  栄養クリニック連絡会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館2階 244教室

テーマ:
ひろがる栄養士活動の芽を育てる
参加人数:
30人
内容:
栄養クリニック設置大学を中心に、栄養クリニックと関連のある施設を持つ大学やこれからの設置を検討している大学を対象にしています。学生の教育実習の場や地域の健康増進の学びの場としての役割を担いながら活動をしている、大学内にある栄養クリニックの業務内容の変化と将来の発展的な構想について情報交換をしたいと思います。 ぜひご参加ください。
世話人:
蒲池 桂子(女子栄養大学栄養クリニック)
連絡先:
田村 真紀(女子栄養大学栄養クリニック)
E-mail:clinic@eiyo.ac.jp

研究自由集会12  栄養教諭の未来を考える会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 331教室

テーマ:
栄養教諭の未来について実務および養成現場の両方向から考えてみませんか?
参加人数:
40人
内容:
平成17年4月から制度が開始された栄養教諭は、各学校における食育の推進において重要な役割を担うこととされ、令和5年度の全国配置数は6924人となっています。 令和3年度に実施された「栄養教諭の実態に関する調査研究報告書(文部科学省委託調査)」では、栄養教諭の配置方針、行政における食育推進体制、栄養教諭への支援等の現状が報告されました。しかし、実際の現場で栄養教諭が抱えている課題のすべてが網羅されたわけではありません。また、栄養教諭の養成大学としては、現場の声と要望に応え熱意のある質の高い栄養教諭の育成について再考すべき時期に来ています。 今後も栄養教諭が教育現場で食育の推進の要として活躍していくために、本集会では実務と養成現場の両方向から、情報および意見交換を行いたいと思います。栄養教諭に関連のある方、関心のある方のご参加をお待ちしております。
世話人:
佐藤 香苗(東海学園大学)
山王丸 靖子(城西大学)
連絡先:
山王丸 靖子(城西大学)
E-mail:sanchan3@josai.ac.jp

研究自由集会13  日本栄養改善学会 食環境整備推進委員会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 332教室

テーマ:
食環境づくりの研究をはじめよう!実践型ワークショップ
参加人数:
40人
内容:
当委員会は、健康的で持続可能な食環境づくりを支える調査研究を推進するために設置されました。健康日本21(第三次)でも「健康的で持続可能な食環境づくりのための戦略的イニシアチブ」の推進が掲げられており、政策的にもその重要性が高まっています。一方、食環境に関する研究や実践を進める際には、対象施設やマンパワーの不足といった課題に直面することも少なくありません。このワークショップでは、限られたリソースで研究を遂行し、成果を発信してきた講師をお招きして、参加者間で食環境づくりの研究力を高めていくことを目的としています。研究者はもちろん、食環境づくりに関心のある学生の皆さんや実践の場で取り組まれている管理栄養士・栄養士にも役立つ内容です。これから食環境づくりの研究を始める方、さらに研究力を深めたい方、一緒に実践的な視点を学んで新たなアプローチを見つけてみませんか?
世話人:
串田 修(静岡県立大学)
稲山 貴代(長野県立大学)
連絡先:
串田 修(静岡県立大学)
E-mail:kushida@u-shizuoka-ken.ac.jp

研究自由集会14  学習支援アプリ研究会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 333教室

テーマ:
AIを教育に活用するための体験会
参加人数:
30人
内容:
ChatGPTやGeminiなどのAIサービスは、高度なAI技術によって人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスです。ただ、利用者が望む結果をAIから得るためには、的確な指示であるプロンプトエンジニアリングを身につける必要があります。
  1. 日本語のタイプミスを検出する無料ツールをご紹介します。原稿を校正する時間と負担が軽減できます。
  2. 無料で使用できるAIサイトをご紹介します。文章だけでなく、画像も生成可能です。指示の仕方の工夫で、シラバスの作成を実演します。さらにレポートの下書きも簡単に行えるようになってきました。
  3. 私たちが活用しているデジタル大福帳は、学生との交換日記の様な教育ツールです。学生の感想に対する教員のアドバイスを、AIに生成させる研究を行っています。AIの能力が向上れば教員はAIが生成したアドバイス文の確認や修正で、回答作業の時間を大幅に省力化できます。AIの利用で学生と教員との信頼関係を短期間で構築が可能で、学生の授業姿勢の検出もできるようになってきました。
世話人の田中は教職課程の教育方法と技術や栄養士養成課程の栄養情報を担当していました。今枝は管理栄養士養成課程の教員です。
世話人:
田中 雅章(愛知医療学院大学)
今枝 奈保美(至学館大学)
連絡先:
田中 雅章(愛知医療学院大学)
E-mail:tanaka@yuai.ac.jp

研究自由集会15  エネルギーの無い人たちの会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 341教室

テーマ:
日本人の食事摂取基準 (2025年版) の疑問、ご意見を伺います―摂取基準の駆け込み寺ー
参加人数:
30人
内容:
今年4月から、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」がいよいよ適用されました。皆さんもすでに目を通し、日々の教育や栄養管理に取り組まれていることと思います。そのような中で、「エネルギーのない栄養素の算定根拠が変わったけれど、理由は何だろう?」や「この算定根拠がどうしても理解できない。もっと別の考え方のほうが適切ではないか?」、「この基準値が設定されているけれど、実際の栄養管理にどう活かせばよいのだろう?」といった疑問やご意見があるかもしれません。これらの問いに対し、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の策定検討会委員やワーキング委員が中心となってお答えし、それを基に参加者の皆さまと共にディスカッションを行いたいと考えています。教育、行政、臨床、企業など、さまざまな立場の方々による多角的な議論ができればと思っています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
世話人:
上西 一弘(女子栄養大学)
連絡先:
桒原 晶子(大阪公立大学)
E-mail:kuwabara.akiko@omu.ac.jp

研究自由集会16  歯科と栄養 二足のワラジーの会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 342教室

テーマ:
歯科発 噛む力を伸ばすための観察の仕方 & SOS
参加人数:
40人
内容:
私達の会は、歯科クリニック勤務の管理栄養士を中心に、歯科と栄養を学びたい管理栄養士や歯科衛生士の会です。さて、子どもたちの丸呑み、詰め込み、窒息ニアミス、野菜嫌い、肉嫌い、偏食などにお困りの方いませんか? また、障害児・者の食事で困っている方いませんか?ぜひこの研究集会に参加し、歯科の視点の有効性を知ってください。噛み合わせ、口の形態、舌、唇、頬、顎の動き、口の汚れ具合など、歯科の視点を取り入れて機能評価し、解決していった摂食外来の事例を紹介します。しかし、それだけでは解決できないお困り症例も紹介します。お知恵を下さい。食べることは学習です。運動、感覚、知的発達状態を土台に、様々な環境の影響を受けながら身につけていく大仕事です。問題解決には多方面の視野が必要です。症例検討しながら、視野を広げ、患者さんに役立つスキルアップを目指しています。食べることを体感する実習も予定しています。
世話人:
細田 明美(東京医療保健大学)
連絡先:
手塚 文栄(歯科と栄養 二足のワラジーの会)
E-mail:bundreams@yahoo.co.jp

研究自由集会17  栄養ケアプロセス研究会

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 343教室

テーマ:
Nutrition Care Process(NCP)実践とその課題
参加人数:
40人
内容:
栄養管理(ケア)プロセス(Nutrition Care Process)は、情報収集と総合判定により適切な栄養管理を計画し提供するための体系的な手法です。栄養アセスメントにより明らかにした栄養問題を判定する過程を、新たに「栄養診断」とし、栄養問題を引き起こした原因と判定の根拠を明確にするステップとして位置づけています。NCPに沿って栄養管理(ケア)を実践することで、栄養記録作成上で必要な情報も整理でき、他職種との情報共有の質と効率を高めることができます。アメリカ栄養士会で提唱されたNutrition Care Processは、欧米諸国でも実践と研究が続けられていて、それぞれの国の実情を考慮した実践方法が検討されています。これらを踏まえ我が国における実践上の新たな課題等について協議したいと考えています。ぜひご参集ください。
世話人:
片桐 義範、石長 孝二郎、寺本 房子、中村 丁次(栄養ケアプロセス研究会)
連絡先:
寺本 房子(栄養ケアプロセス研究会)
E-mail:tera.fusa@gmail.com

研究自由集会18  NPO法人食生態学実践フォーラム

9月12日(金)17:00~19:00 1号館3階 344教室

テーマ:
環境の変化で漁獲される魚が変わる、嗜好の変化で食べる魚が変わる、食育はどのように変わるのか
参加人数:
30人
内容:
南北に長い日本は、海で生息する魚を漁獲し、地域性の高い魚食文化を受け継いできました。しかし、近年の地球温暖化等による漁獲される魚の変化、私たちの食嗜好の変化、食の簡便化などから、食卓に上る魚の種類や形態が変化してきました。そこで、これらの現状をもとに、私たちはどのような食生活をめざし、どのような食育をすすめていけばよいのか、食生態学の視点から考えたいと思います。研究自由集会では、まず本テーマを特集した機関誌「食生態学―実践と研究」第18号を配布し、今までの議論を報告します。次いで、実践現場からの報告を交えて、本テーマについての議論を深め、かつ実践や活動の新視点を得る可能性の高いものにしたいと思います。事例報告を交えながらワークショップ形式で意見交換を行います。
世話人:
平本 福子(NPO法人食生態学実践フォーラム)
連絡先:
平本 福子(NPO法人食生態学実践フォーラム)
E-mail:hiramoto1255@gmail.com
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