プロセスモデルの確立により、「嚥下(飲む)」と「咀嚼嚥下(食べる)」の動態が異なることが明らかとなり、摂食嚥下領域にパラダイムシフトがもたらされました。
ゼリー、とろみから開始し、段階的に食形態をアップさせていく過程において、咀嚼を開始するのはどのタイミングだろうか?咀嚼を引き出す適切な食形態は?など、摂食嚥下機能の低下した方の食形態の決定において、プロセスモデル(咀嚼嚥下)を理解することは、全身状態、口腔機能、嚥下機能の評価、姿勢や食環境の調整と同様に重要な要素です。
本ランチョンセミナーでは、「食べる」機能を獲得するために必要な食形態の知識・実践例について、咀嚼開始食品プロセスリードの使用事例とともにご講演いただきます。