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肝胆膵外科学分野 
〒889-1692
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FAX:0985-85-3780
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〒810-0001
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E-mail:14jsacs@congre.co.jp
 
第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会
会長挨拶
  第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会
会長 七島 篤志
(宮崎大学医学部外科学講座 肝胆膵外科学分野)
 このたび第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会を2022年9月30日から10月1日までの2日間、宮崎大学主幹として、当地宮崎市青島で開催することとなりました。第13回に引き続いて同じ九州での開催ではありますが、太平洋の水平線を望みながら眩いほどの旭日が輝く九州の東側の景色もまた格別で、全国のAcute care surgeryならびに救急分野の医療者の皆様には生気を養っていただく絶好の機会と考え、秋の海辺でお迎えできることを嬉しく思います。
 本学会は救急医療の中でも特に内因性疾患や外傷・災害医療などの外科医療に特化している学会と認識しております。是非外科医のみならず、救命救急医、麻酔科医、放射線科医などの医師の皆様、ならびに救急を専門とする看護師やコメディカルスタッフの皆様に、年に一回一堂に会する場として熱い議論を交わして頂きたいと願っております。私ども宮崎大学外科がご指名を受けたのも、この2012年に落合秀信教授の下、高度救命救急センターが開設され、それと共に救急外科医療に立ち向かってきた外科有志の存在とたゆまぬ努力があってこそで、そこで得られた成果を全国的にも高く評価されてきたことと考えております。また南海トラフ地震や津波災害にも日頃から宮崎大学や宮崎県の医療関係者が一丸となって訓練を重ねてきており、災害やテロに対する高度外傷にも日頃から準備を怠っておりません。
 学会テーマはコロナ禍で見直された“有事即應”の古語と共に、現代の医療安全や働き方改革から独自に考案した“the sooner, the better”の合言葉を組み合わせています。私が数年前に赴任してきたときからの下地の上に、地域医療のモデルケースとしての宮崎大学外科学の大講座制への変革によって、さらに地域ACSが進歩してきたものと自負しております。テーマに即し、特別講演にはDamage Controlをキーワードとした講師を招聘し、緊急止血術に関する企画も立案しております。
 熱い議論と共に、会場周辺の神々の聖地のパワースポット観光や、多くの自然豊かなスポーツ・アクティビティ、伊勢海老祭り真っただ中での海幸山幸たる食の宝庫で舌鼓頂き、日頃の皆様の鋭気が養えたらと強く願っております。この全国が注目する本学会が円滑に運営され、明日の日本の救急外科医療がさらに発展するために、宮崎大学をあげて外科学講座七島と救急医学講座 落合教授、ならびに関係者一同で一丸となって皆様を歓迎させて頂く次第です。
 何卒本学会の成功のためによろしくご尽力のほどお願い申し上げます。
 
 
  第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会
副会長 落合 秀信
(宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野)
 このたび、宮崎大学医学部外科学講座七島篤志教授会長のもと、第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会が日本のひなた宮崎で開催されることを大変光栄に思います。
 私は宮崎大学医学部附属病院救命救急センターに所属しており、救急医の立場として外科の先生方と連携し体幹部外傷をはじめとした外科救急疾患の診療に携わらせていただいているご縁から今回副会長という大役を仰せつかり大変身の引き締まる思いであります。七島会長をサポートさせていただき、微力ではありますが本学会の成功に向けて精いっぱい尽力させていただければと思っております。
 さてAcute Care Surgeryは、対象疾患のほとんどが緊急手術を要する救急疾患でありますので、ひときわAcute Care SurgeonとEmergency physicianとの連携が重要となる分野かと思っております。とくに出血性ショック状態に陥っており一刻の猶予もない重症体幹部外傷の患者を救命するためには、Emergency Physicianが蘇生と全身管理を行いつつAcute Care Physicianがメスを振るい止血を行うという連携プレーがうまくいかないと救命できないことは言うまでもありません。よって、このような患者の救命率向上のためには、いかに外科医と救急医が円滑に連携し診療にあたることができるシステムを構築するかが課題となってまいります。平素よりお互い顔の見える関係を構築しておくことは言うまでもありませんが、その一方で外科と救急科のダブルボードを持つ医師の育成も重要な解決策になってくるかと思います。ここ宮崎におきましても、七島教授率いるAcute Care Surgery teamと救命救急センタースタッフの強い連携のもと、宮崎大学医学部附属病院救命救急センター発足以前と比較し重症体幹部外傷患者の予後は格段に改善しております。さらに外科と救急科とのダブルボードを取得する医師の育成もさせていただいております。本学会では、手術手技などに関する議論ももちろん重要ですが、緊急性を有する重症患者の救命率向上にむけて外科医と救急医との連携強化という視点からも議論いただけるものと期待しております。
 最後になりましたが、第14回日本Acute Care Surgery学会学術集会が皆様にとりまして実り深きものになりますよう祈念しましてごあいさつの言葉とさせていただきます。
 
Copyright © 2022 The 14th Annual Meeting of the Japanese Society for Acute Care Surgery. All Rights Reserved.