ご挨拶
第10回日本涙道・涙液学会総会
会長:杉本 学(すぎもと眼科医院)
この度、第10回日本涙道・涙液学会総会を、令和4年7月9日、10日に主催させていただきます。このような貴重な機会を与えていただきました日本涙道・涙液学会の会員並びに関係者の皆様に心より「ありがとうございます」と申し上げます。
第10回と一つの節目にあたる会を担当させていただき、身の引き締まる思いで準備を進めているところでございます。特別講演には、第1回の本会を担当されました井上康先生から、ご講演を賜ることになっております。本学会の設立・発展に多大な貢献をされました先生から、貴重なお話が伺えますことをご期待ください。また、シンポジウムの一つには、「(仮)先天鼻涙管閉塞症ガイドライン」を、佐々木次壽先生、宮崎千歌先生、松村望先生にオーガナイザーを務めていただき、ガイドライン分担者にシンポジストをお願いしております。本学会として、はじめてのminds形式のガイドラインを作成中であります。ガイドラインの結果の共有はもちろんのこと、作成過程も共有していただき、今後のガイドラインの作成及び改定につながっていくことを願っています。
今回も「フォーサム2022せとうち」として、日本眼感染症学会(近間泰一郎会長:広島大)、日本眼炎症学会(柳井亮二会長:山口大)、日本コンタクトレンズ学会(白石敦会長:愛媛大)とともに、リーガロイヤルホテル広島、NTTクレドホールで開催させていただきます。テーマは、『「知」つながるアカデミア』です。このテーマは各学会長と緊密に連携し合ってたどり着くことができました。今後も連係プレーを中心に、フォーサムとしての魅力あふれる学会になるよう準備を進めてまいります。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。