第2会場 レセプションホール
乳腺病理学の新しい概念と題して、新しくチャレンジングな疾患概念、分子病理学、最新のガイドラインについて、エキスパートとの交流の機会を持つ。
第3会場 会議室141+142
PathPortどこでも病理ラボは、地域医療における病理医の相互支援と次世代病理医育成を目指すプロジェクトです。「症例相談室」での症例相談や意見交換を主事業とし、そこに提示された症例を会員の皆で供覧・検討する「症例相談室レビュー」(毎週)や若手メンバー主導の「病理Daily Practice」(毎月)、各分野の専門家を招いて行う「PathPortライブセミナー&コンサルテーション」(毎月)および専門分野で立ち上がったいくつかの分科会などをオンラインで開催しています。当会の最大の特長は、世代や地域、施設、臓器の壁を気軽に飛び越えられるコミュニティであるということであり、今回のコンパニオン・ミーティングでも、このような当会の特長を生かし、日頃行なっている症例相談室レビューと病理Daily Practiceから、選りすぐりの症例提示や各分野の問題提起を行ってもらい自由な検討・意見交換会を開催したいと考えています。当日は、 WSI(whole slide image)を皆でレビューしながら、質問やコメントは、口頭でもチャットでも受け付けて、全員参加型の会を目指します。
第4会場 白鳥ホール北
病理医にとって興味はあるもののどういう訳かあまり馴染みのない神経病理。若手の病理専門医が自らの経験を踏まえ、日常の病理業務に必ず役立つハックをご紹介します。コンサルタント情報も。神経病理をグッと身近に感じてもらえるミーティングです。
第5会場 白鳥ホール南
超音波内視鏡下穿刺生検やゲノム診療の普及に伴い、膵胆道領域の診療における病理診断の役割も変化しつつある。一方で、胆道生検、膵胆道癌に係る術中迅速診断は依然として病理医を悩ませる種である。本コンパニオンミーティングでは、膵胆道疾患の病理診断で日常的に遭遇する諸問題として、膵・胆道生検、術中迅速診断(断端判定)における診断や対応のポイントについて解説する。また、膵胆道癌におけるゲノム医療の実際、ゲノム変化と病理像との関連などについて、最近の知見もまじえて紹介する。最後に、症例提示形式にて、これらのテーマを含めた日常病理診断でしばしば頭を悩ませる問題(腫瘍径の測定法、IPMN由来癌か否かなども含む予定)について、参加者と双方向的に意見交換したい。若手病理医や膵胆道系を専門としない病理医に対して有益な情報を提供するとともに、膵胆道病理学のさらなる発展につなげたいと考え、本コンパニオンミーティングを企画した。
第6会場 会議室232+233
「病理AIコンペティションについて ~学習から開発までの可能性を探る~」という題で、実際にAIコンペを開催、参加経験のある若い方々を呼び、コンペティションというものを学び、今後の活用について勉強する
第7会場 会議室234
2023年に改訂された甲状腺癌取扱い規約第9版のポイントと今後改善や解消すべき課題について議論する
第8会場 会議室222+223
国際病理アカデミーの日本支部組織として国際的協調のもとに病理学の発展および教育を行うことを目的とし、毎回テーマを決めて講演および会員の親睦を行う。なお、今回のテーマは未定である。
第9会場 会議室224
COVID-19感染確認から3年が経過し、小児・AYA世代特有の問題点も徐々に明らかになりつつある。一方、成人に比べて小児・AYA世代の重症例を経験することは少なく、十分な情報が周知されてはいない現状がある。第一線でご活躍の先生方にご講演いただき、本企画を通じてCOVID-19関連の小児病理について理解を深め、今後の診療に役立つ知識、情報が共有されることを期待する。
第10会場 国際会議室
心臓病理はわかり難い、とりつきにくいと敬遠されていないでしょうか? 今回、若手病理医や心臓病理が苦手と思われている皆さんの殻を破るお手伝いが出来るよう、セッションを企画しました。組織のハンドリングやレポート作製においては、「臨床家が病理に検体を出す時に何が知りたいのか?」を意識することが大切です。まず、循環器専門医に病理検査に期待することを述べて頂きます。診断病理の最前線で研鑽されている一般病理医の先生には「心臓病理について困っていること」を率直に提示頂き、研究会メンバーを交えて具体的な解決方法を考えたいと思います。心不全として死亡する患者が多い中、剖検心の所見はしばしば死因に大きく影響します。多忙なルーチン業務の中、心臓のマクロでの観察、切り出し、鏡検したら良いのでしょうか。経験豊富な先生が判り易く解説していきます。参加者の皆さんに少しでも心臓病理を好きになって頂ければ幸いです。
第2会場 レセプションホール
講演+パネルディスカッション
デジタル導入1
AI導入1
パネルディスカッション1
第3会場 会議室141+142
日本皮膚病理組織学会では、年1回の総会・学術大会に加えて、皮膚病理に関する講習会を企画しています(https://jdps.jp)。毎年コンパニオンミーティングでは、皮膚科領域検体の病理診断をする上で、実践に役立つ具体的な内容をテーマとしています。
今回のテーマは、神経内分泌分化を示す皮膚腫瘍です。皮膚原発神経内分泌腫瘍にはMerkel cell carcinomaがありますが、他にも神経内分泌分化を示す皮膚腫瘍としてendocrine mucin-producing sweat gland carcinoma、そして最近報告されたsweat-gland carcinoma with neuroendocrine differentiation (SCAND) などがあります。Merkel cell carcinomaに造詣の深い佐賀県医療センター好生館皮膚科の永瀬浩太郎先生、そしてSCANDの提唱者でもある後藤啓介先生に、各疾患の概念や臨床病理学的特徴を解説していただきます。皆様のご来場をお待ちしております。
第4会場 白鳥ホール北
最近、ヘリコバクター感染率の低下や新しい治療法の導入に伴う種々の新興疾患に遭遇するようになったが、まだまだ広く認識されていないように思われる。本セッションではそのようなものの中から、①胃底腺へ分化を示す腫瘍、②自己免疫性胃炎(とくに初期像)、①免疫チェックポイント阻害薬関連消化管病変を取り上げ、診断基準や病態については未だ不明な点も多いが、特徴的あるいは注目すべき組織学的変化を提示・解説し、診断基準や病態について討論したい。
第5会場 白鳥ホール南
多くの病理医は専門とする臓器や疾患を有していますが、自らが診断すべき検体のうち、専門領域の検体は圧倒的に少ないのが普通です。一方、臨床医は、自分の専門領域の検体を採取しているので、病理検査は、非専門家が専門家に対して報告書を提出するという構造になっています。病理医は、非専門領域の臓器あるいは疾患に対して、診療上必要な情報を臨床医に提供できるよう、日々トレーニングを重ねていますが、一部にそれがあまりうまくいかない領域があり、その一つが腎生検です。腎生検には独特の病変がみられ、これに独特の病因論的解釈が存在するのがその一因です。そこで、このミーティングでは、腎生検を専門としない病理医が、既に身につけている病理診断のスキルを活かしながら、ガラス標本のみから得られる情報(所見)を基に報告書を作成することを目標として、糸球体病変、尿細管間質病変、腎内血管病変の抽出と解釈の方法を検討したいと思います。協会員の先生方、腎病理協会員以外の先生方、これから専門医試験を受験する予定の先生方のご参加を期待します。
第7会場 会議室234
腎腫瘍の分類は2022年のWHO分類改定とともにさらに複雑化した。本コンパニオンミーティングではいかに腎癌の主要組織型を正しく診断し、時に経験される稀少組織型を見逃さないかを3人の講師にお話しいただく。
第8会場 会議室222+223
子宮内膜癌の分子遺伝学的分類の登場は、病理診断の現場に新たな展開を促している。すなわち、従来の形態学的診断に加えて分子所見が進行期分類、リスク評価、治療方針の決定に取り入れられ、この潮流は子宮内膜癌の病理診断を着実かつ急速に変化させつつある。本企画では、WHO第5版発刊から3年、子宮体癌取扱い規約病理編第5版発刊から1年を経た現在の子宮内膜癌の診断において注目度の高いトピックスから、高悪性度子宮内膜癌の定義と診断アプローチ、TCGA分類、ProMisE分類、WHO 第5版の各分子型の形態・分子病理学的特徴、臨床的特徴と、診断における我が国における病理検査室の対応、そして改訂に伴い組織型や分子病理分類が進行期に反映されることが明記されたFIGO 2023進行期分類の変更点とその臨床的取扱いを話題とし、病因論に基づいた子宮内膜癌の病理診断への理解を深めることを目標とする。
第9会場 会議室224
TRK融合遺伝子は臓器横断的に見られる異常で、それに対する治療薬が複数開発されている。良好な効果が認められている腫瘍があり、確実に診断すべき疾患であり、病理医・臨床医はその存在を意識しておかないといけない。本コンパニオンミーティングでは、TRK融合遺伝子異常を有する腫瘍の特徴を病理と臨床側から検討し、また使用可能な薬剤の効果を検証することで本腫瘍への理解を深めることを目的とする。
2023年8月22日(火)~11月30日(木)
募集を締め切りました。たくさんのご応募まことにありがとうございました。
開催枠が無くなり次第、締め切りといたします。
第113回日本病理学会総会におきましても、第1日目 2024年3月28日(木)と第2日目 2024年3月29日(金)にて、コンパニオンミーティングの開催を予定しております。
今回もコンパニオンミーティング企画を一般公募いたしますので、下記の募集要項をご参照のうえ奮ってご応募ください。
なお、企画の採択につきましては、会長に一任いただくことをご承諾お願いいたします。
なお、採択のご案内は2023年12月上旬頃を予定しております。
今後、時間が多少変動する可能性がございます。
総会で使用する講演会場をミーテイング会場としてご用意いたします。
会場 | 部屋名 | 席数 |
---|---|---|
第2会場 | レセプションホール | 650席 |
第3会場 | 会議室141+142 | 300席 |
第4会場 | 白鳥ホール北 | 440席 |
第5会場 | 白鳥ホール南 | 410席 |
第6会場 | 会議室232+233 | 180席 |
第7会場 | 会議室234 | 220席 |
第8会場 | 会議室222+223 | 180席 |
第9会場 | 会議室224 | 220席 |
コンパニオンミーティングの内容、演者数等につきましては、オーガナイザーの先生にご一任いたします。
演者については、非会員を加えることも可能です。非会員演者の参加費は該当のコンパニオンミーティングに限り無料とさせていただきますが、旅費、宿泊費、謝礼等につきましては、総会側ではご用意いたしませんことをご了承ください。
今回、コンパニオンミーティングにつきましては、プログラム・抄録集への抄録掲載はいたしません。採択された場合、抄録集日程表に掲載いたしますプログラム内容、座長情報を、2024年1月5日(金)までに、総会運営事務局までご提出ください。
下記のお申し込みフォームより2023年10月31日(火)までに、お申し込みください。
開催枠が埋まり次第、期間中でも募集を締め切ることがございますので予めご了承ください。
1 | コンパニオンミーティング名 | 日本語・英語併記 |
---|---|---|
2 | テーマタイトル | 日本語・英語併記 |
3 | オーガナイザー | 氏名・所属については、日本語・英語併記 連絡先の電話番号、メールアドレスを必ずご記入ください。 (オーガナイザーが複数の場合、それぞれのご連絡先もお願いいたします。) |
4 | 開催内容 | 400文字程度にてお知らせください。 |
5 | 使用言語 | 日本語セッションか英語セッションかをお知らせください。 |
6 | 参加予定者数 | 会場選定の目安にさせていただきます。 |
7 | 飲食提供 | 飲食提供の有無をお知らせください。 (会場によっては、飲食の提供が難しい場合もございます。) |
8 | 予定演者 | お申し込みの段階で、演者が決まっている場合はお知らせください。 |
下記の運営事務局(株式会社コングレ)までお問い合わせください。