第113回日本病理学会総会

帰ってきた! 徒然病理医絵巻
~コロナを超えて、今何が必要か?

座長

下山芳江(名古屋大学医学部附属病院 病理部)
岩谷 舞(信州大学医学部病態解析診断学教室)

講演

村田哲也(鈴鹿中央総合病院)

橋本優子(福島県立医科大学医学部 病理病態診断学)

黒瀬 顕(弘前大学大学院医学研究科 病理診断学講座)

座長の言葉

2015年に開催された“徒然病理医絵巻”では、さまざまな女性病理医の実際の日常生活を多数例示し、若手の今後の働き方についての示唆をあたえるとともに、働いている女性病理医の情報交換の場を設けることを目的とした。その企画より、9年経過した現在、コロナ感染症という大きなパンデミックをようやくこえて、社会の在り方がずいぶん変わった。学会での対面の人事交流が少なくなり、WEBにて学会参加ができる時代となった。遠方から子連れで参加する苦労や、託児所に子供を預ける手間がなく学会に参加できるようになった代わりに、結局家事・育児から解放されず、また情報交流も行えなくなってしまった方もいるのではないだろうか? また、働き方改革の方針が医者にも適応されて、勤務時間の管理がなされるようになった。長時間勤務が規制されることで、いろいろ苦労している現場もあるのではないだろうか。以前とは異なる環境において、今、必要とされていることは何なのだろうか? 前回(9年前)と比較して、いま必要であることを検討し、すべての病理医において、情報交換を行える場所を提供したい。

セッション内容

2~3名の講演とポスター発表を予定している。発表内容は、本人の簡単な略歴と、9年前と現在において、変わったこととその問題提起を行うことを主題とし、その他には興味あることについて、特に内容を決めず、さまざまな情報発信をしてもらう(趣味、ペット、家庭など、もちろん病理に関することでも可)。ポスターを提示する人と、それを見に来た人が情報交換できるような場所とする。子連れでも、親子で積極的に参加いただきたい。

募集について

一般演題 ポスターで演題を公募します。発表形式で「ポスター 帰ってきた! 徒然病理医絵巻 ~コロナを超えて、今何が必要か?」を選択ください。

募集期間:2023年8月22日(火)正午~ 10月5日(木)正午
  10月19日(木)正午まで延長しました

一般演題募集・演題登録ページよりご応募ください。

一般演題募集・演題登録