パネルディスカッション
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- 分野
- MICS-CABG
- テーマ
- 多枝病変におけるMICS CABGの役割と展望
- 日程
- 11月3日 8:00~9:30 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
- 概要
- 2009年にMICS CABGが報告されゆっくりと広がりを見せ、さらに世界では心停止下に行う新たな術式も報告されている。今回MICS CABGのエキスパートにその臨床成績を報告していただき、その立ち位置や将来展望、さらに今後の普及について発表していただく。
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ビデオワークショップ
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- 分野
- MICS-CABG
- テーマ
- MICS-CABGはまずここから。MICSでのITA採取のコツと工夫
- 日程
- 11月2日 9:40~11:10 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
- 概要
- CABGにおける開胸でのITA剥離は施設間の違いはあるものの、ほぼ確立された手技となった。近年、患者のハイリスク化、PCIとの住み分けの複雑化に伴い、MICS CABGの必要性が増している。スムーズなMICS CABGの導入に向け、MICS視野でのRITAを含むITAの剥離に習熟することが喫緊の課題である。国内外の第一人者を含めMICS ITA剥離の工夫やトラブルシューティングについて学ぶ。
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シンポジウム
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- 分野
- 不整脈
- テーマ
- Maze手術の成績向上のための適応と工夫
- 日程
- 11月2日 8:00~9:30 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
- 概要
- 心房細動に対する外科治療として従来から行われてきたMaze手術に対して、近年、左心耳マネージメントの手術症例数が増加している。比較的容易に行える左心耳マネージメントに対して、Maze手術は複雑で出血の危険性も孕んでいる。さらに心房細動の治癒を目指しているものの、すべての施設で満足のゆく心房細動治癒率が得られている訳ではない。本シンポジウムでは電気生理学的見地から見た心房細動の機序を学び、良好な心房細動治癒率を得るためのMaze手術の適応と工夫について論じたい。
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パネルディスカッション
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- 分野
- 不整脈
- テーマ
- 左心耳マネージメントの現状と今後の展望
- 日程
- 11月4日 14:15~15:15 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
- 概要
- 左心耳閉鎖デバイスの開発により、外科的、カテーテル的に容易に左心耳を閉鎖できる時代になった。しかし、左心耳閉鎖の意義と方法についてまだ不明な点が多い。左心耳閉鎖により左心耳内の血栓生成は予防できるのか?左心耳閉鎖の方法はどのような術式が望ましいのか?リズムコントロールを行わずに左心耳のみを閉鎖することの意義と適応は何か?本パネルディスカッションではカテーテル左心耳閉鎖デバイスの現状と左心耳閉鎖の意義について検討し、今後の展望について論じたい。
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シンポジウム
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- 分野
- TEVAR
- テーマ
- 急性A型解離に対するFrozen elephant trunk(FET)の中期成績-予後改善効果はあるのか
- 日程
- 11月2日 8:00~9:30 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
- 概要
- J-ORCHESTRA studyはFET弓部置換の良好な早期成績の報告である。いまや標準術式となりつつある急性A型大動脈解離に対するこのアプローチは、果たして本当に末梢大動脈の運命を変えたのか?その予後は改善されたのか?本術式の中期成績を、これまでのnon elephant trunkやconventional elephant trunkとの比較で議論して欲しい。
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ワークショップ
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- 分野
- TEVAR
- テーマ
- 非開胸Zone 0 TEVARの是非-開胸置換との住み分け
- 日程
- 11月2日 9:40~11:10 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
- 概要
- Najuta、physician-modificated device、in-situ fenestrationなど、非開胸Zone 0 TEVARが行われている。他方、本邦の弓部置換の成績は一般に良好である。にも関わらずこういった手法を行うメリットはあるのか。あるいはどのような症例であればこれらが許容されるのか。今後さらなる企業デバイスの登場も予定されている現時点において、その住み分けを議論して欲しい。
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シンポジウム
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- 分野
- TEVAR
- テーマ
- 非解離胸腹部大動脈瘤に対する治療方針-治療断念する高齢者・ハイリスク・フレイルレベルは?
- 日程
- 11月3日 8:00~9:30 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
- 概要
- 胸腹部大動脈瘤は侵襲の大きさから、局所解剖以上に全身状態がその予後に強く影響する。動脈硬化性動脈瘤においてそれはより顕著である。従って余命も含めた身体状況の把握が重要である。そこで、ハイリスクとはどのような症例なのか?さらにopen surgeryを断念しなければならないような症例に対する治療はどのように行われているのか?自施設のデータをもとに語って欲しい。
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パネルディスカッション
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- 分野
- 重症心不全、VAD、移植
- テーマ
- 急性心不全に対する最新のデバイス戦略~bridge to Surgeryからpost cardiotomy shockまで~
- 日程
- 11月2日 9:40~11:10 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
- 概要
- 開心術の術前・術後ショックは重症例の外科的治療を行う上では避けて通れない課題であり、これに対するMCS(mechanical circulatory support)の重要性に注目が集まっています。重要なclinical question としては、①central cannulation か、peripheral cannulationか?②術後サポートか、術前からのサポートか?③重症例術後coagulopathy への対応、④長期的VADへのエスカレーションのタイミング、等があります。これらのclinical question に対する各施設の考え方を、症例や解析データ等のエビデンスと共に示して頂き、議論させていただければと考えます。皆様のご参加をお待ちしております。
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ワークショップ
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- 分野
- 重症心不全、VAD、移植
- テーマ
- Destination Therapy治療のリアルワールド
- 日程
- 11月3日 8:00~9:30 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
- 概要
- Destination therapyが保険収載されてからおよそ3年が経過した。コロナ禍の影響があったとは言うものの、DT治療の浸透は予想外に低調である。重症心不全によって不幸な転帰を辿る高齢患者は少なくない。このような中、2023年7月からDT認定施設が19施設に拡大された。DT治療をより安全に、有効に、適正にわが国に普及させるためには何が必要なのか。医学的、社会的、倫理的などの観点から論じて頂きたい。
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シンポジウム
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- 分野
- 重症心不全、VAD、移植
- テーマ
- ここまで行ける重症心不全のノンデバイス治療
- 日程
- 11月4日 15:20~16:20 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
- 概要
- 心臓移植と植込み型左室補助装置は重症心不全治療の第一選択であるが、適応制限やコスト、合併症など問題も多い。一方で、より軽度の心不全に対して外科的に介入することでその進行を予防することが期待されている。本セッションでは、左室形成術、再生医療、機能的僧帽弁閉鎖不全症に対する外科治療等の非デバイス治療に焦点を当て、その最新の知見と将来の展望について議論していただく。
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シンポジウム
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- 分野
- 先天性
- テーマ
- 小児の弁膜症手術
- 日程
- 11月2日 9:40~11:10 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
- 概要
- 小児の弁膜症手術は、疾患や形態の多様性、弁の大きさや患児の成長など様々な問題を有しており、困難な領域のひとつである。本領域の外科治療に関して各施設の最新の経験を持ち寄り討論を深めたい。
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ワークショップ
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- 分野
- 先天性
- テーマ
- 中心肺動脈の形成
- 日程
- 11月2日 13:50~14:50 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
- 概要
- 先天性心疾患の外科治療において、中心肺動脈の低形成、縮窄や離断など、治療困難な症例にしばしば遭遇する。良好な形態の中心肺動脈を作成する為、様々な形成手技が報告されてきた。近年では動脈管ステントが留置されている症例への対応も必要となり、益々困難な症例への対応が迫られてきた。本領域に関して各施設の経験を持ち寄り、討論を深めたい。
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シンポジウム
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- 分野
- 先天性
- テーマ
- Customizing care for congenital heart disease
- 日程
- 11月4日 8:00~9:30 第9会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間C
- 概要
- 先天性心疾患では、診断名は同じでも病態は様々であり、ステレオタイプの治療戦略は通用しない。本シンポジウムではいくつかの代表的な疾患を取り上げ、それぞれの疾患に対するcustomizing careの考え方について討論を行いたい。発表者には自験例及び現状の総説を加えた発表をお願いし、現状の確認とアップデートをしたい。
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ワークショップ
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- 分野
- 先天性
- テーマ
- 盲端心室の処理法
- 日程
- 11月4日 15:20~16:20 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
- 概要
- 時としてFontan術後に、PA-IVS、HLHS、重症Ebsteinなどでは盲端心室に「足を掬われる」ことがある。これまでこのような低形成で盲端となった心室に焦点をあてて議論されたことはなく、各施設の血栓形成例,心室流出路狭窄合併などの経験症例を持ち寄って情報共有と対応の検討を行いたい。
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シンポジウム
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- 分野
- 虚血性
- テーマ
- 和のCABG:Evidence発信へ向けたJapan originalの再考
- 日程
- 11月2日 13:50~15:50 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
- 概要
- 本邦では2000年代初頭よりOPCABが隆盛となり、欧米とは違う方向性でCABGが発展してきた。しかし、その日本独特のCABG文化における超長期成績を解析した論文は少ない。その一つの原因として、本邦においては施設分散化の影響で教授や部長の交代のスパンが速いため、長期成績を論じづらいことがあげられる。本セッションでは術者・部長・教授の変遷に関わらない、そしてOPCAB/ONCABのすべてを包括した20年の超長期成績をご提示いただき、ランドマークとしての日本のCABGの現在地を確認するとともに今後のあるべき発展の方向について議論したい。
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ワークショップ
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- 分野
- 虚血性
- テーマ
- 低心機能に対するCABGの挑戦 これまでのスタンダード、そして新たなスタンダートの構築へ
- 日程
- 11月4日 9:45~11:15 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
- 概要
- 冠動脈バイパス術は、これまでに、「死亡を防ぐ」、「心筋梗塞を防ぐ」、「再血行再建を防ぐ」などの点で、カテーテル治療を凌ぐ効果があることが認められてきた。このワークショップでは、一歩進んだテーマとして、「低心機能に対する単独冠動脈バイパス術の効果」を検証して議論を深めたい。低心機能に対してはこれまではIABPサポート、ECMOを含めたon pump beating CABG、conventional CABGが行われてきたが、最近ではImpellaという新たなモダリティが加わった。このように低心機能に対するアプローチは多様化している中で、冠動脈バイパス術の安全性と心機能改善の有効性を明らかにすることは、カテーテル治療に対する優位性のひとつとして期待される。左室駆出率30%をカットオフ値として、実際に心機能は改善しているのか、どのような血行再建が安全で効果的か、遠隔期の心不全を防げるか、改善効果が最大限発揮される背景や手術のタイミング、など臨床の疑問への回答を示していただきたい。
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ワークショップ
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- 分野
- 弁膜症
- テーマ
- 左房縫縮術―術式と効果の検証
- 日程
- 11月2日 13:50~14:50 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
- 概要
- 大きく拡大した左房は僧帽弁形態、心房細動の不可逆性、呼吸機能等に影響を与えることが明らかにされ、左房を縮小するための追加手技が再び注目を集めている。しかし、左房縫縮術の適応、術式、およびその効果については不明な点が多い。本セッションでは各施設での左房縫縮術の成績を報告いただき、その適応と安全で効果の高い手術術式について討論したい。
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パネルディスカッション
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- 分野
- 弁膜症
- テーマ
- 再手術からみた大動脈弁形成術 初回手術の問題点
- 日程
- 11月3日 15:30~16:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
- 概要
- 大動脈弁形成術術後の再手術症例から、初回手術時の適応や、交連位置を含む基部形態、弁輪縫縮・弁尖修復などの手術手技上の問題点などをあぶりだし、より長期の弁機能維持を可能とする大動脈弁形成術について議論を深めたい。
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シンポジウム
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- 分野
- 弁膜症
- テーマ
- 大動脈弁狭窄症―Lifetime managementを考慮した人工弁、術式の選択
- 日程
- 11月4日 9:40~11:10 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
- 概要
- 人生100年時代を迎え、大動脈弁狭窄症のマネージメントはいかにあるべきかに注目が集まっている。弁輪拡大を行い大きな弁を挿入し、将来のTAVIに備えるという戦略もその一つである。本セッションでは、種々のlifetime managementにおける手技の安全性、弁の耐久性や性能、次回TAVIの可否等を踏まえた初回手術の術式や弁種選択について議論していただきたい。
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パネルディスカッション
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- 分野
- 弁膜症
- テーマ
- 右室機能の低下した超重症三尖弁閉鎖不全症の治療について
- 日程
- 11月4日 8:00~9:30 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
- 概要
- 弁尖のtetheringを伴う高度三尖弁閉鎖不全に対しては、弁輪形成のみでは逆流再発の危険性が高いことが報告されている。弁下手技を組み合わせた三尖弁形成術や弁置換術、そしてカテーテルによる弁修復術と治療選択肢が広がる中で、予後改善の為には何が求められているのか、種々のモダリティーによる長期成績の評価、さらに右心機能回復の観点からも論じて頂きたい。
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ワークショップ
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- 分野
- 研究・基礎 / 体外循環
- テーマ
- 心臓血管手術における最新の止血戦略
- 日程
- 11月2日 15:00~16:00 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
- 概要
- 心臓血管手術における周術期凝固障害には、凝固因子低下や血小板異常、線溶亢進など複数の因子が関与しており、止血時間短縮への様々な挑戦が続いている。近年の血液粘弾性検査を組み入れた輸血アルゴリズムや、止血デバイス使用法をはじめ、各施設における最新の止血戦略を報告頂き、より安全な手術に向け議論する場としたい。
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ワークショップ
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- 分野
- 研究・基礎 / 体外循環
- テーマ
- MICSにおける心筋保護:安全を目指した考え方と実践
- 日程
- 11月4日 9:40~11:10 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
- 概要
- MICSアプローチの特殊性は、小開胸であるが故に術野視野が狭い(見えにくい)、心臓の触診が困難である(触われない)、器具の動きに制限がかかる(手が入らない・回らない)等であるが、心筋保護法は正中切開アプローチと変わらない質を担保しなければならない。検討すべき事項として、(1)順行性心筋保護液の不十分な投与、(2)再投与前や大動脈遮断解除前の不十分な脱気や水試験の際の配慮不足、(3)大動脈遮断時間延長の際の心筋温管理不良等である。安全なMICSの遂行について各演者の考え方と実践について討論したい。
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シンポジウム
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- 分野
- 大動脈
- テーマ
- 感染性大動脈疾患に対する外科治療
- 日程
- 11月2日 13:50~15:50 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
- 概要
- 感染性大動脈疾患には、一次性の感染性大動脈瘤、人工血管置換・ステントグラフト内挿後の二次性感染があり、なかには大動脈気管支瘻や大動脈食道瘻を合併する症例も存在する。これらの治療成績には改善の余地があり、各施設の経験をもとに、術式の工夫、手術のタイミング、抗菌薬の使用法などを含めた治療戦略に関して議論を深め、治療成績の向上の一助として頂きたい。
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パネルディスカッション
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- 分野
- 大動脈
- テーマ
- 遺伝性大動脈疾患の総合的治療戦略
- 日程
- 11月4日 9:40~11:10 第9会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間C
- 概要
- 遺伝性大動脈疾患は、血管の脆弱性、大動脈病変の広範性、心臓弁膜症等の合併、若年性(長期フォローアップの必要性)などの特徴を有し、動脈硬化を主因とする通常の大動脈疾患とは異なる治療戦略で臨む必要がある。そこで、各施設における治療経験をもとに遺伝性大動脈疾患に対する総合的治療戦略を示して頂きたい。
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ワークショップ
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- 分野
- MICS-Valve-Robot
- テーマ
- ロボット手術の真の主役 -patient-site-surgeonの役割-
- 日程
- 11月2日 8:00~9:30 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
- 概要
- ロボット支援下心臓手術はチームワークであり、Patient-site-surgeonはその中心である。しかしながら今までPatient-site-surgeonの重要性やどのような役割を担うのが適切かに関しての議論は十分になされていない。各施設でのPatient-site-surgeonの役割、チームワークを行う上での工夫や問題点、そして今後の展望に関して議論する。
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パネルディスカッション
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- 分野
- MICS-Valve-Robot
- テーマ
- MICS-valve/Robotの適応と限界
- 日程
- 11月4日 8:00~9:30 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
- 概要
- このパネルディスカッションは、MICSおよびロボット心臓弁膜症手術の適応と限界について探究することを目的としています。Redo症例や低心機能症例、低肺機能症例など一般的にMICSやロボット手術がチャレンジングとされているシナリオ別に、エキスパートの臨床経験とエビデンスに基づいて、適切な患者選択、手術技術、およびアウトカムについて議論します。特定のシナリオ(上記以外には狭小胸郭やAR症例、高度動脈硬化症例など)にフォーカスした演題を募集します。
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