プログラム

日程表

2024年4月30日現在
※プログラム確定前のため、予告なく変更する場合がございます。

領域横断

  • 指定
テーマ
Singularity: 外科医療界におけるAI、ITの現在と未来
日程
11月3日 14:10~15:20 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
ロボット手術、AI活用、IT機器活用が近未来の外科領域におけてどのような影響を及ぼすのか、現状と未来を紹介していただく。また今年から始まる医師の働き方改革にどのような貢献をしてくれるのかを実例をみながら、情報共有と近未来にあるべき外科治療の姿を討論したい。
  • 指定
テーマ
胸部臓器移植医療のサステナビリティ
日程
11月3日 14:10~15:20 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
2010年の改正臓器移植法施行により、それまで年1桁であった脳死下臓器提供件数は年40件を超え、2022年には94件まで増加した。2023年には半年で70件を越え、年150件以上になることが予想されている。急激な移植件数の増加により、複数のハイボリュームセンターにおいて手術室や集中治療室の受け入れが追いつかず斡旋辞退が相次いでいる。また、働き方改革の時代に逆行するかのように、移植チームの超過勤務や働きに見合わない手当の問題が改めてクローズアップされている。移植医療のサステナビリティを確立してゆくために、移植臓器のアロケーションシステムや運搬作業の効率化、施設の統合・拡充、内科医やナースプラクティッショナーへのタスクシフトなど、近い将来を見据えた改革案を出し合い、検討する必要がある。
  • 公募
  • 指定
テーマ
他臓器を傷つけるのを防ぐための外科的解剖知識もしくは、合併症を起こさないための解剖学的考案など
サブテーマ
  • 心大血管浸潤を伴う縦隔腫瘍:浸潤程度の診断とその術式
  • 肺術野から見た心臓、食道
  • 食道術野から見た心臓、肺
日程
11月3日 14:10~15:20 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
心臓、呼吸器、食道それぞれの術野において、他領域臓器の解剖を熟知し、適切な手術手技、副損傷・合併症予防につなげる。

心臓分野

パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
MICS-CABG
テーマ
多枝病変におけるMICS CABGの役割と展望
日程
11月3日 8:00~9:30 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
2009年にMICS CABGが報告されゆっくりと広がりを見せ、さらに世界では心停止下に行う新たな術式も報告されている。今回MICS CABGのエキスパートにその臨床成績を報告していただき、その立ち位置や将来展望、さらに今後の普及について発表していただく。
ビデオワークショップ
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分野
MICS-CABG
テーマ
MICS-CABGはまずここから。MICSでのITA採取のコツと工夫
日程
11月2日 9:40~11:10 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
CABGにおける開胸でのITA剥離は施設間の違いはあるものの、ほぼ確立された手技となった。近年、患者のハイリスク化、PCIとの住み分けの複雑化に伴い、MICS CABGの必要性が増している。スムーズなMICS CABGの導入に向け、MICS視野でのRITAを含むITAの剥離に習熟することが喫緊の課題である。国内外の第一人者を含めMICS ITA剥離の工夫やトラブルシューティングについて学ぶ。
シンポジウム
  • 指定
分野
不整脈
テーマ
Maze手術の成績向上のための適応と工夫
日程
11月2日 8:00~9:30 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
心房細動に対する外科治療として従来から行われてきたMaze手術に対して、近年、左心耳マネージメントの手術症例数が増加している。比較的容易に行える左心耳マネージメントに対して、Maze手術は複雑で出血の危険性も孕んでいる。さらに心房細動の治癒を目指しているものの、すべての施設で満足のゆく心房細動治癒率が得られている訳ではない。本シンポジウムでは電気生理学的見地から見た心房細動の機序を学び、良好な心房細動治癒率を得るためのMaze手術の適応と工夫について論じたい。
パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
不整脈
テーマ
左心耳マネージメントの現状と今後の展望
日程
11月4日 14:15~15:15 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
左心耳閉鎖デバイスの開発により、外科的、カテーテル的に容易に左心耳を閉鎖できる時代になった。しかし、左心耳閉鎖の意義と方法についてまだ不明な点が多い。左心耳閉鎖により左心耳内の血栓生成は予防できるのか?左心耳閉鎖の方法はどのような術式が望ましいのか?リズムコントロールを行わずに左心耳のみを閉鎖することの意義と適応は何か?本パネルディスカッションではカテーテル左心耳閉鎖デバイスの現状と左心耳閉鎖の意義について検討し、今後の展望について論じたい。
シンポジウム
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分野
TEVAR
テーマ
急性A型解離に対するFrozen elephant trunk(FET)の中期成績-予後改善効果はあるのか
日程
11月2日 8:00~9:30 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
J-ORCHESTRA studyはFET弓部置換の良好な早期成績の報告である。いまや標準術式となりつつある急性A型大動脈解離に対するこのアプローチは、果たして本当に末梢大動脈の運命を変えたのか?その予後は改善されたのか?本術式の中期成績を、これまでのnon elephant trunkやconventional elephant trunkとの比較で議論して欲しい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
TEVAR
テーマ
非開胸Zone 0 TEVARの是非-開胸置換との住み分け
日程
11月2日 9:40~11:10 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
Najuta、physician-modificated device、in-situ fenestrationなど、非開胸Zone 0 TEVARが行われている。他方、本邦の弓部置換の成績は一般に良好である。にも関わらずこういった手法を行うメリットはあるのか。あるいはどのような症例であればこれらが許容されるのか。今後さらなる企業デバイスの登場も予定されている現時点において、その住み分けを議論して欲しい。
シンポジウム
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  • 指定
分野
TEVAR
テーマ
非解離胸腹部大動脈瘤に対する治療方針-治療断念する高齢者・ハイリスク・フレイルレベルは?
日程
11月3日 8:00~9:30 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
胸腹部大動脈瘤は侵襲の大きさから、局所解剖以上に全身状態がその予後に強く影響する。動脈硬化性動脈瘤においてそれはより顕著である。従って余命も含めた身体状況の把握が重要である。そこで、ハイリスクとはどのような症例なのか?さらにopen surgeryを断念しなければならないような症例に対する治療はどのように行われているのか?自施設のデータをもとに語って欲しい。
パネルディスカッション
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分野
重症心不全、VAD、移植
テーマ
急性心不全に対する最新のデバイス戦略~bridge to Surgeryからpost cardiotomy shockまで~
日程
11月2日 9:40~11:10 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
開心術の術前・術後ショックは重症例の外科的治療を行う上では避けて通れない課題であり、これに対するMCS(mechanical circulatory support)の重要性に注目が集まっています。重要なclinical question としては、①central cannulation か、peripheral cannulationか?②術後サポートか、術前からのサポートか?③重症例術後coagulopathy への対応、④長期的VADへのエスカレーションのタイミング、等があります。これらのclinical question に対する各施設の考え方を、症例や解析データ等のエビデンスと共に示して頂き、議論させていただければと考えます。皆様のご参加をお待ちしております。
ワークショップ
  • 公募
  • 指定
分野
重症心不全、VAD、移植
テーマ
Destination Therapy治療のリアルワールド
日程
11月3日 8:00~9:30 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
Destination therapyが保険収載されてからおよそ3年が経過した。コロナ禍の影響があったとは言うものの、DT治療の浸透は予想外に低調である。重症心不全によって不幸な転帰を辿る高齢患者は少なくない。このような中、2023年7月からDT認定施設が19施設に拡大された。DT治療をより安全に、有効に、適正にわが国に普及させるためには何が必要なのか。医学的、社会的、倫理的などの観点から論じて頂きたい。
シンポジウム
  • 公募
  • 指定
分野
重症心不全、VAD、移植
テーマ
ここまで行ける重症心不全のノンデバイス治療
日程
11月4日 15:20~16:20 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
心臓移植と植込み型左室補助装置は重症心不全治療の第一選択であるが、適応制限やコスト、合併症など問題も多い。一方で、より軽度の心不全に対して外科的に介入することでその進行を予防することが期待されている。本セッションでは、左室形成術、再生医療、機能的僧帽弁閉鎖不全症に対する外科治療等の非デバイス治療に焦点を当て、その最新の知見と将来の展望について議論していただく。
シンポジウム
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  • 指定
分野
先天性
テーマ
小児の弁膜症手術
日程
11月2日 9:40~11:10 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
小児の弁膜症手術は、疾患や形態の多様性、弁の大きさや患児の成長など様々な問題を有しており、困難な領域のひとつである。本領域の外科治療に関して各施設の最新の経験を持ち寄り討論を深めたい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
先天性
テーマ
中心肺動脈の形成
日程
11月2日 13:50~14:50 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
先天性心疾患の外科治療において、中心肺動脈の低形成、縮窄や離断など、治療困難な症例にしばしば遭遇する。良好な形態の中心肺動脈を作成する為、様々な形成手技が報告されてきた。近年では動脈管ステントが留置されている症例への対応も必要となり、益々困難な症例への対応が迫られてきた。本領域に関して各施設の経験を持ち寄り、討論を深めたい。
シンポジウム
  • 指定
分野
先天性
テーマ
Customizing care for congenital heart disease
日程
11月4日 8:00~9:30 第9会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間C
概要
先天性心疾患では、診断名は同じでも病態は様々であり、ステレオタイプの治療戦略は通用しない。本シンポジウムではいくつかの代表的な疾患を取り上げ、それぞれの疾患に対するcustomizing careの考え方について討論を行いたい。発表者には自験例及び現状の総説を加えた発表をお願いし、現状の確認とアップデートをしたい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
先天性
テーマ
盲端心室の処理法
日程
11月4日 15:20~16:20 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
概要
時としてFontan術後に、PA-IVS、HLHS、重症Ebsteinなどでは盲端心室に「足を掬われる」ことがある。これまでこのような低形成で盲端となった心室に焦点をあてて議論されたことはなく、各施設の血栓形成例,心室流出路狭窄合併などの経験症例を持ち寄って情報共有と対応の検討を行いたい。
シンポジウム
  • 指定
分野
虚血性
テーマ
和のCABG:Evidence発信へ向けたJapan originalの再考
日程
11月2日 13:50~15:50 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
本邦では2000年代初頭よりOPCABが隆盛となり、欧米とは違う方向性でCABGが発展してきた。しかし、その日本独特のCABG文化における超長期成績を解析した論文は少ない。その一つの原因として、本邦においては施設分散化の影響で教授や部長の交代のスパンが速いため、長期成績を論じづらいことがあげられる。本セッションでは術者・部長・教授の変遷に関わらない、そしてOPCAB/ONCABのすべてを包括した20年の超長期成績をご提示いただき、ランドマークとしての日本のCABGの現在地を確認するとともに今後のあるべき発展の方向について議論したい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
虚血性
テーマ
低心機能に対するCABGの挑戦 これまでのスタンダード、そして新たなスタンダートの構築へ
日程
11月4日 9:45~11:15 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
冠動脈バイパス術は、これまでに、「死亡を防ぐ」、「心筋梗塞を防ぐ」、「再血行再建を防ぐ」などの点で、カテーテル治療を凌ぐ効果があることが認められてきた。このワークショップでは、一歩進んだテーマとして、「低心機能に対する単独冠動脈バイパス術の効果」を検証して議論を深めたい。低心機能に対してはこれまではIABPサポート、ECMOを含めたon pump beating CABG、conventional CABGが行われてきたが、最近ではImpellaという新たなモダリティが加わった。このように低心機能に対するアプローチは多様化している中で、冠動脈バイパス術の安全性と心機能改善の有効性を明らかにすることは、カテーテル治療に対する優位性のひとつとして期待される。左室駆出率30%をカットオフ値として、実際に心機能は改善しているのか、どのような血行再建が安全で効果的か、遠隔期の心不全を防げるか、改善効果が最大限発揮される背景や手術のタイミング、など臨床の疑問への回答を示していただきたい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
弁膜症
テーマ
左房縫縮術―術式と効果の検証
日程
11月2日 13:50~14:50 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
大きく拡大した左房は僧帽弁形態、心房細動の不可逆性、呼吸機能等に影響を与えることが明らかにされ、左房を縮小するための追加手技が再び注目を集めている。しかし、左房縫縮術の適応、術式、およびその効果については不明な点が多い。本セッションでは各施設での左房縫縮術の成績を報告いただき、その適応と安全で効果の高い手術術式について討論したい。
パネルディスカッション
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分野
弁膜症
テーマ
再手術からみた大動脈弁形成術 初回手術の問題点
日程
11月3日 15:30~16:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
大動脈弁形成術術後の再手術症例から、初回手術時の適応や、交連位置を含む基部形態、弁輪縫縮・弁尖修復などの手術手技上の問題点などをあぶりだし、より長期の弁機能維持を可能とする大動脈弁形成術について議論を深めたい。
シンポジウム
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分野
弁膜症
テーマ
大動脈弁狭窄症―Lifetime managementを考慮した人工弁、術式の選択
日程
11月4日 9:40~11:10 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
概要
人生100年時代を迎え、大動脈弁狭窄症のマネージメントはいかにあるべきかに注目が集まっている。弁輪拡大を行い大きな弁を挿入し、将来のTAVIに備えるという戦略もその一つである。本セッションでは、種々のlifetime managementにおける手技の安全性、弁の耐久性や性能、次回TAVIの可否等を踏まえた初回手術の術式や弁種選択について議論していただきたい。
パネルディスカッション
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分野
弁膜症
テーマ
右室機能の低下した超重症三尖弁閉鎖不全症の治療について
日程
11月4日 8:00~9:30 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
概要
弁尖のtetheringを伴う高度三尖弁閉鎖不全に対しては、弁輪形成のみでは逆流再発の危険性が高いことが報告されている。弁下手技を組み合わせた三尖弁形成術や弁置換術、そしてカテーテルによる弁修復術と治療選択肢が広がる中で、予後改善の為には何が求められているのか、種々のモダリティーによる長期成績の評価、さらに右心機能回復の観点からも論じて頂きたい。
ワークショップ
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分野
研究・基礎 / 体外循環
テーマ
心臓血管手術における最新の止血戦略
日程
11月2日 15:00~16:00 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
心臓血管手術における周術期凝固障害には、凝固因子低下や血小板異常、線溶亢進など複数の因子が関与しており、止血時間短縮への様々な挑戦が続いている。近年の血液粘弾性検査を組み入れた輸血アルゴリズムや、止血デバイス使用法をはじめ、各施設における最新の止血戦略を報告頂き、より安全な手術に向け議論する場としたい。
ワークショップ
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分野
研究・基礎 / 体外循環
テーマ
MICSにおける心筋保護:安全を目指した考え方と実践
日程
11月4日 9:40~11:10 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
MICSアプローチの特殊性は、小開胸であるが故に術野視野が狭い(見えにくい)、心臓の触診が困難である(触われない)、器具の動きに制限がかかる(手が入らない・回らない)等であるが、心筋保護法は正中切開アプローチと変わらない質を担保しなければならない。検討すべき事項として、(1)順行性心筋保護液の不十分な投与、(2)再投与前や大動脈遮断解除前の不十分な脱気や水試験の際の配慮不足、(3)大動脈遮断時間延長の際の心筋温管理不良等である。安全なMICSの遂行について各演者の考え方と実践について討論したい。
シンポジウム
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分野
大動脈
テーマ
感染性大動脈疾患に対する外科治療
日程
11月2日 13:50~15:50 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
感染性大動脈疾患には、一次性の感染性大動脈瘤、人工血管置換・ステントグラフト内挿後の二次性感染があり、なかには大動脈気管支瘻や大動脈食道瘻を合併する症例も存在する。これらの治療成績には改善の余地があり、各施設の経験をもとに、術式の工夫、手術のタイミング、抗菌薬の使用法などを含めた治療戦略に関して議論を深め、治療成績の向上の一助として頂きたい。
パネルディスカッション
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  • 指定
分野
大動脈
テーマ
遺伝性大動脈疾患の総合的治療戦略
日程
11月4日 9:40~11:10 第9会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間C
概要
遺伝性大動脈疾患は、血管の脆弱性、大動脈病変の広範性、心臓弁膜症等の合併、若年性(長期フォローアップの必要性)などの特徴を有し、動脈硬化を主因とする通常の大動脈疾患とは異なる治療戦略で臨む必要がある。そこで、各施設における治療経験をもとに遺伝性大動脈疾患に対する総合的治療戦略を示して頂きたい。
ワークショップ
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分野
MICS-Valve-Robot
テーマ
ロボット手術の真の主役 -patient-site-surgeonの役割-
日程
11月2日 8:00~9:30 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
ロボット支援下心臓手術はチームワークであり、Patient-site-surgeonはその中心である。しかしながら今までPatient-site-surgeonの重要性やどのような役割を担うのが適切かに関しての議論は十分になされていない。各施設でのPatient-site-surgeonの役割、チームワークを行う上での工夫や問題点、そして今後の展望に関して議論する。
パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
MICS-Valve-Robot
テーマ
MICS-valve/Robotの適応と限界
日程
11月4日 8:00~9:30 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
このパネルディスカッションは、MICSおよびロボット心臓弁膜症手術の適応と限界について探究することを目的としています。Redo症例や低心機能症例、低肺機能症例など一般的にMICSやロボット手術がチャレンジングとされているシナリオ別に、エキスパートの臨床経験とエビデンスに基づいて、適切な患者選択、手術技術、およびアウトカムについて議論します。特定のシナリオ(上記以外には狭小胸郭やAR症例、高度動脈硬化症例など)にフォーカスした演題を募集します。

呼吸器分野

パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
移植
テーマ
肺移植周術期管理の標準化は可能か?
日程
11月2日 8:00~9:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
本邦における肺移植件数も順調に伸びており、周術期成績も安定してきた。移植患者の管理について施設ごとに鋭意工夫されてきたが、日本の肺移植を今後も発展させていくには標準化も必要であろうし、今後共同研究などでエビデンスを創成していくには基本となる管理法は標準化しておくことが望まれる。各施設の管理法で共用できる内容について、紹介していただき標準化が可能かどうか議論していただく。
ワークショップ
  • 指定
分野
移植
テーマ
小児胸部臓器移植の現状と展望
日程
11月2日 15:00~16:00 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
日本では従来小児の臓器提供は少なかったが、最近増加の気配を見せている。本邦における小児胸部臓器移植の現状と展望について、各施設の現状をご発表いただきたい。
ビデオワークショップ
  • 公募
  • 指定
分野
腫瘍
テーマ
隣接臓器浸潤肺がんの手術
日程
11月2日 9:40~11:10 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
隣接臓器に浸潤した肺癌に対する手術は、合併切除する隣接臓器によっては侵襲の大きな治療法であるが、完全切除できれば根治も期待できる有望な治療法でもある。しかし近年、ICIや分子標的薬などを用いた薬物療法や、3D放射線治療など外科手術以外の治療も進歩しつつある。このセッションでは手術テクニックのみならず、術後合併症や長期予後についても各施設のデータを示しながら、手術適応も含めた手技の妥当性を討論していただきたい。
ワークショップ
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  • 指定
分野
腫瘍
テーマ
ICI併用術前補助療法 -適応とピットフォール-
日程
11月2日 13:50~14:50 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
ICIによる術前補助療法はその良好な臨床試験結果により、リアルワールドでの症例増加と予後改善が予想される。 一方で、有用なバイオマーカーは明らかになっておらず、iRAEや病勢進行により手術不能になるケースも一定数存在する。 また、術前治療に伴う高度癒着の問題、これまでとは異なる頻度やタイミングでの合併症の出現なども危惧される。
本セッションではICIによる術前補助療法の適応や手術、周術期管理、術後経過観察における注意点等について論じて頂きたい。
パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
腫瘍
テーマ
小型肺がんに対する区域切除・楔状切除の功罪
日程
11月3日 8:00~9:30 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
概要
JCOG0802/WJOG4607L、JCOG1211、CALGB140508など近年報告された国内外の前向き臨床試験の結果では小型肺がんに対して全て縮小手術の有用性が証明されており,新たな縮小手術の時代へ確実に移行している。その縮小手術には、がんの手術として全く異なる区域切除と楔状切除があり、それぞれには長所短所が存在する。このセッションでは、それらを議論して実地医療に役立てたいと考えている。
シンポジウム
  • 公募
  • 指定
分野
腫瘍
テーマ
手術術式の変遷(開胸・拡大手術から低侵襲性手術の時代)
サブテーマ
  • VATS(uniport)など
  • Extended surgeryなど
日程
11月4日 14:15~16:15 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
呼吸器外科における開胸/拡大手術から低侵襲手術への進歩は著しい。本セッションでは、開胸/拡大手術から低侵襲性手術の現状についてそれぞれのアプローチの立場で論じて頂きたい。
ディベート
  • 公募
  • 指定
分野
腫瘍
テーマ
充実性小型肺癌に対しても積極的縮小手術を施行すべきか
サブテーマ
  • Pro
  • Con
日程
11月3日 15:30~16:30 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
JCOGおよびCALGB等により、2cm以下の小型肺癌に対する積極的縮小手術が葉切除と同等の術後成績を示すことが示され、標準術式となる可能性がある。しかし充実性の肺癌では腫瘍径が小さくてもリンパ節転移を来す症例があることは呼吸器外科医の常識であり、スキップ転移を含め術中には判断できない場合も少なくない。また、局所再発の増加も危惧される。臨床試験の結果をもって、充実性小型肺癌に積極的縮小手術を行うべきか論じて頂きたい。
パネルディスカッション
  • 公募
  • 指定
分野
縦隔
テーマ
胸腺上皮性腫瘍:再発治療、周術期治療、新規治療
日程
11月2日 15:00~16:00 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
これまで胸腺上皮性腫瘍に対する化学療法の選択肢や効果は限局的であったが、胸腺癌にレンバチニブが承認され、ICIの臨床試験結果も報告されてきている。胸腺上皮性腫瘍に対する新規治療の経験や、治療後サルベージ手術の経験についてご報告いただきたい。また、進行症例の周術期治療、再発時の外科切除や集学的治療の一環としての切除のタイミングなどについても議論いただきたい。
ワークショップ
  • 公募
  • 指定
分野
縦隔
テーマ
頸・胸部境界領域に発生した縦隔腫瘍に対する手術の工夫(含 胸腔鏡・ロボット支援手術)
サブテーマ
  • 胸腔鏡を用いた境界領域手術
  • 胸腔鏡/ロボット支援の境界領域手術
日程
11月3日 15:30~16:30 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
頸部から上部縦隔に発生する縦隔腫瘍に対する手術は、胸骨正中切開や頸部切開、TMAで行われることが多い。胸腔鏡やロボット支援下手術を組み入れ、低侵襲化に取り組まれている施設もある。甲状腺腫瘍など頚部腫瘍とも重複し、他領域の外科でも実践されている手術である。また解剖学的に複雑な領域でことから、知識と経験が重要とされるも、これらの手術に遭遇できる機会は限られる。根治性と共に安全性や術後の機能障害にも細心の注意が必要となることは言うまでもない。頸胸部境界領域に発生した縦隔腫瘍手術の豊富な経験を持つ施設での、アプローチ、操作の工夫、ピットフォールなどの経験に基づくノウハウを手術動画と共に共有したい。
ビデオワークショップ
  • 公募
  • 指定
分野
縦隔
テーマ
巨大縦隔腫瘍に対する治療戦略
日程
11月4日 8:40~9:40 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
巨大縦隔腫瘍に対する治療として外科切除の役割は大きい。隣接臓器の合併切除を要する場合も多く、手術アプローチや術式などは症例ごとに治療計画を慎重に立案する必要がある。さらに、巨大縦隔腫瘍に対する手術に際しては全身麻酔や手術操作によって呼吸循環不全に陥ることがある。本セッションでは、巨大縦隔腫瘍に対する周術期対策、手術適応、アプローチ、手技などを提示していただき、治療の要点を議論したい。
ディベート
  • 公募
  • 指定
分野
胸壁_胸膜
テーマ
胸壁悪性腫瘍の外科治療
サブテーマ
  • 胸壁浸潤肺癌に対するadjuvant therapy
  • 胸壁浸潤肺癌に対する開胸手術
  • 胸壁浸潤肺癌に対する低侵襲手術
日程
11月2日 13:50~14:50 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
胸壁浸潤肺悪性腫瘍はN0症例であっても予後不良であり、手術侵襲などに伴うコンプライアンスの低さから術後補助療法による予後改善が得られにくい。そのため、術前療法として放射線化学療法、免疫療法を含む様々な集学的治療戦略が考慮されている。一方で、近年、ロボット支援下手術、単孔式手術等、様々な低侵襲アプローチが増加してきているが、これらのアプローチが胸壁浸潤癌に有用であるかは不明である。このセッションでは、胸壁浸潤肺癌に対する集学的治療戦略に関して、術前補助療法と術後補助療法のどちらを選択するか、また、術式アプローチについて、従来の開胸アプローチと低侵襲アプローチのどちらを選択するか、議論していただきたい。
シンポジウム
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分野
胸壁_胸膜
テーマ
悪性胸膜中皮腫:外科治療の pit fall と周術期合併症
日程
11月3日 8:00~9:30 第5会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀AB
概要
切除可能な悪性胸膜中皮腫に対して外科治療(EPPまたはPD)を含む集学的治療が行われる。手術経験に基づく、手術の know-how や pit fall および 周術期合併症とその対策について発表していただきたい。
ワークショップ
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分野
胸壁_胸膜
テーマ
難治性気胸
日程
11月4日 14:15~15:15 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
エアーリークは、呼吸器外科医が最も経験のある病態であるが、難治性となると、最も経験したくない病態の一つとなる。肺気腫や間質性肺炎、LAMなど、ベースの肺疾患に伴う難治性気胸から、気管支断端ろうを含む術後のエアーリーク、さらに膿胸の合併など、様々な病態があり、その対処法もさまざまである。演者の方々には、様々な経験を基に有意義な議論をしていただき、聴衆の明日の臨床に役立てば幸いである。
シンポジウム
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分野
手術手技_低侵襲_拡大_新技術
テーマ
小型肺癌に対する新規技術を用いた診断・治療へのアプローチ
日程
11月3日 8:00~9:30 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
末梢小型肺癌は増加しつつあるが、術前診断や術中の腫瘍同定、切除marginの確保にはさまざまな工夫が必要である。また小さなサイズの肺癌に対して様々な新しい診断や治療アプローチが報告されている。このセッションでは小型肺癌に対する新規技術の現状と将来について議論していただきたい。
ワークショップ
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分野
手術手技_低侵襲_拡大_新技術
テーマ
肺癌に対する低侵襲手術の適応拡大
日程
11月3日 15:30~16:30 第6会場
ホテル日航金沢 3F 孔雀C
概要
肺癌に対して低侵襲手術が導入されて30年以上が経過した。近年では単孔式手術やロボット手術などの新たな低侵襲手術が実施されている。各施設の経験と成績から低侵襲手術の適応拡大がなされていると考える。このセッションでは肺癌に対する低侵襲手術の適応拡大の現状について議論していただきたい。
パネルディスカッション
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分野
手術手技_低侵襲_拡大_新技術
テーマ
非手術療法後の肺がんに対する低侵襲手術
日程
11月4日 9:45~11:15 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
昨今の非手術療法の進歩に伴い、サルベージ手術が増加している。通常、全摘、気管支形成、肺動脈形成などを要し、さらに時として肺動脈の中枢クランプなどの対応が必要となる術式であり、このような複雑手術に対する侵襲性は高い。この領域に低侵襲アプローチがいかに適応できるかを議論いただきたい。これまでの開胸サルベージとの比較などができれば興味深い。
ワークショップ
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分野
手術手技_低侵襲_拡大_新技術
テーマ
区域切除後の局所再発に対するcompletion lobectomy
日程
11月4日 15:20~16:20 第3会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳西中
概要
区域切除後の局所再発に対する残存肺葉切除術(completion lobectomy)は、再発治療の有力な選択肢である。しかしながら、completion lobectomyは呼吸器外科医にとって最高難度で安全性の配慮が必要な手技であり、その適応については、術前に十分検討しておく必要がある。基調講演では、JCOG0802/WJOG4607Lの局所再発に関するデータを解説頂き、そもそもcompletion lobectomyを回避するための区域切除の適応を再考したい。引き続いて、経験ある施設からcompletion lobectomyにおけるpitfall、初回の区域切除の手技がcompletion lobectomyに与える影響、また、それを見越した初回手術の留意点などを議論頂きたい。
ビデオワークショップ
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分野
非腫瘍
テーマ
難渋した肺感染症の外科治療
日程
11月4日 14:15~15:15 第4会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳東
概要
呼吸器外科の歴史は肺感染症との戦いの歴史でもある。肺抗酸菌症,真菌症,肺膿瘍などの中には外科治療でしか改善が見込めない症例が存在する。これらの症例では基礎疾患や低栄養のため全身状態が悪く,胸膜や血管周囲組織へ肺病変が強固に癒着し手術は高難度となる。さらに,術中の病原体散布,気管支断端瘻,遷延する気漏による膿胸合併の頻度が高く,術中・術後の対策が患者の予後を左右する。本セッションでは,治療に難渋した肺感染症に対する外科治療症例について手術ビデオを供覧していただき,術前処置,手術の工夫,術中・術後のトラブル対策などについて議論していただきたい。
ディベート
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分野
非腫瘍
テーマ
膿胸腔のDead spaceをいかに埋めるか
日程
11月4日 15:20~16:20 第4会場
ANAクラウンプラザホテル金沢 3F 鳳東
概要
本邦において,人口の⾼齢化,免疫抑制療法を受ける患者の増加などの理由から膿胸⼿術数は漸増傾向にある。2022年には「膿胸治療ガイドライン」が作成され膿胸治療の標準化を目指した指針が示された。慢性膿胸や術後膿胸に膿胸腔閉鎖術を行うことが提案されているが,筋肉弁や大網の充填術や胸郭成形術などの様々な膿胸腔閉鎖法が存在する。本セッションでは,膿胸腔のDead spaceをいかに埋めるかについて,様々な手技,充填素材,治療のタイミング,開窓術の必要性などをディベートしていただきたい。

食道分野

シンポジウム
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※英語セッション
分野
食道
テーマ
各施設における食道癌ロボット手術の取り組みと成績
日程
11月4日 8:00~10:00 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
食道癌に対するロボット手術は多くの施設で導入されており、全国的な手術数も飛躍的に増加している。本セッションでは、それぞれの施設規模に応じたロボット手術の取り組みと工夫、教育方法、さらには治療成績についてご発表いただき、ロボット手術の有用性と問題点について議論を交わしていただきたい。
ビデオシンポジウム
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分野
食道
テーマ
上縦隔リンパ節郭清におけるMIEの工夫
日程
11月4日 9:40~11:15 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
近年、胸部食道癌に対して胸腔鏡、ロボット支援、縦隔鏡による低侵襲手術が広く行われるようになった。拡大視による微細解剖の認識に基づく精緻なリンパ節郭清は、共通の利点である。ロボットの多関節機能を用いれば、頸胸境界部の狭小なスペースにおける良好なハンドリングも期待できる。一方、経胸アプローチでは右上縦隔に比べ左上縦隔のリンパ節郭清の難易度は高い反面、縦隔アプローチでは左上縦隔に比べ、右上縦隔のリンパ節郭清の視野は不良である。また、持続神経モニタリングを導入することで、反回神経麻痺の予防あるいは軽減も可能となっている。本セッションでは、各アプローチによる左右反回神経リンパ節郭清手技を、利点と工夫とともに示していただきたい。
パネルディスカッション
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分野
食道
テーマ
Conversion surgery の適応と限界
日程
11月3日 8:00~9:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
切除不能進行食道癌には、局所浸潤切除不能T4と遠隔転移M1bが含まれている。免疫チェックポイント阻害剤や化学放射線治療など、集学的治療による腫瘍制御により手術を施行した報告が増えている。しかし、手術適応や手術のタイミングや手術後の補助療法については、一定の見解は得られていない.手術による予後改善効果が期待できるのか、各施設でのconversion surgeryの短期長期成績から適応と限界について論じていただきたい。
パネルディスカッション
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分野
食道
テーマ
胸部食道癌におけるcStage IIIA(食道癌取扱い規約第12版)の妥当性の検証
日程
11月4日 14:15~15:45 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
2022 年に食道癌取り扱い規約、第12版が発刊された。臨床病期はcStage診断精度の不確実性から細かな分類は避け、治療アルゴリズムに基づいた適切な治療選択が施設間格差なく可能になることを重点に改訂された。特に診断が難しいリンパ節転移診断に関しては、cN2-3は区別せず、cM1aも含めて同じグループとし、cT2およびcT3rに関してはcN1とcN2-3/cM1aも同じcStage IIIAに分類された。つまり、cT1N2およびcT2N2が第11版のcStage IIから第12版ではStage IIIAとなり、転移が1個でもM1aであれば占居部位に関わらず進行度はcStage IIIAと扱うこととなった。これらの変更点に関して、占居部位別のStage分類の廃止、cN2-3のグルーピング、M1aの位置づけなど治療戦略や予後的な面から各施設の臨床経験を基に検証を加えていただき、その実臨床におけるcStage IIIA分類の妥当性または問題点について議論をしていただきたい。
パネルディスカッション
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分野
食道
テーマ
食道癌術後縫合不全、胃管壊死の早期診断と治療
日程
11月4日 8:00~9:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
食道癌に対する低侵襲術式や周術期チーム管理が普及した現在においても術後の縫合不全や再建胃管壊死は一定の割合で発生し、ときに致命的となりうる合併症である。本セッションでは術後縫合不全や胃管壊死例の早期診断と治療介入について、各施設の取り組みを示していただき有益な情報共有を図りたい。
ワークショップ
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分野
食道
テーマ
周術期合併症を減らす試み
日程
11月3日 15:30~16:30 第1会場
石川県立音楽堂 2F コンサートホール
概要
胸部食道癌手術における術後合併症は、低侵襲手術時代においても今なお高頻度で発生している。これらは短期成績のみならず、QOLの低下や予後不良因子の可能性も示唆されるなど、合併症の軽減は極めて重要である。本セッションでは、術後合併症を減らすための新たな試みを提示いただき、より安全な周術期治療の確立への道しるべとしたい。
ワークショップ
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分野
食道
テーマ
Staged surgeryの現状
日程
11月3日 15:30~16:30 第2会場
石川県立音楽堂 2F 邦楽ホール
概要
食道癌に対する低侵襲手術が主流となった現在でも、年齢や基礎疾患等の術前リスク評価によっては、分割切除再建を計画する場合も少なくない。また、術中偶発症のため分割手術を選択せざるをえない状況もある。しかし、計画手術として行う場合のリスク評価と手術適応についての明確な基準はなく、多様な患者背景と術者の経験と技量に基づく症例ごとの判断に委ねられている。また、偶発症に対するトラブルシューティングとしての分割手術も多様である。こうした術前評価あるいは術中判断によるstaged surgeryの実際について、各施設の経験と工夫、および成績について発表していただきたい。
ビデオワークショップ
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分野
食道
テーマ
食道癌手術における術中副損傷への対応、開胸移行
サブテーマ
  • 供覧すべき症例
  • 肺、気道損傷
  • 大動脈損傷
  • 肺静脈損傷
  • 心臓損傷
日程
11月4日 10:10~11:15 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
術中の副損傷とその対応について、ビデオを供覧しつつ呼吸器外科医、心臓外科医からコメントをもらう。開胸移行例についての共有も行う。
ワークショップ
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分野
食道
テーマ
胸腔鏡下食道切除術における”ちょっとしたコツと工夫”
日程
11月4日 15:35~16:25 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
胸腔鏡下食道切除術は全国的に広く普及しており、各施設では独自の工夫が行われている。しかし手術時間や出血量などのアウトカムに直結しない手技については広く知られる機会が少ないという現状がある。本セッションでは、肺癒着症例へのアプローチ方法から、良好な術野展開やリンパ節郭清時の工夫、出血時の対処法など、胸腔鏡下食道切除術における様々な問題に対して、「これは知っておくと役に立つ!」というコツや工夫を広く募集し、食道外科医の皆で共有する機会としたい。
日本内視鏡外科学会との合同セミナー
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分野
食道
テーマ
内視鏡外科技術認定医取得のためのビデオセミナー
日程
11月4日 14:15~15:25 第7会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間A
概要
日本内視鏡外科学会の技術認定医制度は若手の食道外科医の目標になっている。合格者本人からビデオ解説をしていただき、合格へのポイントを共有する。
日本食道学会との合同セミナー
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分野
食道
テーマ
食道外科専門医試験突破への道
日程
11月4日 15:50~16:30 第8会場
ホテル日航金沢 4F 鶴の間B
概要
食道外科専門医試験の過去問題を振り返り、解説を加えることで若手医師のレベルアップを図る企画。