元サッカー日本代表監督・岡田武史氏にご講演いただきます。岡田氏といえば、1997年に日本代表を史上初のワールドカップ出場へ導き、2010年の南アフリカ大会ではベスト16進出を果たした、日本を代表するサッカー指導者です。その後は活動の場をさらに広げ、現在はFC今治を中心に、スポーツを通じた組織づくり、地域づくり、そして次世代の人材育成に取り組んでいます。今回お話しいただくのは、そんな岡田氏が長年向き合ってきた「チームマネージメント」です。
個性も役割も異なるメンバーを、どうすれば一つのチームにできるのか。リーダーは何を伝え、何を任せるのか。そして、正解のない状況で、チームとしてどう判断し、前に進んでいくのか。日本代表監督時代のエピソードから、FC今治での組織づくり、さらにはFC今治高校で取り組んでいる「エラー&ラン」というユニークな教育まで、幅広くお話しいただく予定です。
考えてみれば、手術室もかなりの「チーム戦」です。予定どおりにいかないことも少なくありません。そんなとき、それぞれの専門性を持つメンバーが互いを理解し、その場で考え、力を合わせて最善の答えを探していく。岡田氏のお話は、本大会のテーマ “Improvisation, Interplay & Interaction” とも重なるところが多いのではないでしょうか。
サッカー日本代表から今治へ。そして、サッカーから組織、地域、教育へ。岡田氏が考える「強いチーム」とはどんなチームなのか。私たち医療者にとっても、いつもの手術室や職場のチームを少し違った角度から見つめ直す、そんな1時間になればと思っています。ぜひご参加ください。
8月に熊本で発生した大地震の際、熊本総合病院の手術室で行われた迅速かつ組織的な対応は、皆さまの記憶にも新しいところかと思います。この貴重な経験を共有し、今後起こり得る災害への備えにつなげるため、熊本総合病院手術室の現場で実際に対応にあたられた看護師、外科医、麻酔科医をお迎えし、緊急特別企画「災害時のImprovisation, Interplay & Interaction」を開催いたします。
当日は、熊本総合病院と会場をオンラインでつなぎ、発災時に手術室で何が起こり、それぞれの職種がどのように判断し、連携して対応したのかをご講演いただきます。予期せぬ事態のなかで、いかに判断し、互いに連携し、患者の安全を守るのか―。まさに本大会のテーマである“Improvisation, Interplay & Interaction”を、実際の災害対応から考える機会にしたいと思います。
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the Japan Society for Clinical Anesthesia